オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話 作:みかづき椛
一輪
玉兎 響子 星 玉兎
青娥 玉兎 ぬえ
水蜜 布都
フナ 魔理沙
埴輪 キクラゲ 早苗 埴輪
カサゴ ラック エリィ ヤマメ
白蓮
コチヤーズ(早苗のチーム)
コチヤーズ対クリアナイト第六試合の前半24分頃、ボールを持つラックが突然、深海の世界に入った。
「ディープダイバー」
深海の世界を水蜜がラックに渦巻く突進して吹き飛ばしてボールを奪い、深海の世界を消す。
「シャーク・ザ・ディープ!」
コチヤーズゴールに迫る水蜜が全身に青黒いオーラをまとい、バク宙しながら右足でボールを蹴った。
水と化したサメの尾びれが地面に出現。青紫色のサメが飛び出し、ゴールを襲い始める。
「正義の鉄拳!」
白蓮は虹色の光を出す黄色い拳を激しく回転させながらサメを吹っ飛ばし、ボールが露わになる。
飛んでくるボールをフナは右足の裏で抑え、目を見開き、空中で三回ボールを蹴って加速させた。
「刹那ブースト!」
白いオーラをまとったボールは一直線にゴールを襲い始めると、星がゴール前に立ちはだかる。
「ザ・タワー!」
星の足元から茶色い塔がせり上がり、塔のてっぺんに立つ星が両手を上げて水色の雷をボールにぶつけた。
ボールは塔を破壊していくと、一輪は自身を回転させながら周囲にいくつもの黄色の輪を出現させる。
「ジャイロセービング」
ボールは回転する黄色い輪の内側を通り続け、威力が消えた。ボールを一輪が前に大きく蹴り飛ばす。
胸でトラップしたぬえは口笛を鳴らす。するとぬえ付近の地面に五羽の青い皇帝ペンギンが出現した。
「皇帝ペンギン2号……」
ぬえはボールを高く上げて五羽のペンギンがボールを追いかけるように飛んでいく。
「feat.シャーク!」
空中で水蜜と布都が青黒いオーラをまとった片足でボールを蹴り上げて地面の中に沈ませた。
五羽のペンギンが合体して巨大な青のペンギンに変化、そして地面を泳ぐサメとともにゴールを襲い始める。
「正義の鉄――」
白蓮が右拳を前に突きだそうとした瞬間、ペンギンとサメが左右に分かれて飛び始めた。
(どちらにボールが……!?)
一瞬迷った白蓮はサメに黄色い拳をぶつけて弾き飛ばした。その間、ペンギンがゴールネットに飛び込む。
「ペンギンがゴールに突っ込む! もしこのペンギンがボールを持っていたら得点ですが……」
カナはじっとゴールを見つめ始めると、ゴール内にいるペンギンが消えてボールに変わった。
「えっ……」
審判が得点を告げる笛の音を響かせる。コチヤーズメンバーは唖然とゴールを見つめ始める。
「ゴール!! ペンギンに入ってたーー!! これで同点!! 2−2です!!」
「ちょっと皆さん集まりましょう!」
早苗の呼びかけにコチヤーズメンバーが集まって話を始める。ラックはぬえを指差した。
「あのペンギンとサメが同時に襲うシュート厄介だ……片方は我のアイアンウォールで止めてやろう」
◆
前半27分頃、再びペンギンとサメがコチヤーズゴールを襲い始める。ラックは両手を横に広げた。
「アイアンウォール!」
ラックは出現させた鉄でできた壁でサメを弾き、白蓮は正義の鉄拳でペンギンを殴り飛ばした。
「よし!」
ラックは拳を握って喜んだ時、弾かれたボールを魔理沙が胸でトラップし、ボールを右足の裏で抑える。
「フリーだ!」
フナは笑顔でそう言うと、魔理沙は水色のエネルギーをボールにまとわせ、上空へ蹴り上げた。
「今度は私の番だ!」
ボール周辺に水色の小さな銀河が現れ、魔理沙がジャンプして右足で力強く蹴りを入れる。
「流星ブレード!」
黄色と青のグラデーションで流れ星のようにゴールを襲い始めたその時、響子と星と玉兎の三人がジャンプ。
三人は思い切り地面を踏みつけ、地面からかなりの高さのある茶色の塔をせり上がらせた。
「パーフェクト・タワー!!」
響子と玉兎の二人が塔から飛び降りて片足ずつボールを踏みつけた。しかしすぐさま二人は飛ばされていく。
ボールは塔を破壊してゴールに進み続けていき、一輪は右手の掌を上空に向けて掲げ、空を赤く染める。
「ディスティニー……クラウド!」
右手を握った一輪が真下に振り下ろすと、赤い竜巻がゴール前に出現、ボールを巻き込んで掌に収めた。
「ゴールならず! パーフェクト・タワーとディスティニークラウドでなんとか魔理沙選手の強烈な流星ブレードを止めましたー!」
「マークが緩くなったのは今の必殺技がいつでも出せるようにってことか……」
悔しそうに拳を握った魔理沙はそう呟いた。そして、一輪のゴールキックで試合が再開される。
◆
前半アディショナルタイム終了間際、ペンギンとシャークがコチヤーズのゴールを襲い始めていた。
「アイアンウォール!」
ラックは技名を叫んで両手を広げるも、背後に鉄の壁が出現することはなかった。
(くっ……魔力切れか……!)
「正義の鉄拳!」
白蓮は回転する黄色い拳でペンギンを弾いた後、サメに向かって横っ跳びし、左拳をぶつける。
(タイミングが遅い……!)
サメは白蓮のパンチを受けても止まらず、ゴールネットに飛び込んだ。サメは消え、ボールは現れなかった。
空中に飛ばされたペンギンがボールに変化した。そして審判による長い笛の音が鳴り響く。
「白蓮選手! なんとか二択を当てることに成功したところで前半終了です!!」
◆
ハーフタイム、コチヤーズのベンチ前では選手たちによる話し合いが行われている中、ラックが首を横に振る。
「我は反対だ。ミキシマックスしたエリィがあの必殺シュートの片方を守らせるのは」
「おい、まさかアキスたちが戻って来るまで現状維持をキープしようと思っていないだろうな。このメンバーで勝つつもりでいろ」
真剣な表情の魔理沙はそう言うと、数秒間の沈黙が訪れた。その沈黙を白蓮が破る。
「私に考えがあります。ヤマメをキーパーにしましょう」
出てきた必殺技
水蜜 ディープダイバー
水蜜 シャーク・ザ・ディープ
白蓮 正義の鉄拳
フナ 刹那ブースト
星 ザ・タワー
一輪 ジャイロセービング
ぬえと水蜜と布都 皇帝ペンギン2号feat.シャーク(アニメ)
ラック アイアンウォール
魔理沙 流星ブレードA
星と響子と玉兎 パーフェクト・タワー
一輪 ディスティニークラウド