オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話   作:みかづき椛

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      尾刈斗中
         鉈
   屍  柳田   三途 不乱
   木乃伊 霊幻   八墓
      月村  武羅渡
       幽谷

      染岡  豪炎寺
  魂魄 少林寺   松野 宍戸
  風丸   壁山  影野 栗松
       円堂
        雷門中


   十六話 ゴーストロック破り

 妖夢がいる雷門中対尾刈斗中の試合後半、スコアは3−5と雷門中は逆転を許していた。

「ドラゴンクラッシュ!」

 染岡のドラゴンクラッシュがうねりを上げながらゴールを襲い始めた時、鉈がかき混ぜるように両手を動かす。

「ゆがむ空間」

 鉈の両手によって生み出された小さなブラックホールのようなものでボールの勢いが弱まった。

「またもやドラゴンクラッシュが止められた! どうする雷門イレブン!」

 体を震わせながら頭を抱え、立ち尽くすだけの妖夢はコートの外からの声援が届いていない様子だった。

「ゴーストロック」

 何度目かのゴーストロックから、幽谷のファントムシュートが雷門を襲った時、円堂が大きく息を吸った。

「ゴロゴロ……ドッカーン!!」

 円堂が大声を出したその直後、ボールに飛びつき、力強くパンチして弾き飛ばした。

「止めた……!?」

「出たーー! 熱血パンチ! 円堂の大声によってゴーストロックが破られましたー!!」

 立ち尽くしていた妖夢は振り向き、タッチラインの外を転々とするボールを見つめ始める。

(ゴロゴロドカーンでシュートを止めた……なぜ……?)

 試合再開してから数分後、眉間にしわを寄せ、プレーに集中できていない様子の妖夢はただ走っていた。

(なんで動けるように……?)

 その時、染岡はドラゴンクラッシュを上空に上げ、炎のように逆立った白い髪が特徴の豪炎寺修也が飛ぶ。

 豪炎寺の左足によるファイアトルネードでドラゴンを赤く染め、シュートの威力が増した。

「ゆがむ空間」

 連携必殺シュートのドラゴントルネードは鉈のゆがむ空間を破り、ゴールネットを揺らした。

「ゴール!! ドラゴントルネード完成!! これで1点差!! 4−5です!!」

 試合再開して数分後、硬い表情で立つ妖夢の脳内では地木流の繰り返された言葉が流れていた。

「マーレトマレ……マレトマレ……止まれ? もしかして催眠術!? ってことはお化け関係ない!?」

 ゴーストロックの仕組みは催眠術だという考えに至った妖夢はボールを受けた幽谷に迫る。

「お化け関係ないなら怖くない!」

 妖夢は素早く右足を伸ばし、幽谷からボールを奪う。妖夢は染岡の足元にドンピシャでパスを送った。

「ドラゴン……」

「トルネード!!」

 再びドラゴントルネードが鉈のゆがむ空間を破り、ゴールネットを揺らす。観客は大いに盛り上がる。

「ゴール!! 同点!! これで5−5!!」

「よし!」

 妖夢は緊張の糸がほどけたように敵陣深くドリブルで切り込みながら微笑んでいた。

(もし……ゆがむ空間も催眠術だとすれば……背を向けた後に撃つあの必殺技ならいけるかもしれない……!)

 妖夢はオーバーヘッドでボールを蹴って敵ゴールに背を向けて着地した。ボールに青黒い色のオーラをまとう。

「バイシクルソード!」

 ボールは一直線に放たれ、鉈はゆがむ空間で止めようとするも、勢いは止まらずゴールネットを揺らした。

「ゴール!! 逆転!! 雷門中逆転です!!」

 そして、審判が試合終了の笛の音を響かせる。スコアは6−5で雷門中の勝利で幕を閉じた。

「空間を斬ってやりましたよ!」

 駆け寄ったチームメイトに向けて妖夢はそう言い、鼻を高くして胸を張って自慢げに笑い始めた。




出てきた必殺技
染岡 ドラゴンクラッシュ
鉈 ゆがむ空間
幽谷 ファントムシュート
円堂 熱血パンチ
染岡と豪炎寺 ドラゴントルネード
魂魄 バイシクルソード

出てきた必殺タクティクス
ゴーストロック
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