オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話   作:みかづき椛

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 クリアナイト(黒幕子のチーム)
      黒幕子
  玉兎 玉兎 玉兎 玉兎
  玉兎 玉兎 玉兎 玉兎
     天子 衣玖
    リード  魔理沙
  シラウオ フナ  キクラゲ カサゴ
  文  妖夢  早苗 アキス
      ラック
 コチヤーズ(早苗のチーム)


  二十 話 攻撃が弱い神

 コチヤーズ対クリアナイトの第二試合中、衣玖のガニメデプロトンが決まり、スコアが0−3となって数分後、トビウオの群れと共に青いエネルギーを纏ったボールが一直線にクリアナイトのゴールを襲っていた。

「リード様のフライングフィッシュが炸裂! 今度こそコチヤーズは得点出来るのでしょうか!?」

 ゴール前に立つ黒幕子は余裕の笑みを浮かべたまま両手を広げ、軽々とボールをキャッチした。

「なんと黒幕子選手! リードシクティス選手のフライングフィッシュを必殺技なしで軽々キャッチ!」

 黒幕子は微笑み、ゴールキックでボールを上げる。ボールは前線を走る天子の元に渡る。

「リフレクトバスター!」

 天子の前方にいくつもの浮遊する岩が出現する。天子が蹴ったボールに赤いエネルギーに包まれ、浮遊する岩に次々と衝突しながら加速度を増しゴールを襲い始める。ラックは両手で受けるも弾かれてゴールを許した。

「ゴール! 0−4! 早くも4点差! コチヤーズ追いつけるのでしょうかー!?」

 妖夢は振り返り、ラックを見つめる。

「やっぱり……ラックさん必殺技を覚えてない……?」

 前半23分頃、空中に浮かぶ衣玖は空中に浮いているボールに向けた右足を大きく振り抜いた。右足から白い竜が実体化しとぐろを巻くようにボールに絡みつく。

「ドラゴンブラスター!」

 衣玖は右足でボールを強く踏みつけ、白いエネルギーが一点に集中した。ボールは一直線にコチヤーズのゴールへと突き進み始める。

「無印型――スピニングカット!」

 シュートに立ち向かった妖夢は右足に水色のエネルギーを集中させ、地面に向かって蹴りを入れ半円形の軌跡を描き、水色の壁が出現させる。しかし、白いエネルギーをまとったボールに壁は呆気なく突破される。

「ゴール! クリアナイトはもう5点目です!」

 観客席の妖精たちの多くは退屈そうな顔を浮かべて立ち上がり次々に空へと飛び去っていった。

 数分後、ボールが前線にいる荒い息遣いのリードシクティスの足元に転がる。

「私が……私が決める!」

 前線を走るリードシクティスの背後から青と黒のオーラが噴き出す。オーラは、ラムネ色の肌にヒレを生やした人型の姿を現した両肩にトゲ付きの肩パッドをつけ、右手にトライデントを握り不敵な笑みを浮かべている化身――海王ポセイドンに変化した。

「出たー! 化身! 海王ポセイドンだーー!」

「今度こそ決めてください! リードさん!」

 早苗のエールに頷いたリードシクティスは左拳に水を凝縮させ右手で左手首を掴んで高く掲げ、左手を地面に叩きつける。すると周囲の人工芝が一瞬にして水没し水面へと変わった。

「ヘヴィ……アクアランス!!」

 右足で水を纏ったボールを力強く蹴り放つ。海王ポセイドンがトライデントをゴールに向けて一直線に投げた。

「コチヤーズ! ここで一点返せるのでしょうか!?」

 黒幕子の右足による蹴りでボールは弾き飛ばされ、トライデントがボロボロに砕け散った。

「強い!! 強すぎる!! 黒幕子選手! 必殺技を使わずにゴールを守り抜いています!!」

「や……やっぱり……私には……」

 リードシクティスは膝をつき拳を強く握りしめ、ギュッと目を閉る。無表情の黒幕子はボールを大きく蹴り上げ、前線の天子へと送った。

「させませんよ!」

 早苗が飛んでくるボールをトラップすると、近くにいる天子は即座に反応し大きくジャンプして地面に勢いよく着地した。

「メガクェイク!」

 地面がひび割れてせり上がり、早苗を吹き飛ばす。

「キャプテン!」

 フナが慌てて地面に倒れた早苗の元に駆け寄る。

「私は大丈夫……! それよりボールは……!?」

 早苗は周りを見渡し、見つけたボールはタッチラインを越えていた。

「フィールドの外です……! 立てますか……!?」

「た……立てます……!」

 フナは早苗を支えながらゆっくりと立ち上がったその時、審判の笛が鳴り響き交代ボードが掲げられた。辺りがざわめき始める。

 交代ボードには赤い35と緑の100の数字が表示されていた。




出てきた必殺技
リードシクティス フライングフィッシュ
天子 リフレクトバスター
衣玖 ドラゴンブラスター
妖夢 スピニングカット(無印)
リードシクティス ヘヴィアクアランス
天子 メガクェイク
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