オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話 作:みかづき椛
神奈子
椛 諏訪子 阿梨夜 典
たかね 晴奈 はたて
にとり 龍
千亦
アキス 魔理沙
ユニ アシカ 早苗 フラン
サバミ リード ラック 文
ヤマメ
コチヤーズ(早苗のチーム)
後半アディショナルタイム3分頃、ドリブルで攻め上がる晴奈に迫ったリードシクティスがジャンプした。
空中で後転したリードシクティスは巨大な青いイルカのような姿のソウル――ドルファヌスに変化した。
「ドルファヌス・スプラッシュ!!」
ドルファヌスは地面を水面に変え、地面を連続で跳ねて晴奈を突き飛ばし、ボールを奪った。
「さすが我らが神!!」
笑顔のサバミに褒められたリードシクティスは人型の姿へと戻り、アシカと並んで走るユニにパスを送る。
「変身したらジャンプして乗ればいいのね」
「うん! 一緒に行こう!」
ユニは走りながら白い毛並みと黒い体と赤いツノがある馬のようなソウル――ユニヴォルトに変化した。
アシカが乗り込まれたユニヴォルトはドリブルで駆け上がり、逆サイドへ向けて走り始める。
「フランドール!」
ユニは人型に戻ってボールを蹴り上げる。フランドールは炎の渦を作りながら体を横に回転し始めた。
「ファイアトルネード!」
フランドールは炎を纏った左足でボールを蹴り放った。見上げながら走るユニは跳び、頭を下にした。
「ツイン……ブースト!!」
ユニは右足のオーバーヘッドキックで蹴りを入れ、ボールに闇のオーラを加えて飛ばした。
「ギガバイト……スクリュー!」
猛蛇ヴァリトラの口から激しい水流を発射するもボールの勢いは止められず、ボールはネットに飛び込んだ。
「ゴーーール!! ツインブースト
スタジアム全体が歓声で沸き上がると、ユニは空を見上げながら右手のピースサインを高く突き上げた。
眼光鋭い早苗は見上げ、スタジアムの大きなモニターに映し出されたスコアに注目し始める。
(あと1点……あと1点取って勝てば……諏訪子様と神奈子様を助けられる……!)
◆
後半アディショナルタイム4分過ぎた頃、阿梨夜と神奈子がポジションチェンジを行っていた。
クリアナイト(晴奈のチーム)
阿梨夜
椛 諏訪子 神奈子 典
たかね 晴奈 はたて
にとり 龍
千亦
アキス 魔理沙
ユニ アシカ 早苗 フラン
サバミ リード ラック 文
ヤマメ
コチヤーズ(早苗のチーム)
ユニは背中から青と黒オーラを噴射させる。オーラはクワガタのような頭で全体的に黒い体に変化。
そして、オーラは首元から左右に伸びる白いイバラが生えている女型の化身――混沌の魔女カオスとなった。
「ミスティックソーン!」
混沌の魔女カオスは首元にある左右に伸びる白いイバラのようなものを勢いよく地面に突き刺した。
千亦は足元から出現した複数の黒いイバラによって絡まられ、捕らえられたのちに吹き飛びされる。
「よし!」
ユニはボールを奪うと、いくつもの鎖がユニの周りの空間を覆い、ユニの走るスピードが減速した。
「これは! 一人の動きを極限まで抑える必殺タクティクス……ブロック・ザ・キーマンだ!!」
「足が遅く……!」
晴奈がボールを奪おうと迫っていることに気付いたユニは歯を食いしばりながら鎖で覆う空間ごと高く跳ぶ。
(私は……友達の世界を守る、救世主になりに来たんだ!!)
ユニはフリル付きのリボンを激しくなびかせながら全身から黒いオーラを放ってボールに注入し始める。
「カオスメテオ!!」
対する阿梨夜は全身赤の鱗があり、鳥のような黒いクチバシがある四足歩行ソウル――ゴウリュウに変化した。
ゴウリュウは叫び声を上げ、振り向きながら黄色く岩のような大きな尻尾を超巨大な赤黒い球に激突させる。
「カオスメテオとゴウリュウ・スウィングが激突!! 果たして勝つのはどっちだーー!!」
巨大な黒い玉とボールが激しくぶつかり合う中、クリアナイトメンバーは晴奈と阿梨夜以外が倒れた。
「晴奈と阿梨夜以外倒れた……一人にパワーを集中させるためか……」
金髪が激しく揺れている魔理沙はそう呟いた時、フィールド全体に亀裂が入り、ゴウリュウが沈み始める。
「決まれーー!!」
ユニがそう叫んだ瞬間、巨大な黒い玉が爆破。観客席を巻き込むほど土煙がフィールド全体に広がった。
「二つの必殺技の激突で辺りが土煙で覆われています! ゴールは決まったのでしょうかーー!?」
スタジアム全体から咳き込む音が響き始めてから数十秒後、クリアナイト陣のゴールの姿が露わになった。
観客席に座る者たちとコチヤーズメンバーたちは目が見開く。ゴール内にボールがなかったからである。
「ボールが……ない……?」
観客席からさらに外側の床に、ボールが勢いよくバウンドしたその時、審判が長い笛の音を響かせた。
「ここで試合終了ーー!! 結果は3−3引き分けです!! 最後に阿梨夜選手が守りきりました!!」
「あ……ごめん!! あはは……」
謝罪しながらごまかすように笑い始めたユニは頭を下げると、コチヤーズメンバーに囲まれた。
「いや……逆なんだけどな……」
サバミは頭を掻きながら小声でそう言うと、リードシクティスはユニと無理矢理握手を交わす。
「むしろお礼を言うのはこっちの方だから! 助けに来てくれてありがとう! ユニ!」
「リードちゃん……うわーん! ごめんねーー!!」
目を潤ませるユニに抱きつかれたリードシクティスは穏やかな表情の晴奈が近付いていることに気付く。
「抱き着くのは待ってください! 晴奈の力を放出するのが先です……!」
出てきた必殺技と必殺タクティクス
リードシクティス ドルファヌス・スプラッシュ
ユニとフランドール ツインブーストF
神奈子 ギガバイトスクリュー
ユニ ミスティックソーン
クリアナイト ブロック・ザ・キーマン
ユニ カオスメテオ
阿梨夜 ゴウリュウ・スウィング