【全話挿絵】TS女神転生~合体事故?でジョブは死霊でした。憑依スキルを使った女性たちの様子が変なんです。 作:よっちゃ
かなりエッチな内容になっていますので、ぜひお読みください。
ノクターンノベルズで
『TS女神転生』や作者名『よっちゃR18』でご検索ください。
R18版をむしろ本編としてやっていきたいと考えています。
第7話
城塞都市の地下には複雑に張り巡らされた水路がある。水を引くためのものもあれば、排水のための
そして──決まってそういう場所にはロクでもない連中が巣を作る。
「逃げ道は塞いだな?」
俺の問いに冒険者たちが一斉に頷く。
水路の出入口は全て押さえさせた。
逃げ場はないぞ盗賊共め。
「じゃあ、行くぞ。まずは人質優先だ」
ミーナの身体を借り俺は水路へと足を踏み入れた。湿った空気。ぬるりとした床。
そして──早速現れやがった。
「スライムだ!」
冒険者の一人が叫ぶより早く俺は前に出た。
「潰れろ!」
ひのきのぼうを振るいスライムの核を正確に捉え叩き潰す。
「……下等生物は叩き潰すのが一番だな」
道中出会った盗賊どもは俺とミーナの必殺コンボ、魂くすぐりの刑で無力化し、冒険者共が素早く縛り上げる。
「
「了解です! TS女神様」
後で叩きやすいように、汚尻を丸出しにさせた盗賊共を並べさせておく。
こいつらもみっちりわからせてやるつもりだが、今は人質救出を優先すべきだろう。
だが──油断した瞬間だった。
「しまっ──!」
冒険者の一人が床の罠を踏み抜いた。
カチリ、という音。
次の瞬間、壁から毒矢が射出され──こちらに向かって一直線に飛んでくる。
バリアを貼るか!
そう思った瞬間、影が割り込んだ。
「ぐっ──!」
ドスッ、という鈍い音。
汚尻で矢を受けたのは、改心した男盗賊だった。
「……へへ、何とか、間に合いましたね……」
矢には猛毒が塗られていた。
普通なら数呼吸で死ぬだろう。
「TS女神様、これで少しは……借りを返せたでしょうか……」
「汚男よ、お前の死は決して無駄にはしないぞ」
と思ったが、俺は即座に神聖魔法を放ってやる。
「 浄化 」
毒を一気に浄化する。
汚男は目を瞬かせ、ゆっくりと立ち上がった。
「……あれ? 生きてる?」
「うむ、肉壁ご苦労だった。今後もその汚体でミーナを守って死ね」
そう言って霊体の手で頭を撫でてやる。
当然すり抜けるのだが。
周囲が一瞬、静まり返り──
「ずるいぞ!」
「俺も頭撫でられたい!」
「次は俺が!」
冒険者たちが一斉に騒ぎ出した。
ふう、まったく困った男共だ。
しかし、確かに俺のような美少女に頭を撫でられて嫌な男はいまい。
俺ももう少し女という武器を利用する練習が必要かもな。
しばらく行くと物陰からまたしてもスライムが飛び出してくる。
若い戦士風の冒険者が俺を庇い、前に出て素早く始末する。
「すごいな、よくやったぞ」
少し少女っぽく、可愛らしく言ってみる。
そいつは顔を真っ赤にして走って行った。
ふむ、これはこれで面白いな。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
やがて牢のような区画に辿り着く。
中には怯えた顔の人々が十名ほど。獣人もいる。
「もう大丈夫だ、助けに来たぞ」
その言葉に安堵の声が広がった──その時。
「ふふふ、よく来ましたね」
奥から現れたのは、盗賊団のボスらしきでっぷりと太った男と手下共。
「先手必勝だ! スキル【くすぐり】」
「ぎゃははあああ」
「ひひひひひ、そこはだめええ」
「うひょひょおおー」
必殺コンボで一瞬で片をつけ、全員のズボンを脱がせ縛り上げておく。
流れるような作業。
俺はこの時、すでに勝ったものと思い込み、またしても油断してしまっていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「きゃああああ」
「っ!?」
「……ククク」
叫び声で振り向き見たものは、何本もの触手を持つスライム状の化け物と、その触手に囚われているニキの姿だった。
さっきの太った男が化け物に変身したようだ。
「裏切り者は、こうしてくれる」
不快な触手がウニウニと不気味に動き、ニキのやつを犯そうとしている。
「ちっ! 人間じゃなかったか、化け物め、スキル【くすぐり】」
「ひゃはははは。くすぐったいですね。しかしそれがどうしたと言うのです?」
「な、なに!?」
「貴女様は何か不思議な力で魂に直接干渉するようですな。しかし、私は魔法で作られた魂を持たぬ人造生物なのです」
「魂がないだと!? そんな都合のいい生物が存在するとは」
「さあ、どうします、TS女神様? そこで裏切り者ニキータの処刑を黙って見ていてください」
「TS女神さま! 私はどうなってもいいんだ、早く逃げてくれ」
「ふふふふ、ニキータよ、貴様のような穢れた女が女神に恋をしたか。笑わせる」
「私はTS女神さまのモノだ!」
「憐れな女だ。貴様のような女が! 何!?」
怪物が言葉を失う。
「……貴様から、生娘の匂いがするぞ!?」
「そうさ、私はTS女神さまに清められ、生まれ変わったのさ。体も、心もな」
「くはははは、素晴らしい、ならばこのワタシがお前の愛する女神の前で汚してやろう」
気味の悪い触手がウネウネと動き出し、ニキの衣服を脱がそうとする。
「怪人汚触手め!
「汚物は消毒する! 神聖浄化魔法」
「キュア、アブソリュート!!」
「ぎやあああああああああああ」
ニキを捉えていた気色の悪い触手が一瞬で蒸発する。
うむ、効果抜群のようだ。
「ば、バカな!? TS女神よ、貴様は魂を揺さぶる事しかできぬはず!?」
「え? いや、普通にそんな事はないけど?
確かにミーナとおれのスキルコンボは必殺級だが、お前のように魂を持たないやつには相性が悪いようだ。
「でも俺って神聖魔法も使えるじゃん?
お前のような化け物は浄化すればいいだけだからな。魂だけじゃなく脳ミソも無いのか? ねえ、バカなの? ざーこ、ざーこなの?」
俺はメスガキっぽく首を傾げ、化け物を小馬鹿にする。
「もちろん、こうやって直接殴ることもできるぞ?」
ひのきのぼうで殴りつけるとスライムの体は面白いように破裂した。
「ひいいいいい」
体の八割近くを浄化され、原型を留められないスライムの化け物は、手当たり次第に周囲のヘドロを吸収し始める。
「おのれええ、TS女神! こうなった……」
「浄化」
「ぎゃあああああああ」
「おいお前ら、地下水路中のヘドロやクソを集めて来い。この化け物に食わすぞ」
冒険者共に指示を出し、長年に渡りこびりついた汚物をひたすら集めさせる。
もちろん俺、ミーナ、ニキ、攫われた奴らには神聖魔法で匂い遮断魔法をかけてある。
「おい汚バケスライム、お前の大好物だ。さあ、好きなだけ召し上がれ」
スライムの化け物が集められた汚物を吸収し始める。
「浄化」
「遠慮するな、もっと食え」
「浄化」
「もっと集めてこい、こいつには水路を清掃してもらう」
「浄化」
「も、もう、コロ……シテ」
「こいつの上にどんどん載せろ」
「浄化」
汚物を吸い、浄化され、また吸わせる。それを何度も、何度も繰り返させた。
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「だいぶキレイになったな、お前らご苦労だった。臭えから神聖魔法で清めてやる。おれの優しさに死ぬまで感謝しろよ」
俺は美少女スマイルでそう告げると、全員に神聖清浄魔法をかけてやる。
「TS女神様。この死にかけのスライムはどうしましょうか」
「こいつには下水道の清掃という立派なお役目がある。死ぬまでな」
急に、ニキがミーナに憑依中の俺に抱きついてくる。
「……さっき、おれのニキって言った。
もう、私はTS女神さまのモノなんだから。お願いだから捨てないでおくれよ……」
尻を引っぱたいてやろうと思ったが止めた。
ニキの体が小刻みに震えていたからだ。
やはり恐ろしかったのだろう。
代わりにぎゅっと抱きしめ、頭を撫でてやる。
冒険者共がニヤニヤと俺達を見ていた。
やれやれだぜ。お前ら後でケツ叩きの刑な。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
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