オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話   作:みかづき椛

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 クリアナイト(黒幕子のチーム)
        藍
   玉兎 玉兎 玉兎 玉兎
    玉兎 幽々子 ラルバ
    ルナサ メルラン リリカ

        フナ   魔理沙
  シラウオ キクラゲ 早苗 ラック
 サバミ リード  エリィ   文
        橙
 コチヤーズ(早苗のチーム)


  五十一話 味方の妨害

 コチヤーズ対クリアナイト第四試合の後半が始まって3分経過した頃、スコアは1−2とクリアナイトが勝っていた。

 ボールは前線を走るメルランに渡り、両隣にはルナサとリリカが並んで走っていた。三人でボールを連続でパスしながら高く上げ、三人同時にボールに蹴りを入れた。

「トライアングルƵ(ゼット)!」

 三人を中心とする黄色い三角形が出現、放たれたボールは軌道にいくつもの黄色いトライアングルを描きながらゴールを襲い始める。

「させません!!」

 リードシクティスはゴールを襲うボールに向かって右足を振るった。その時、近くにいるサバミが考え込むような真剣な表情を浮かべていた。

(なぜわざわざシクティスさんがいる所に撃ったんだ……?)

 サバミは内心疑問に思うと、ボールはリードシクティスの足に当たる直前に軌道を変えて逸れた。リードシクティスの蹴りが空振りになった瞬間、再びボールはゴールに向かっていった。

「ライジングスラッシュ!」

 橙は二回全身を横に回転させて右手を振り上げるも、何も出なかった。

「うっ……!!」

 橙はボールを両手で受けるも、勢いに負けてゴールネットまで押された。

「ゴール!! クリアナイトは後半開始してすぐに追加点! これで1−3です!!」

 後半5分頃、前線を走る魔理沙は気迫の表情で水色のオーラをまとったボールを蹴り上げた。

(魔理沙さん……まさか本気で……!?)

 焦りがこみ上げながらエリィは前へと走り、魔理沙が高くジャンプした瞬間に大きく息を吸った。

「止めて!!」

「エリィか……!」

 魔理沙はアレス版の流星ブレードを放つが、左に大きく逸れた。

(エリィの叫びで照準がずれたが……次は決めてみせる。必殺技以外じゃさっぱり点が取れないからな……)

 後半8分頃、メルランは前線を姉と妹を側にドリブルで走っていた。

「またトライアングルƵ(ゼット)を撃つのでしょうか!?」

 メルランはボールを高く上げて姉と妹と共に飛び、少し横に回転して三人の位置で結ぶ三角形を作った。

(違う……あれはアレス版のデスゾーンか!)

 内心サバミはそう叫ぶと、背中から青と黒のオーラを噴き出した。オーラは両手がオレンジ色の翼で、上に伸びた赤のロングヘヤでお腹がくびれている化身――飛炎の朱雀が姿を現した。

「私に任せろ! 天空の舞!!」

 飛炎の朱雀の翼から無数の羽を三人にぶつけて少し吹っ飛ばした。ボールは真下に落下し、着地したサバミがボールを大きく前へ蹴り出した。

「シラウオ! 魔理沙にパスしろ!」

 ボールを受けたシラウオはサバミの言葉に黙って頷き、数秒ドリブルした後、魔理沙にクロスをあげた。

「今度こそ決めるぜ!」

 魔理沙がそう意気込んだ瞬間、エリィは大きく息を吸った。

「流星――」

「猫が寝転んだ!」

「ブレー……ド?」

 魔理沙は流星ブレードを撃つも、再びゴールから大きくそれた。

「エリィ! また照準がずれたじゃないかー!」

 サバミは不満げな表情をエリィに向けてそう叫ぶ。

「橙がかわいそうだもん!」

「……しょうがないだろ」

 後半11分頃、前線を走るエタニティラルバはボールがとぐろを巻くように蹴り上げた。

「春雷!!」

 ジャンプした幽々子が火花をまき散らしながらボールを蹴って地面に叩きつけて雷雲が発生し、紫の雷をまとったボールがゴールを襲い始める。

「橙!! 私が耐えている間に右手に力を込めていろ!」

 ゴールの前に立ちはだかったサバミはそう叫ぶと、橙は力強く頷いた。

「分かった! やってみる!」

「信じるぞ! 橙!」

 サバミはジャンプして横回転しながら両手から炎の壁を作った。

「ラ・フラム!!」

 炎の壁にぶつかったボールが足止めをくらい、その間に橙は懸命に技を呼び起こそうと右手に力を込め始める。

「くっ……!」

 炎の壁を突破したボールはゴールを襲う。橙は全身を横に二度回って右手を振り上げた。

「ライジングスラッシュ!!」

 ボールは地面を這うように五つの黄色い斬撃が出現、そのうちの一つにボールが当たり、前に弾かれた。

「防いだー!! コチヤーズのキーパー橙選手復活です!!」

「や……やったにゃあ……」

 コチヤーズメンバーは安堵のため息を吐いた。

 後半13分頃、前線を走る魔理沙が流星ブレードを撃つためにボールを蹴り上げた。エリィが大きく息を吸った。

「布団が吹っ飛んだ!」

「またかー!」

 魔理沙は大声でツッコんで流星ブレードを撃つも、再び大きくゴールからそれた。

 後半16分頃、前線中央にいるメルランはフィールド中央の端にいるリリカにロングパス、逆サイドの中央端にリリカはルナサにパスを送り、ルナサは前線中央にいるリリカにパスを送った。地面に三人を頂点とする巨大な紫色の三角形が出現した。

「出たー!! 必殺タクティクスのバミューダウェーブ!! 三角形の中にいた者は能力ダウンします!!」

 その後、スライディングでサバミはボールを奪い、早苗にパスを送る。

「おっ……オーライ……」

 弱々しく答えた早苗は胸でトラップを試みるが、ボールは頭上を越えた。

(早苗……さっきの紫三角の影響か……?)

 魔理沙が内心そう言った時、エタニティラルバがボールを右足の裏で止めた。その時、フィールド中央に向かってボールを蹴り上げた。フィールド中央まで移動していたルナサ・メルラン・リリカが並んで横回転しながらジャンプした。ボールを中心に紫色のトライアングルが出現した。

「次は無印のデスゾーン……いや回転が違う! あれはデスゾーン2だ!!」




出てきた必殺技と必殺タクティクス
メルランとルナサとリリカ トライアングルƵ(アレス)
橙 ライジングスラッシュ
サバミ 天空の舞
幽々子とエタニティラルバ 春雷
サバミ ラ・フラム
橙 ライジングスラッシュ
クリアナイト バミューダウェーブ
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