オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話   作:みかづき椛

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 クリアナイト(晴奈のチーム)
        神奈子
   椛  諏訪子 阿梨夜  典
    たかね   妖夢   はたて
      にとり  龍
          千亦

      アキス 魔理沙
    フナ   アシカ   早苗   フラン
  サバミ リード エリィ  文
        ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)


 百 十九話 練習の成果

 コチヤーズ対クリアナイト後半22分頃、ヤマメは背中から英知の王ブングオーを出現させた。

「あれは! 白蓮が自身に設定した化身だ!」

 ベンチに座るラックがそう叫ぶと、英知の王ブングオーの腕の穴から連続で色鉛筆を飛ばし始める。

「必勝〜! 我夢射乱〜!」

 ペンギン七羽は色鉛筆に撃墜され、ボールも同様に色鉛筆に連続で刺され、地面を転がっていく。

「お姉ちゃん!」

 妹のアシカに呼びかけられたヤマメは、新たに渡されたボールをゴールキックで飛ばした。

 胸でトラップした文は背中から光速のマキシムを出現させ、両手のひらから強い風圧を放った。

「オーバードライブ!!」

 文はボールとともに急加速し、低空飛行で飛び始める。龍とはたてを一気に抜き去った。

「早苗さん!」

 文からパスを送られた早苗はドリブルで攻め上がる。その直後、早苗の前に妖夢が立ちはだかる。

「そよかぜステップ!」

 早苗は緑色の風を体にまといながらそよ風が吹くように妖夢を仰向けに転ばせて抜き去る。

「早苗!!」

「キャプテン!!」

 チームメイトから熱い魂の叫びを受けた早苗はボールを高く上げた。早苗の眼光には濁りが消えていた。

(信仰されまくった今なら練習の成果を出せるはず……!!)

 早苗は両手を横に広げ、宙に浮くボールを包む円形の水色のエネルギーをキーパーから見て右回転させる。

 ジャンプした早苗は両足の甲でボールを真下に落とし、瞬時に地に足着けながら左足でボールに左回転をかけた。

「ラストリゾート!」

 風が巻き起こるボールに早苗は左足で蹴り飛ばすと、ボールに大地の破片が絡んでドラゴンの形となった。

 ボールは地面を潜りながらジグザグにゴールを襲い始め、対する神奈子は背中から猛蛇ヴァリトラを出す。

「ギガバイト……スクリュー!!」

 放たれた強烈な水流はボールに当てるも押され始める。水の勢いに勝ち続けるボールはネットへと迫る。

「頼むーー!!」

「決まってくれーー!!」

 コチヤーズメンバーと大勢の観客から期待の眼差しを向けられたボールは水流と猛蛇ヴァリトラを貫く。

 ボールはネットを揺らした。審判が得点を告げる笛の音を響かせ、フィールド全体が歓喜の声で満たされた。

「ゴーーール!! コチヤーズキャプテンの早苗選手がついに後半25分で返しましたーー!!」

「早苗ーー!!」

「うおーー!!」

 ほとんどの味方の選手に駆け寄られた早苗は髪を手でもみくちゃにされ、ストレートヘアがボサボサにされる。

「早苗にしてはものすごいパワーだったな!」

 魔理沙は満面の笑みでそう言うと、早苗は背筋を伸ばして胸を張り、不敵に笑い始める。

「ふっふっふ……信仰ですよ。幻想郷にいる多くの者が私に信仰し始めたってことなんですよ……!」

「そ……そうか……」

 低いトーンで魔理沙が返事をした時、長い笛の音がフィールド全体に響き、妖夢がベンチへと歩き始める。

「おっと、ここでクリアナイトが選手交代するようです。妖夢選手に変わって……ぬわーー!!」

 叫び声を上げたカナの視線の先には、赤いユニフォーム姿で白いキャプテンマークがある晴奈が歩いていた。

「改めまして、クリアナイトは妖夢選手に変わって晴奈選手に代わるようです!!」

 無表情の晴奈がフィールドに足を踏み入れた時、フィールド全体がブーイングの嵐に包まれた。

「コチヤーズもメンバー交代のようです! エリィ選手に変わってラック選手が入るようです」

(エリィも交代か……まぁ……体力の限界が来たのか……)

 サバミは内心そう呟くと、うなだれているエリィは両拳を握り、唇を噛みしめながら顔を上げた。

「皆さん……! あとはお願いします!」

 

 クリアナイト(晴奈のチーム)

        神奈子

   椛  諏訪子 阿梨夜  典

    たかね   晴奈   はたて

      にとり  龍

          千亦

 

      アキス 魔理沙

    フナ   アシカ   早苗   フラン

  サバミ リード ラック  文

        ヤマメ

 コチヤーズ(早苗のチーム)

 

◆

 後半26分頃、諏訪子は体の上が黄色で下が白のトカゲのような見た目のソウル――ドーマに変化した。

「諏訪子様のソウル……!?」

 ドーマはボールを口に含んで地面に潜って進み、アシカを目の前で飛び上がり、転ばせる。

 人の姿に戻った諏訪子はにとりにパスを送る。にとりは背中から赤黒いオーラを噴出させた。

 オーラは赤と黒の電子でできた禍々しい雰囲気をもつ人型の化身――プラズマシャドウOFに変化した。

「シャドウソード」

 プラズマシャドウOFの腹から赤い剣を突き出し、フナを吹き飛ばす。そしてボールを高く上げた。

 晴奈は両手を横に広げてボールに赤いオーラをまとわせ、周りに無数の黒い手を出現させてシュートを撃った。

「ブラックフィールド!」

「ウォーターフォール!」

 リードシクティスはバンザイをして地面から巨大な滝を出現させる。ボールは数秒間だけ食い止めた。

「ヤマメさん! お願いします!」

 ヤマメは背中から英知の王ブングオーを出現させ、無数の鉛筆と無数の黒い手が激突していた。

「必勝! 我夢射乱!」

 数十秒間の攻防の末、爆発音がフィールドに響き、英知の王ブングオーは破壊されて土煙が上がった。

「得点とはなりませんでしたが、ヤマメ選手の化身を破壊してしまいました……! 恐るべしパワーです!」




出てきた必殺技
異世界のヤマメ 必勝!我夢射乱
文 オーバードライブ
早苗 そよかぜステップ
早苗 ラストリゾート
神奈子 ギガバイトスクリュー
諏訪子 ドーマ・ドリラー
にとり シャドウソード
晴奈 ブラックフィールド
リードシクティス ウォーターフォール
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