【全話挿絵】TS女神転生~合体事故?でジョブは死霊でした。憑依スキルを使った女性たちの様子が変なんです。   作:よっちゃ

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ノクターンでR18版の執筆を始めました。
元々少しエッチなエピソードが多いので、R18版の方がよりハーレムメンバーとのやり取り(意味深)を描写できていると思います。特にイラストは気合いが入っています。 ぜひノクターンでR18版もお楽しみください。


第5話 女だってかまわないでシバいちゃう女神だぜ?

 

「TS女神さまは、私の中しかダメなんです。早く私の中に入れてください!」

 

 俺は女盗賊の身体から離れ、ダメダメうるさいからミーナへと憑依し直してやる。

 あと、入れる、じゃなくて、入る、ね。これ間違えると色々まずいから。

 

 俺の恐ろしさを存分に味わったせいか、女盗賊は大人しくしていた。

 

「んんん、奥まで、入って、くる。はあはあ、もうっ! TS女神さま……これからは、ちゃんと私だけにしてくださいね? こんな、どこの馬の骨とも分からない女なんかと、一つになるなんて……」

 

「ごめんごめん、もう、わかったって。しかしだ、正直な話、やはりミーナの体(このボディ)が一番しっくり来る。やっぱり相性ってあるのかな? そこの女狐とは、居心地というか、温かさがまるで違うもん」

 

「え、そ、そんな。こ、こんな、人前で……急に……。わ、私の体が一番ですか? そんなに私の中が好きですか? もう、本当にイケナイ人なんだから……」

 

 頬を赤らめモジモジするミーナ。

 一旦それは放っておいて、俺は女盗賊を睨みつける。

 

「女よ、次は貴様のお仕置をしてやろう」

 

 女盗賊が泣き崩れた。

 

「……ああ、TS女神さま、どうかお情けを……」

 

 女盗賊が震えながら語り始めた。

 面倒だが、俺も女神の端くれとして聞いてやることにする。

 

「私だって……好きでやってるわけじゃないんです……」

「弟が……弟が病気で……」

「薬がなきゃ、生きられないんです……」

 

 ふう、つまらない話でイライラしてきたが、黙って聞いてやるか。

 

「組織が……弟に病になる毒を盛った……」

「薬だって……解毒剤だって……全部、あいつらが……」

 

 悔しさで女は床を叩いた。

 

「私に……言うことを聞かせるためだけに……弟を!」

 

 

 ……ふん、なるほど。 よくある話だ。

 

「TS女神さま……」

 

 ミーナの声がわずかに揺れる。同情しているのだろう、優しい子だ。

 

 だが──

 

「貴様の事など、憑依した時に趣味から性癖に至るまで全てスキャン済みだ」

 

 女盗賊が顔を上げる。

 

「大体の事情はわかっている……何をやってきたか、そして、何をやらされてきたのかもな。

 クソ虫共めが、こんな若い娘に……」

 

 女が縋るような、助けを求めるような目で俺を見てくる。

 

「貴様の弟は俺が必ず治してやる。女神的な力でな」

 

「……っ」

 

「しかし、それとこれとは別問題だ。ズボンを脱いでぷりんっと尻を出せ」

 

 俺はミーナとの憑依を強くする。

 

「早くしろ! 汚男は気絶しているし、おれもミーナも美少女だ。絵面的に何ら問題は無い。早くズボンを下ろせ!」

 

「は、はい……」

 

「どんな理由があろうが、悪事に手を染めちまったてめえに、女神的な制裁を与えねばならんからな」

 

 女盗賊は観念したようにズボンを脱ぎ、ぷりんっと美尻を差し出した。

 

「いやちょっと待て。ミーナの前だしズボンは履いたままにするか。ミーナがいて助かったな」

 

 ふふふ、俺もまだまだ甘ちゃんよ。

 

「安心しろ。貴様の弟も、攫われたやつらもおれが必ず何とかしてやろう。

 歯を、食いしばれ──!!

 

ワーン、

トゥー、

スリー! 

 

バシーンッ!

 

「ひっ──!!」

 

 バシーンッ!

 

 バシーンッ!

 

「女とか、そんなのは関係ねえ」

 

「この痛みを、魂に刻み込んでやる! さらに……貴様が犯したくだらねえ罪ごと、このTSな女神がシバキ倒す!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 女盗賊は、容赦のない仕置きに声を上げて泣き叫んだ。

 

 悔しさと、恐怖と、痛み。

 

 ──そして何よりも。 いくら弟のためとはいえ、自分が犯した、数々の罪に懺悔するように。

 

 女は後悔と痛みが入り混じった慟哭(どうこく)を上げ続けた。

 

 

 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

 床に転がっている汚男盗賊を簀巻(すま)きにし、部屋の隅に投げ捨てる。

 泣き疲れて眠った女盗賊に毛布をかけてやり、ミーナをベッドに寝かせ寝付くまでそばにいてやる。

 

 そして聞き出した情報を整理する。そうすることで、今後の()()()()()()()()()()、という前世の知識が告げている気がするからだ。

 

 まず夜明けと共に女盗賊の弟を助けてやろう。そしてその足で冒険者ギルドへ行き動ける者をかき集める。

 

 冒険者共に逃げ道を塞がせ、地下水路を根城にしているという盗賊共のアジトを急襲。

 攫われている者共を救い出す。

 

 そして準備が整い次第、この盗賊共を影で操る領主の館へ殴り込む。

 領主館の警備は厚いようだが、俺は作戦などを考えるのは苦手なので、正面から堂々と乗り込めばモーマンタイ。

 その際、テンプレ的に女子供が多いはずだという前世の眼鏡──すなわち俺自身の言葉に従い毛布などを準備しておく。

 

 その後の事など、またその時に考えれば良い。

 

 

 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

「ミーナ、そろそろ時間だ」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 俺はミーナの耳元で優しく声をかける。

 

「あ、おはようございますTS女神さま」

 

「おはよう、何か良い夢でも見たようだな。そんな寝顔だったぞ」

 

「ひゃ、ひゃい。もう……寝顔を見られるのは恥ずかしいんですよ。TS女神さまにだけなんですからね!」

 

 慌てたように身支度を始めるミーナ。

 

 

「朝になる、起きろ」

 

 泣き疲れて眠っている、元女盗賊の毛布を魔法でめくり、赤く腫れ上がった尻と、擦り切れた心に、

 

 TS女神が持つ必殺の神聖魔法【聖体魂浄化】をかけてやる。これで、この女が汚れているなどと誰にも吐かせない。

 

「お前の弟の病を治療しに行く。顔を洗って準備をするんだ」

 

 準備が出来たミーナに半分ほど憑依し、もう一度今日の流れを二人にも説明する。

 

 おっと、あいつを忘れていたな。

 俺は部屋の隅に、簀巻(すま)きにして放置してあった汚男の股間を、ブーツの先で蹴り上げる。

 

 

 

「3秒で支度をしろ汚ウスノロ。すぐに出かけるぞ」

 

 




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