オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話   作:みかづき椛

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 クリアナイト(晴奈のチーム)
        阿梨夜
   椛  諏訪子 神奈子  典
    たかね   妖夢   はたて
      にとり  龍
          千亦

      アキス 魔理沙
    フナ   アシカ   早苗   フラン
  サバミ リード エリィ  文
        ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)


 百 十五話 たかねの葉

 クリアナイトとコチヤーズの第十試合の前半、審判の得点を告げる笛の音がフィールドに響いた。

「つ……ついに均衡が破れるー!! クリアナイト先制!!」

「まだまだ1点取られただけですよ! なんとしても取り返しましょう!」

「おぉ!!」

 早苗の声かけに暗い表情だったコチヤーズの選手たちの表情が明るくなり、力強く返事した。

「おっと!? ここでクリアナイトのポジションチェンジのようです! 椛選手のところに諏訪子選手、阿梨夜選手のところに椛選手、そしてキーパーは諏訪子選手から……阿梨夜選手になるようです!」

 黒いユニフォームに身を包み、ゴール前に立った阿梨夜を刺すような目つきで魔理沙が見つめ始める。

「阿梨夜といえば不変……このまま0−1で勝つというメッセージだろうな……」

◆

 前半15分頃、コチヤーズボールでキックオフし、数秒後にアキスに向けてボールが飛んでくる。

「ディグアップ!」

 諏訪子は両手を頭上で合わせ、ドリルのように地面を潜り、地面からの突き上げでアキスを吹き飛ばす。

「うっ……やるねぇ……」

 さらに、ドリブルで進んだ諏訪子はフナを目前にしたところで両手を合わせて上に伸ばした。

「ディグスルー」

 ボールと共に地面に潜った諏訪子はフナの背後の地面から突き出し、近くにいる妖夢にパスする。

「グラディウスアーチ!」

 妖夢の付近に宙に浮く剣七本が出現、妖夢は蹴り上げたボールを剣七本と共にゴールを襲わせた。

「させるか!」

 サバミは両手に炎をまとわせて回転しながらジャンプし、赤色の炎の壁をゴール前に出現させる。

「ラ・フラム!」

 炎に包まれた剣とボールは威力を失い、サバミは着地した。その瞬間、近くを走るたかねが跳んだ。

「このはロール!」

 たかねはジャンプして体を縦に回り始めると、いくつもの緑の葉っぱにまとわりついて大玉となった。

「うげっ!」

 サバミは緑葉の大玉に轢かれる。ボールを奪ったたかねは後ろを走るにとりへパスを送る。

「インジェクション!」

 にとりは右足に機械の足を装着、かかとの穴から黄緑色のジェット噴射で回転し始めた。

 機械の足で蹴ったボールに黄緑色のエネルギーがまとう。茶髪ボサボサロングに戻したヤマメは右手を握った。

「ダイヤモンドアーム!」

 ヤマメはダイヤモンドで固めた右腕部分を伸ばして長い手に変わり、ボールをキャッチした。

「ヤマメすまん! ありがとう!」

 サバミに謝罪されたヤマメは軽く微笑む。その後、ボールを受けたアシカがアキスと魔理沙を確認する。

(守りが甘くなった……?)

 釈然としない顔のアシカはパスを送る。ボールを受けた魔理沙は高くボールを蹴り上げた。

 ボールの周辺に水色の小さな銀河が現れ、魔理沙がジャンプして右足で力強くボールに蹴りを入れる。

「流星ブレード!」

 ボールは黄色と青のグラデーションで流れ星のようにゴールを襲い始めると、阿梨夜は腕を組んだ。

「無限の壁!」

 阿梨夜の両脇に立つ諏訪子と神奈子が並ぶと、背後からいくつもの石でできた壁がいくつも出現した。

 ボールは壁に激突、威力が完全に失ってポトリと地面に落ちた。サバミはハッとした表情に変わる。

(あれは無限の壁! まずいな……イナズマブレイク誰も覚えてないし……どうする……)

 サバミは内心阿梨夜のゴールキックで試合が再開される。ボールはにとりと共に走るたかねに渡る。

「このはランデブー」

 たかねとにとりは両手を取り合って回転し始め、そのまま飛んでディフェンダー陣をとっぱしていった。

「セキュリティショット!」

 にとりの付近の空中にに黄色い鍵が四本出現し、たかねは高く上がっているボールに向けて高く跳ぶ。

 四本の鍵は飛んでボールに吸収、たかねは右足のかかとを叩きつけて黄色い弾道で放った。

 対するヤマメは右の手のひらを前に突き出し、大きな黄色い手のひらを一つ出現させる。

「ゴッドハンド……W〜!」

 ヤマメは左手を右手に重ね、黄色い手のひらをさらに大きくさせ、受けたボールの威力を殺した。

「ナイスヤマメ!」

(……せっかくお姉ちゃんがめちゃくちゃやる気出しているのにぃ……!)

 歯ぎしりしたアシカが内心そう言うと、姉からのゴールキックで飛ばされたボールを胸でトラップした。

 そして、パスを受けたフランドールははたてが迫ってきたことを確認すると、ボールを力強く踏んづけた。

「導火線」

 炎をまとったボールは地面を転がり、はたての前に来たところで爆発し、相手を吹っ飛ばした。

「見事なきゅっとしてドカーンですね」

 フランドールは背後からの声に振り返ると、ニヤけている文が近付かれ、横に並ばれる。

「今のはきゅっとしてないわ。右サイドバックの文がなんの用?」

「ちょっと連携しましょう!」

「……まぁいいわ」

 一瞬、首をかしげたフランドールは体を縦に回りながら左足のかかとでボールを蹴り上げる。

「デスドロップ」

 フランドールは右足でオーバーヘッドシュートを撃ち、ボールに赤いオーラと青い雷をまとわせる。

 すると、猛烈に走る文がボールに追いつき、右足の蹴りでボールに水色のエネルギーをまとわせた。

「マッハウィンド!」

 ボールが突風のように一直線にゴールに向けて襲い始める。対する阿梨夜は腕を組んだ。

「無限の壁!」

 両脇に立つ諏訪子と神奈子は両拳を握ると背後からいくつもの巨大な塔の形の壁がいくつもの横に出現した。

 ボールは壁にぶつかり、威力が失ってポトリと地面に落ちた。文は頭をかきむしり始める。

「う〜ん……駄目でしたねぇ……」




出てきた必殺技
諏訪子 ディグアップ
諏訪子 ディグスルー
妖夢 グラディウスアーチ
サバミ ラ・フラム
たかね このはロール
にとり インジェクション
異世界のヤマメ ダイヤモンドアーム
魔理沙 流星ブレードA
阿梨夜と諏訪子と神奈子 無限の壁
たかねとにとり このはランデブー
たかねとにとり セキュリティショット
異世界のヤマメ ゴッドハンドW
フランドール 導火線
フランドール デスドロップ
文 マッハウィンド
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