オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話   作:みかづき椛

62 / 67
 クリアナイト(黒幕子のチーム)
       サニー
    妖精 大妖精 妖精
      妖精 妖精 妖精
  スター ルナ クラピ チルノ

     アキス   橙
  シラウオ 魔理沙   早苗 フナ
サバミ  ラック  エリィ   文
       ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)


  六十二話 次元の狭間

 コチヤーズ対クリアナイト第五試合の後半開始直後、センターサークルにルナチャイルド・クラウンピース・チルノが並んだ。

「あの三人……またあの必殺シュートが来る……?」

 シラウオはセンターサークルに向かって走り始め、ハーフタイム中でのサバミの話を思い出す。

「もし、もう一度北極グマ2号がきたから今言った技をやって欲しい! 頼んだシラウオ!」

 ルナチャイルド・クラウンピース・チルノの前に立ったシラウオは両手に赤黒いオーラを込めてゆっくり回転し始めた。

「北極グマ2号!」

「必殺クマゴロシ――縛」

 ジャンプしたシラウオは連続で足を蹴り上げ、いくつもの輪っか状の赤黒いオーラが北極グマを縛り、その隙にボールを奪い取った。

「うおー! シラウオ選手! 北極グマを封じましたー!」

 遠くでシラウオを見つめているサバミがニヤつく。 

「さすがシラウオだぜ。練習なしの一発で決めるだなんてな」

 コチヤーズ対クリアナイト第五試合の後半1分頃、ボールを両足で挟んだ早苗はバク宙して緑色のオーラをまとわせながら蹴りを入れた。

「サイドワインダー!」

 ボールは巨大な黄土色のヘビと共にくねくね軌道でゴールを襲い始めた。

「シャイニングホール!」

 サニーミルクは両手を前に向け、円形の光輝く物を出現、ボールとヘビは光輝く円形の中の空間に吸い込まれて消え、サニーミルクは両手を合わせて円形の光輝く物を消した。

「なんか急に三人で止めるより強そうな技が出ましたー!」

 早苗の本音がフィールドに響き渡った。

 後半3分頃、ボールを持つルナチャイルドは連続バク転しながら魔理沙の頭上を飛び越えようと跳んだ。

「ウルトラムーン!」

 華麗に着地したルナチャイルドは前線を走るクラウンピースにバスする。

「ヘルファイア!」

 クラウンピースは再び必殺シュートのヘルファイアを撃った。

「……くそっ!」

 ラックはヘディングでボールを受けて数秒間踏ん張るも、吹っ飛ばされた。

「真空魔!!」

 金髪ロングに変わっているエリィの前に紫色の空間の裂け目が出現し、ボールは異空間に入り込んで威力を失い、エリィの目の前にボールが戻ってきた。

「ラックさんが少し止めてくれたおかげでミキシトランスできました!」

「はい! 1点取ったら解除します! 体力が持たないので!」

「そうか! 頼むぞ!」

 後半5分頃、ボールを受けた大妖精の前にスキマの力を使って瞬間移動したエリィが現れた。

「ディメンション……カット!」

 右足に黒いオーラをまとわせたエリィは右足をスキマを通じて瞬間移動して大妖精からボールを奪った。

「次もディメンションです!」

 エリィはボールを高く上げ、ジャンプして前に蹴ったボールが空中で止まり、紫色で十字の次元の狭間が出現。エリィは滞空し続けるボールを踏みつけた。

「ディメンションストーム!!」

 ボールは紫色の風をまといながら一直線に迫り始める。

「一夜城!」

 ゴールの前に立ったルナチャイルド・クラウンピース・チルノが乗る天守閣が出現してボールに激突。しかし天守閣は崩れた。

「エリィ選手のディメンションストームの威力が一夜城で削れたぞー!」

「シャイニングホール!」

 サニーミルクは両手を前に向け、円形の光輝く物を出現。ボールは光輝く円形の空間に吸い込まれそうになったが、突き破ってゴールを揺らした。

「ゴール! これで……5−6です!!」

「よし!」

 ガッツポーズしたエリィは金髪ロングから緑髪ポニーテールに戻した。

 後半7分頃、センターサークル付近にいる魔理沙がドリブルで走っていた。

「魔理沙、後ろを見て!」

「え?」

 シラウオの言葉に反応した魔理沙が後ろを見ると、背後から両手に葉が茂る枝を持って走るルナチャイルドとスターサファイアがいた。

「スニーキングレイド!」

「なんだ!?」

 飛び込んでスターサファイアと共に魔理沙からボールを奪ったルナチャイルドは逆サイドのクラウンピースに向かって高く上げた。

 チルノが右足のかかとで叩きつけたボールを空中で氷漬けにする。

「ホワイトダブルインパクト!!」

 チルノとクラウンピースは体を横に回転しながらボールに向かって飛び、それぞれ片足ずつボールに蹴りを入れた。冷気をまとう強烈なシュートがゴールを襲い始める。

(うっ……! これは真空魔をしないと……!)

 焦りの表情で内心そう言ったエリィは全身をミキシトランスする時の黄色オーラをまとわせた瞬間、ボールはエリィの横を通過し、ゴールネットを揺らした。

「間に合わなかった……!」

「ゴール! また2点差です! コチヤーズは果たして追いつけるのでしょうか!?」

 その時、審判が長い笛の音を響かせた。黒いユニフォームに変えたクラウンピースがゴールに向かって歩き始め、赤いユニフォームに変えたサニーミルクが前に歩き始めた。




出てきた必殺技
チルノとルナチャイルドとクラウンピース 北極グマ2号
シラウオ 必殺クマゴロシ縛
早苗 サイドワインダー
サニーミルク シャイニングホール
ルナチャイルド ウルトラムーン
クラウンピース ヘルファイア
エリィ 真空魔
エリィ ディメンションカット
エリィ ディメンションストーム
ルナチャイルドとクラウンピースとチルノ 一夜城
ルナチャイルドとスターサファイア スニーキングレイド
チルノとクラウンピース ホワイトダブルインパクト
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。