オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話   作:みかづき椛

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 クリアナイト(黒幕子のチーム)
         レイセン
    玉兎 玉兎 玉兎 玉兎 玉兎
    ウドンゲ ウバメ   てゐ
       清蘭  鈴瑚
       アキス 魔理沙
     シラウオ 妖夢 早苗 依姫
   サバミ リード 霊夢   萃香
         ラック
 コチヤーズ(早苗のチーム)


  三十八話 果実

 コチヤーズ対クリアナイト第三試合後半クリアナイトが5点目を決めた頃、早苗・妖夢・サバミが駆け寄る。その様子を依姫が落ち着いた様子で見つめていた。

(あのキーパー……小さいから吹き飛ばされやすい……もっと一人だけでも踏ん張れる何かを身につけないと……)

 その時、審判の長い笛が響き、赤色で20、緑色で89と表示されている交代ボードが掲げられた。

「え!? 私と交代!?」

 アキスが驚いて自身を指差すと、無表情のシラウオが近付く。

「何か良い策が思いついたはず……勝つために大人しく下がって」

「は〜い……」

 アキスが渋々フィールドを去る。一方、コチヤーズのベンチでは突然の交代指示にざわついていた。

「早く交代メンバーを伝えたら?」

 スキマから心配そうに紫が残無に話しかけると、残無は深く息を吐く。

「ならば伝えよう。紫、お主出ろ」

「……え? 私〜?」

 残無は紫の問いに深く頷く。

「う……嘘じゃないわよね……」

 数分後、リードシクティスの魔法で背番号89の濃い緑色のユニフォームを身にまとった紫がコチヤーズのメンバーに囲まれていた。

 クリアナイト(黒幕子のチーム)

         レイセン

    玉兎 玉兎 玉兎 玉兎 玉兎

    ウドンゲ ウバメ   てゐ

       清蘭  鈴瑚

 

        紫  魔理沙

     シラウオ 妖夢 早苗 依姫

   サバミ リード 霊夢   萃香

         ラック

 コチヤーズ(早苗のチーム)

 フィールドにいる霊夢は紫に憐れみの目を向ける。

「う……うわぁ……」

「ちょっと霊夢……その目は悲しいわ〜」

「だって……若いもんに紛れて自分も若者アピールしている感が……どうもきつくて……」

「ひ……酷いわ霊夢……」

「あの……総帥から何か作戦とかって……」

 リードシクティスが霊夢と紫のやり取りに口を挟む。

「そうね。真面目に総帥さんからの指示を伝えるわ」

 数分後、センターサークルに紫と魔理沙が立った。

「いいか紫、優しいタッチで私によこせよ」

「言われなくても余裕よ。誰でも出来るわ」

 紫が左足でパスを試みた瞬間、バランスを崩して倒れた。その拍子に蹴り上げた右足がボールをクリアナイト側の上空に向けて吹っ飛んだ。

「な……何やっているんですか!! あのスキマ妖怪!!」

 文は叫び、妖夢は呆れた表情の魔理沙に近付く。

「あれも作戦ですか……?」

「顔真っ赤だから本気のミスだな……」

 仰向けに倒れている紫の頬は完熟リンゴのように赤かった。

 数分後、サイドを駆け上がるウドンゲに立ちはだかったサバミはスライディングでボールを奪う。

「よし……! こっから作戦を……」

 ウドンゲの背中から青と黒のオーラが噴き出し、黒いスキンヘッド、赤と黒の縞模様の羽根、両手に三連銃口の拳銃を持つ化身――破壊神デスロスが現れる。

「破壊弾幕!」

 拳銃から光る粒がサバミの周囲で爆発した。

「くそっ……!! 今まで隠してたのか……!」

「サバミさん!!」

 リードシクティスが叫び、ウドンゲに迫る。

(パスでもシュートでも……絶対に止めてみせます……!!)

 だが、ウドンゲがデスロスをオーラにしまい、スパッツのポケットに手を突っ込み、紅い瞳でリードシクティスを睨みつけていた。

「オラオラメンチ」

 リードシクティスは地面に両手をつき、ウドンゲの素通りを許した。そしてウドンゲは低い軌道でボールを逆サイドに大きく飛ばした。その真下にいる清蘭と鈴瑚がジャンプし、前転と後転をして跳び上がる。

「エクストリーム……ラビット!」

 清蘭が鈴瑚の手首を掴み、満月の光に照らされながら鈴瑚の両足をボールに叩きつける。緑がかった白いエネルギーをまとったボールが三つに分裂し、地面を跳ね、一つになってゴールを襲う。

「エクストリームラビットがゴールを襲う!! これで試合が決めるのかー!?」

(あの威力……5点目の時のシュートより威力がでかい……!)

 ラック内心そう分析して歯を食いしばると、萃香がフラフラとラックの前に立つ。

「あ……あんたは……酔っ払い鬼……!」

「ここで私の出番だな〜」

 萃香は全身を白い霧に変え、ボールが霧に突っ込む。

「これはまさか……ディープミストだーー!!」

 霧が晴れると、威力を失ったボールが萃香の右足の裏に収まっていた。

「止めたーー!! これまでフラフラしていただけの萃香選手がここで活躍ーー!!」

(あ……あの鬼……ただ、隙だらけを演出しているだけではなかったのか……)

 口をあんぐりと開けているラックは内心静かにそう言うと、萃香がボールを右足で軽く蹴り上げる。

「あれ……飛びすぎじゃないですか……」

 妖夢は上を見ながら呟くと、霊夢がボールに向かって大ジャンプした。

「魔理沙!」

 霊夢が狙いを定め、魔理沙がいる斜め下にヘディングした。

「霊夢……!」

「今だ! リード!!」

 ラックが土下座状態のリードシクティスに向けて叫ぶと、気迫のこもった表情のリードシクティスが顔を上げて両手を伸ばし、ボールをリンゴに変える。サイドから駆け上がるサバミと並走する。

「さっき話したあれやるぞ!」

 魔理沙は頷き、リンゴを片手でキャッチして一口かじる。欠けたリンゴを真上に投げる。

「うおぉぉぉ!!」

 サバミが黒いオーラでリンゴを毒々しい紫色に変え、魔理沙とサバミが左右から同時に片足でボールに蹴りを入れる。

「スクリーム・オブ・エデン!」




出てきた必殺技
ウドンゲ 破壊弾幕
ウドンゲ オラオラメンチ
清蘭と鈴瑚 エクストリームラビット
萃香 ディープミスト
サバミと魔理沙 スクリーム・オブ・エデン
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