オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話   作:みかづき椛

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 クリアナイト(黒幕子のチーム)
       チルノ
    妖精 大妖精 妖精
      妖精 妖精 妖精
  スター サニー クラピ ルナ
     アキス   橙

  シラウオ 魔理沙   早苗 フナ
サバミ  ラック  エリィ   文
       ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)


  五十九話 逃げるキーパー

 太陽の光に照らされているサッカースタジアムで行われている試合はクリアナイトが先制点を上げていた。

 先制点を決められた直後、異世界出身のキーパーヤマメは座り込んでうなだれた。

「そんなに気にするな。円堂も何もできずに今ので失点したし」

 優しく頷きながら魔理沙はヤマメを励まし、肩に優しく右手を乗せた。

「ほらね! 役に立たないでしょ?」

 ベンチに座るアシカはヤマメを指差し毒を吐く。カサゴは頭を抱えてうなだれた。

(そもそもお姉ちゃんはなぜヤマメさんをキーパーに推薦したんだろう……触手を使った必殺技ができたら頼もしいけど……うー、分からない!)

 突然ヤマメは勢いよく立ち上がり、両腕を高く上げた。

「うーー……頑張るーー!」

「急に立ってびっくりした……やれるんです?」

 文の質問でやる気に満ちた表情に変わっていたヤマメは大きく頷く。

「おっし! 頼んだぞヤマメ!」

 サバミはそう言い、期待を込めるようにヤマメの背中を軽く叩いた。

 前半3分頃、浮かない表情でアキスはドリブルをしていた。

(監督に止められているけどミキシトランスするしかないのかな……)

「アキスさん!!」

 大きな声で呼ばれたアキスは横を見ると、気迫の表情のフナがいた。

「私は火属性なので、勝てるかもしれません!」

「なるほど! じゃあお願い!」

 アキスはサイドを走るフナにボールを送った。

「私もできるってところを見せつけるんだ!」

 フナはボールを蹴り上げ、大ジャンプしてオーバーヘッドキックでボールに炎をまとわせた。

「アトミック……フレア!」

「アイス……ブロック!」

 冷気をまとったチルノの右拳に触れたボールは氷漬けにされるも一瞬で溶け、ゴールネットに飛び込んだ。

「ゴール! コチヤーズすぐさま1点を返しました!」

「おおーー!!」

「やるなー!」

 笑顔のコチヤーズメンバーが同点ゴールを決めたフナを囲んだ。遠くからフナの姉である常に冷静沈着のシラウオが軽く微笑んだ。

 前半5分頃、サニーミルクが前に軽く蹴ったボールがサーフボードのような形になり、その上にスターサファイアが乗って高く跳び上がった。

「エアライド」

 ボールに乗ったスターサファイアは縦や横に回転しながらシラウオを飛び越えた。

「スパークルウェイブ!」

 ボールに乗ったスターサファイアは小さい無数の黄色い星屑と共に飛び、一直線にゴールを飛ばした。

「なんとスターサファイア選手! エアライドからスパークルウェイブに繋げたー!」

「いたそー!」

 そう叫んだヤマメはその場から離れ、ボールは誰にも触れられることなくネットに飛び込んだ。

「ゴール! クリアナイト逆転! これで1−2! なぜかキーパー逃げましたー!」

(異世界のヤマメは大丈夫なんでしょうか……)

 困り顔の早苗は内心不安を口にした。

 前半9分頃、フナには妖精一人と大妖精にマークされていた。

(ここは私が行くしかないか……)

 ドリブルでサイドを走る魔理沙は内心そう呟くと、早苗がスピードを上げて前へと走り始めた。

「私が決めます!」

「早苗! いけるのか!?」

「はい!」

 早苗の自信満々の返事を聞いた魔理沙はパスをした。

 すると、様々な忍者の印を作っていく早苗の足元から全身薄緑色で巨大なガマガエルが出現した。

「でかいです! 急にガマガエルが出現! これはあの必殺技かー!?」

「忍法! ガマガエル!」

 体を丸めながら縦回転している早苗は右足のかかとでボールを蹴り、ボールは不規則に素早く地面を跳ねながらゴールに向かっていった。

「クリスタルバリア!」

 右拳を前に突き出したチルノは出現させた大きな氷の結晶にボールをぶつけて氷漬けにした。

 巨大なガマガエルは右手の掌を氷のバリアにぶつけた。ガマガエルの右手は凍り始める。

「頑張れー! 私のガマガエル!」

 早苗の声かけでガマガエルの押す力が強まり、氷のバリアを破壊。押し込まれたボールがゴールネットを揺らした。

「決めましたーー!! コチヤーズキャプテン! 早苗の必殺シュートで同点に戻しました!!」

「おおーー!」

 フィールドにいるコチヤーズメンバーはキャプテンの元へ駆け寄った。

「今までいい感じに繋いでいたキャプテンが点取りましたね!」

 フナの言葉で早苗は照れ笑いをした。

「いや〜! 凄いですねー!」

「自分で言ってどうする」

 微笑みながらラックは早苗にそうツッコんだ時、審判の笛の音が鳴り響いた。

「ん? なんでしょうか?」

 カナとコチヤーズはフィールドに目を向けると、ルナチャイルドが自陣のゴールに向かって歩き始めて、さらにはチルノが前に進み始めた。

 二人のユニフォームカラーが入れ替わり、ルナチャイルドの両手にキーパーグローブが着けられた。

「もしやこれは! チルノ選手とルナチャイルド選手でポジションチェンジだ!!」




出てきた必殺技
フナ アトミックフレア
チルノ アイスブロック
スターサファイアとサニーミルク エアライド
スターサファイア スパークルウェイブ
早苗 忍法ガマガエル
チルノ クリスタルバリア
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