オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話   作:みかづき椛

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 チーム埴輪(全員埴輪のチーム)
          のりか
     埴輪  高志  埴輪
         埴輪
   貴利名   埴輪    祐
   サスケ 明日人 鉄之助

     アキス 魔理沙
  フナ アシカ   早苗 キクラゲ 
カサゴ  ラック エリィ  こいし
          ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)


  七十三話 シーソーゲーム

 コチヤーズ対チーム埴輪との試合が始まり、後半8分が経過。スコアは3−3と互いに譲らない展開だった。

 サイドをドリブルで走るこいしは左足のかかとで蹴り上げたボールにピンク色のオーラをまとわせ、右足で蹴る。

「ラブ・アロー!」

 ボールを包んだハート型のオーラは一直線にゴールを襲い、埴輪のりかはジャンプして付近を浸水させた。

「マーメイドヴェール!」

 埴輪のりかは泳ぎながらボールを受け止め、ピンク色のオーラをまとってターンをし、ボールを上に飛ばした。

 辺りが浸水状態ではなくなり、ボールはゆっくりと落下し、埴輪のりかによって優しくキャッチされた。

「残念! でも楽しい〜!」

 必殺シュートを止められたはずのこいしは悔しがることもせずに笑い、楽しそうにしていた。

 後半11分頃、魔理沙は右足を後ろに振り上げ、水色のエネルギーをボールにまとわせて上空へ蹴り上げた。

 ボール周辺に水色の小さな銀河が現れ、魔理沙がジャンプして右足で力強く蹴りを入れる。

「流星ブレード!」

「ザ・ウォール!」

 黄色と青の配色で流れ星のようにゴールを襲い始め、埴輪高志は前方に岩の壁を出現させた。

 ボールと壁が激突するも、威力に負けて岩の壁が崩された。埴輪のりかはジャンプし、付近を浸水させる。

「マーメイドヴェール!」

 埴輪のりかは泳ぎながら受け止めたボールにピンク色のオーラをまとわせるが、押されてゴールを許した。

「ゴール!! いつも通りのパワーが凄い魔理沙選手です!」

 後半14分頃、埴輪貴利名が埴輪明日人のスパイクを下から踏みつけ、上空にあるボールに向けて飛ばす。

「メテオドロップ」

 埴輪サスケが埴輪明日人を踏みつけてジャンプし、オーバーヘッドで蹴り飛ばす。

 ボールはピンク色のエネルギーをまとってかなりの高い位置から落下していき、ゴールを襲い始めた。

「来ますよヤマメ!」

 白蓮はゴール裏から声をかけるも、ヤマメはあんぐりと口を開け、ボールをぼーっと見上げていく。

 ボールはクロスバーの上を通過しようとするところで急降下し、地面を跳ねてゴールネットを揺らした。

「ゴール!! また追いついた!! 4−4です!!」

「一気に落ちた〜」

「『一気に落ちた〜』ではありません……もっと責任感を持ってください」

「は〜い」

 魔理沙は上空にあるボールに向けてジャンプし、オーバーヘッドでボールを真下に叩きつける。

「メテオシャワー!」

 オレンジ色のエネルギーが流星群のように真下に降り注ぎ、魔理沙の下にいる埴輪に当てて倒した。

「次もまた決めてやる!」

 地面に着地した魔理沙はボールを蹴り上げようとした時、そのボールが消えて足が空振りし、尻餅をついた。

「いたた……!! ボールが消えた……!?」

 魔理沙は周りを見渡して背後を確認すると、こいしが笑顔でボールを右足の裏で押さえていた。

「なんだこいしか……!」

「魔理沙ごめんね〜」

 こいしは笑顔で謝罪の言葉を魔理沙に送ると、ボールを蹴り上げて自身を黒いオーラで身を包み込んだ。

 オーラは赤黒いバラに変化し、バラの中から出てきたこいしがオーバーヘッドでボールを蹴り飛ばす。

「フローラルデスペアー!」

 黒いオーラをまとったボールは一直線にゴールを襲い、埴輪のりかが横に跳ぶも届かず、ゴールを許した。

「ゴール! コチヤーズ逆転! こいし選手が魔理沙選手からボールを横取りして決めました! 自由です!」

「こいし……必殺シュート打つ気なら言ってくれよ……」

「言っても魔理沙は私にパスしなさそうだけどね〜!」

「……確かにな〜」

 その後、コチヤーズは2点追加、埴輪チームが1点追加し、7−5でコチヤーズの勝利に終わった。

 試合を終えたコチヤーズメンバーはフィールドで集まって話を始めていた。魔理沙はヤマメを指差す。

「異世界のヤマメは色んな必殺技を覚えたが、作りかけの埴輪チームに五失点はまずいんじゃないのか?」

「うぅ〜! 私、頑張ってるもん!」

「もんじゃないわよお姉ちゃん……クリアナイト戦では本気で頼むわよ」

「は〜い!」

 アシカの言葉に対してヤマメは緩い返事をすると、多くのコチヤーズメンバーはうなだれた。

(不安だ〜……)

 コチヤーズ対クリアナイト第五試合から1ヶ月後、クリアナイトとの第六試合が行われる朝を迎えていた。

 コチヤーズメンバーのハーフメンバーたちは神子が住む道場の入口に集まって会話をしていた。

「黒幕子が率いるチームとの試合を、見学させてもらうぞ」

 その場にいる神子はそう言うと、アシカは地面に視線を移し、息を呑む。屠自古はしかめっ面を周りに向ける。

「だらしのないプレーをしてたら怒鳴るぞ!」

「それでは皆さん! サッカースタジアムに行きましょう!」

 早苗の声かけの後、リードシクティスは両目のまぶたを閉じ、数十秒間の沈黙が流れる。

「あれ……? 異世界転移の魔法が使えなくなってます……!! これではサッカースタジアムに飛べません!!」

「え……!? なんだってぇぇ!!?」




出てきた必殺技
こいし ラブ・アロー
のりか マーメイドヴェール
魔理沙 流星ブレードA
高志 ザ・ウォール(アレス)
のりか マーメイドヴェール
貴利名と明日人とサスケ メテオドロップ
魔理沙 メテオシャワー
こいし フローラルデスペアー
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