昔昔その昔のさらに昔
あらゆる多元宇宙の始まりであり
原初の宇宙
その世界は多数の情報や物質、宇宙を内包したカオスが蠢きながら、ただただ広がっていました
ある時、ただ広かったカオスの中でも濃淡が出来だし、その濃い部分が長い時間を掛けて、まず情報が集まって行きました
集まった情報達は次第に固まって行き、やがて塊となり自我を持ち1つの思念体となりました
その自我をもった思念体に、自身近くの物質や宇宙も集まって行き、やがて肉体として制御できるようになり、1つの存在になりました
ただ1つになった存在の近くの周囲には何も無くなり、自身の中に数多くの宇宙や世界「龍界」を創り見守りながらも孤独に過ごしていました
やがてその存在は自身の外に興味を
持ち、長い時間をかけて遠くのカオスを調査し出しました
そして遂に情報や物質、宇宙が集まって居ながら自我を持たないカオス見つけ、離れることが出来ない自身の代わりの化身を創り、調査へ向かわせました
調査に向かった化身は偶然、自身と似た自我を持ったカオスの集合体の化身二柱に出会いました
出会った三柱は意気投合し、情報交換する中で同じ成り立ちであり、微差は有りながらも、三つ子と言って差し支えないほどでした
情報交換が終わった後、三柱で自我を持たないカオスを調査した結果他の誰でもなく、自我を持たない代わりに自身達に無い数多くの宇宙や世界を内包していることが分かりました
三柱の化身達は話し合い、自我を持たないカオスにある多数の世界を観察し、保護する定訳を交わしました
そして三柱で観察や保護の状況等を話し合う場所
「神界」と
神界と各三柱の間に各々が神界を通して管理出来る自我を持たないカオスのコピー
「写世」
を作ることにしました
そして作り出した神界の位置から自分達本体の位置も割り出し、自分達の呼称も決めました
神界から見て
上側のカオスは間を取り持つ事に優れた「主龍仲神」
右側のカオスは情報の処理に優れた「青龍知神」
左側のカオスは力の制御に優れた「天龍武神」
下側の自我を持たない誰も触ることができないカオスは「現世」
という世界構造ができました
三柱は写世と違い、現世に干渉は一切せずに、観測だけをしながら、各々が写世を創り、意見交換し管理し、多種多様な世界を生み出し、今も数多くの世界を観測し続けています
それが多元宇宙の原初世界の神話である
そして
これからの話はそんな三柱の一柱、天龍武神と呼ばれる存在と、その龍が管理している写世の1つの宇宙世界の出来事である
あらすじに書いた通り、作者が学生の頃、双子の片割れと妄想していた創作神話を軽く纏めた短編です。
作者と双子片割れが妄想した物語には、多少の差異は有りますが、同じような神話概念を軸に妄想しています。
いわゆるシェアワールドってやつです。
元々はお互い単独で妄想した神を作り、それに設定を盛って行った結果こんな感じの創作神話になりました。
作者が創作した神は本文中にある天龍武神で
双子の片割れの創作した神は青龍知神です
主龍仲神は後から二人で盛った神で造化三神の天之御中主神がモデルで名前はふんわりだったので今回勝手にそれらしくしました。
何故三柱が龍かと言うと田舎の祭神が龍だったから好きだった以上に理由はありません。
なんかそれらしい理由考えなきゃだめかな?
設定ふわふわの中二病妄想神話ですが一旦のまとめとして、ここに残そうと思います。