異世界転生モノだと思ってるバカ   作:さぼさぼさん

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やべぇどうしようキャラが勝手に動き出してしまっているッ!!!!
これが、これがレク〇エムッ……!?
キャラのせいにしましたが、俺の見通しの甘さによるものです。この場を持ちまして、謝罪をさせて頂きませんっ!!!!


テキサスだって生きてるんだどっ!

 ああ、どうしてこんなに居てもたってもいられない気持ちに俺は駆り立てられているんだ。よく分かんねぇけど胸を占める寂寥感やらなんやらで揺らと立ち止まっている俺に、致命傷を与えてとっくに死んでるはずのジュセッペが凶暴な『殺意』を振り撒いて三本突き刺してくる。

 

 おっさん……仲間の皆が口々に言うには、あの人がサルヴァトーレらしい。頭の片隅にチラつくシルエットがおっさんの倒れた姿に似ていて、訳の分からないことに懐かしさを訴えかけてくる。

 あと……この人が俺にぶん投げたこの特大剣は、明らかにヤバい。歴史を見返しても、どんな術師だろうと複数の属性をその身体一つに収めることができた術師は一人としていねぇ。

 

 双頭の狼が鍔としてあしらわれたこの特大剣は確実にサルヴァトーレのおっさんが物質精製で創ったもので間違いない。この意匠の武器を鍛造する鍛治職人の名を聞いたこともないし、BSW製の銃器のようなブランド物の武器商人でもこんなのを店頭に並ばせていたところを見たことがない。

 

 ……ま、記憶喪失なんで穴抜けしてる記憶に似たようなもんがありゃごめんね〜〜って感じだが。だが十中八九こんなのが売られてたら誰だって最強になれるからンなわけねぇけどな。

 

 いちいち長々とまどろこっしいって?俺も理解が追いついてねぇんだよ。意味が分からねぇ……属性が4つもある特大剣を創りあげるなんざ、一体どうやってんだ?ああ……ムカつく。

 死ぬほど天才!ってやつが創りましたよって感じの業物なのに……なんで泥くせぇ努力をこうも感じる?この剣を握るたびに、なんであのおっさんが一生涯を経て得ただろう苦悩と挫折を感じる?

 

 それに、この剣がどうやれば『殺意』をぶった斬ってくれるのか、何も考えなくても理解る。そこに『逆転』と『分解』まで含めたら、俺の持つ手段は無数のパターンで構成される。負ける気がしねぇ。全能感に呑まれそうだ。

 

 極彩色の『アーツ』が、ジュセッペの『殺意』を撫ぜるだけで斬っていく。呑まれるな、俺。存在意義をもう一度思い出すために息を大きく吸い……胸に浮上した驕りを消して高みの見物に洒落込んでやがるザーロを見やる。

 

「化け物め……!ヴェネツィアのアッシュ……!!」

 

「てめぇも人間じゃねぇだろうが。死体弄んで、あまつさえサルヴァトーレのおっさんを瀕死に追い込んでて何言ってんだ」

 

 俺の『アーツ言語』は付与する対象を選ばない。何にだって効果を設定できるし、設定による効果の競合も起きない。だからこのバカでけぇ特大剣をジュセッペ目掛けて吹っ飛ばして……『アーツ言語』でテレポートすることだって、当然できる。

 

 こいつがまだジュセッペの形貌をしているのは明確に脅すためでもあるだろう。人々が暴君ジュセッペによって殺戮の限りを尽くされ、阿鼻叫喚に沈む様を拝みたいがために、取り込んだジュセッペをそのままにして操っている。

 

 『逆転』ってのは書いて文字のごとく逆さに転ずるって意味だ。言っちまえば因果の流転。黒を白に、無を有に、天を地にするこの能力は、やろうと思えば死を生に変えることもできる。但し、代償は大きいだろうけど。

 

 ザーロは侮った。俺たち人間がこの暴君をどうもできないと高を括った。実体を保ったままこいつの『殺意』と『混沌』を取り込んだのが仇になったんだ。どんな代償が後に来るのかはぶっちゃけ賭けだ。

 

 特大剣に押し潰され、唸りながらも『アーツ』を右腕に集中させている半狂乱のジュセッペの脳に『逆転』を込める。願うはザーロによる傀儡からの脱却、そしてこいつの死の因果の抹消。

 

「グゥゥゥゥ────!!!! ガァァァァッッ!!!!」

 

 呻き叫びながらも黒い靄をその全身から吐き出すジュセッペを尻目にして、物事が上手くいきそうになく不機嫌そうなバカ狼に向き直る。

 こいつの能力の全容は知れないが、もう俺にはバカみてぇな代償が控えてるんで、ここから先は実質無料(タダ)の『逆転』祭りだ。それにもし代償によって俺が即死に至ったらすぐさま蘇生できるように『アーツ言語』を用いてオートで組んでおいた。

 

「さぁて、ぬくぬくと一匹だけ日和見すんのはお終いだぜ?劇作家気取りのバカ狼よぉ……?」

 

「巫山戯おって……ッ!! お前は命が惜しくないのか!? 常人ならば立ち止まる理性の(きわ)をなぜそうも易々と踏み外すことができるッ!? お前はッ……お前はその身を滅ぼすほどの人には過ぎた力を行使しているッ……!!」

 

「────お前が、人を語るのか?

 愚弄し、嘲って、何も出来やしないと鼻で嗤っていたお前が? 獣風情が、人間の理性のなんたるかをお前が定めるなよ。

 人間の枠組みに居ないお前はせいぜい一匹の畜生らしくキャンキャンと鳴き喚いていろ」

 

 ロッサティの揺らめく『炎』が、往生際悪く逃げようとするザーロの退路をふさぐ。アズールのさざめく『水』が、赤子の癇癪のようにその牙を剥いて襲いかかるザーロの影を押し留める。

 

 フルミナの明滅する『雷』が、苛立ちを隠さないザーロの双眸を穿つ。ヴェルティの荘厳なる『癒』が身体を蝕む代償の進行を遅らせる。これらの『絆』はサルヴァトーレがかつての友たちから託され、継いだもの。そして……彼らが生きた証拠を絶やさぬよう、俺に託した魂の一振り。

 

「おっさんもきっとお前に見せただろうけど……どうだ? おっさんくらい上手く扱えてるか? これがお前の言う弱い人間たちの力の結晶だぜ」

 

「お前は……馬鹿なのか? 霞に水を垂らしても雫が乗らぬように、我に何を行使してもそれは我が身を滅ぼすに値せんのだ。

 残念だなぁ、やはりどれだけ過ぎた力を以てしても所詮はヒト! そのまま無為に攻撃し続け、なけなしの力を尽きるまで使い果たすといい!」

 

 馬鹿……ねぇ。それはどっちだろうな?確かに俺の『逆転』は複数対象に同時発動することはできない。俺の蘇生予約に使われている状態で、お前に『逆転』は付与できないな。

 まあ俺が付与しない理由はそれだけじゃないんだけどな。こいつの影のような姿を仮に『逆転』したとして、どんなモノに変化(へんげ)するか俺にも想像がつかない。リスクもある方法に頼りたくないってだけなんだよ。

 

「────なぁ、ザーロ。俺もやってみないと分からないことなんだけどな。俺の『分解』はお前のその靄のような性質を……お前の身から引き剥がすことができそうじゃないか?

 俺は確信してるんだ。まあ……今の俺なら9割くらい成功すんだろうなって。だからさっきのはデモンストレーションなんだよ。

 懇切丁寧に『こうやってお前を殺す』っていう……俺からのささやかな宣言。わかるか?俺はお前に温情を与えてるんだぜ」

 

「──ッ! よもや、貴様ァッ…………!!!!」

 

 あーあ、俺の言いたいことに気付いてピキりまくっちゃって。そーだよな、お前はいつも弱くておバカさんな人間に温情を与える側だったもんな。すげー屈辱だろ?俺らもそうだったんだぜ。今までお前に小馬鹿にされて、失意の中死んでいった数千年の弄ばれた人間たちの意趣返しだボケが。

 

 こういう時イングリッドは一つの策に固執して他の策を見失うなってよく教えてくれていた。……あ゛? イングリッドさんが……なんだって?

 確かに『分解』による攻略方法も本命の一つではあるが、こいつがイラつけばイラつくほどにこいつが見落としている最高のジョーカーが輝く。……おいっ、俺の脳内で勝手に話してんじゃねぇ!お前は……誰だ!?

 

 ああ、俺?俺は……お前だよ。護るべきものの為にお前が殺した、過去の俺さ。まあ、落ち着けって……今は目の前のことに集中するんだ。焦るのはその場において最も悪手……これもイングリッドが教えてくれたことだろ?

 

「クソがッ……! 後でお前とはハナシをつけてやる……!」

 

 イイね。お前は無意識に染み付いたその殺しのスキルを十全に扱える状態だ。それに、今やロッサティの『炎』もアズールの『水』もフルミナの『雷』も!全てが思いのまま。お前を止められるやつなんざもう五本指に収まるくらいしかいないだろう!

 

 ザーロはお前と違って驕り高ぶり未だプライドが邪魔して本気で俺らを殺そうとしていない。本当はこいつがやる気をだせばお前なんて一瞬で死ぬだろうにな。故に、こいつの攻撃は精彩を欠く。ふつーに喰らえば致命傷であるそれが、簡単に避けることのできる甘え行動になるってわけだ。ここまでヒントを出せば自ずとやることは分かるよな?

 

 うるっせぇなぁ……!言われなくても分かってんだよ俺だって!『アーツ言語』を併用して、特大剣とククリナイフに『分解』を纏わせて敢えてこいつの攻撃を受け流しまくるんだろ!?

 

 お、正解。やるじゃん俺。今のこいつの手抜きは揺らぎそうになっている自分の優位性が絶妙なバランスで保たれているからだ。()()()ってところがミソなんだよな。少しでもこちらが優位に立ち過ぎたら、変に冷静さを取り戻してガチりだしかねない。

 

 だからじわじわとバカ狼の方から墓穴を掘るように仕向ける!目に見えた窮地は与えてやらねぇ!気付けば自分から死にに行ってると理解できるくらいの根回しをするッ!そのためには、どこでザーロに触れて『分解』を付与してやろうか隙を見極めている演技をしなきゃならない……!これで良いかよ先生気取りの俺さんよぉ!!!

 

 イラつくなって……怒りで手元が狂ったら本末転倒だろ。実際、ガチで狙って『分解』が成功するならするでそれから起点にブチ殺せばいい。だから演技といってもガチではある。そのルートが一の矢だとして……じわじわ追い詰めるルートが二の矢だな。だが、これだけで終わらねぇのが俺って感じだろ?

 そろそろ『逆転』による因果の否定が終わった頃だろうさ。自我を抑え込まれ、しかも好き勝手にお人形として使われてご立腹のジュセッペがら夢から醒めてくる時間帯だよなぁ?とっておきのジョーカー、俺の温めておいた三の矢、真打のさあご登場だ!

 

 さっきまでバカみてぇに叫んでたってのにぴたりと止んで静かだったジュセッペの人差し指から、不意に放たれた赤黒い『殺意』は邪魔な障害を全て貫いていく。そんで予習だ。傍迷惑な『混沌』は不可侵を押し付けて、そのあらゆる性質を奪うんだったよな?じゃあ……『分解』なんぞ使わずともこいつがザーロに一撃かましてくれんだよなあ?ジュセッペさんよ。

 

「────アッシュ、お前の思い描く盤上で動かされるのは甚だしく不服だが……オレとしても一杯食わされたこの『狼主』にお返ししてやらないと気が済まないのでな。借りは返す。恩は返さねばならん。

 いいだろう、この瞬間(とき)だけはお前の駒として動いてやる。景気付けに……そら、望み通りの『殺意』でオレのことを忘れているザーロの間抜け面を貫いたぞ?」

 

 最っ高だよ。お前は俺も殺したくてたまらないだろうが、ザーロを捨て置いて殺しにくるほど馬鹿でもないと思っていた。お前の『混沌なる殺意』がザーロを磔にして……『分解』をぶち込める隙が生まれた。逃げようったってもう遅せぇ。

 

 ぴと……と触れるだけでも俺の手をじゅくじゅくと痛めつけるザーロのどこが身体でどこが頭なのかわかんねぇ体躯に『分解』を込める!はっ……ツヤのある黒ーい毛並み、ご対面でさぁ。おいおいそう睨むなよ、なぁ?

 

「やっとお前を俺たちと同じ土俵に立たせることができたよ、劇作家殿? 役者と一緒に座談会しようじゃねぇの。 俺さァ、語りたいこと沢山あるんだよ。嫌がらずに出てこいって!」

 

「オレも世にも珍しい体験をして地獄から蘇ってきた。是非語らせて貰いたいものだ。地獄とはどのような場所であったか……そしてザーロ。お前に操られているときの気分が如何に最悪であったかを、しかと聞いてくれ!」

 

「下らん事を宣うな! 我は飽くまでもお前たち人間を用いた暇潰しに興じているだけに過ぎん! 追い詰めた? 人間が我ら獣主と同じ土俵に立つことが叶った? 我らを殺す手筈が整った? 思い上がるなよ!!!!」

 

 流石にもうガチりそうなザーロ。ずぅーっとアーツ解析を並行して裏で行っていたが、こいつのやってることは全部『アーツ』由来のものじゃない。人間は、人間にあるアーツエネルギーを使ってでしかこういった事象を起こすことができないが、荒野の原始はマジのガチで俺たちの枠組みの『外』に位置してるんだ。また別の能力で、また別の次元でこいつは戦うことのできる正真正銘の人外なんだ。

 

 元々『分解』はラップランドの『抑制』と同じで時間経過によって緩やかに効果が薄まっていく特性を持っている。それもあるだろうが、こいつは俺の『分解』のデバフをどうにかこうにか代謝を作ろうとしてやがる。

 原理は分からねぇ。でも前もそう言いながら、とりあえずはそういうモンだって割り切って仮説を立ててたりしたろ?俺ちゃん。

 

 ちまちま俺らが攻撃したところで、こいつがデバフから立ち直る方が早い。何度も言うが、ジュセッペはこれでも馬鹿じゃねぇ。言わなくても同じ思考レベルで、同じ問題点にどう対処するべきか頭をフル回転させてるはずだ。

 

「────ジュセッペェ! お前の『混沌なる殺意』にありったけの『絆』を喰わせるぞ!!!!」

 

「ほう……面白いことを考えるな? アッシュ、お前と居るとどこまでも俺は知らぬ自分の力を知れる……くくっ!」

 

 様々な4属性を扱えるおっさんの特大剣はマジで最強。だけどこれだけじゃあ深手は負わせられても確殺までには程遠い。俺らもここいらで原点回帰しよう。『アーツ』は解釈によっては色々と融通の効く能力だ。どーやらジュセッペも気付いたようだな?お前が『殺意』に乗せた『混沌』は、奪う力の際限が無尽蔵だって。

 

 皮肉にも色んなものに手を出して足りない足りないって喚いてたお前みたいだよな?それがこうも役に立つなんてなぁ……チェリーニアも言ってたが、馬鹿と鋏は使いようってことか。んじゃ、善は急げだ。さっさとやるぞ、ぶっつけ本番の実験をよぉ!!

 

 特大剣の持つ極彩色の『アーツ』をジュセッペに振り翳し、その力をジュセッペは貪り力を蓄える。ジュセッペもその力を乗せた『殺意』をこちらにぶちかまして、わざと特大剣で受け止めさせる。威力の減衰とか出来たんだお前。全部強火で行くタイプだと思ったわ。

 

「加減は時に戦略となると知ったので……なァッ!!!!」

 

 これを何度か繰り返して、ジュセッペは『混沌なる殺意』に極彩色を得た。本来相容れるはずの無い善悪の対極にあるだろう『殺意』と『絆』がそこに共存するとかいう、奇跡体験。うーん、ちょいと感動。

 

 色とりどりに煌めくそこに、赤黒い一差しの色が加わりジュセッペの片手に収まっている。力強く握り締め……投げ槍のように構えを取ったジュセッペは、思いっ切り動けずにいるザーロ目掛けて『極彩色の殺意』をぶっ放した。

 

 眩い『絆』の奔流を運ぶ『殺意』の一閃が、ザーロを貫く……どころか消し飛ばしている。うへぇ……やば。テキサスファミリーって三世代揃って天才揃いだわ。相手したくない。とりあえずはザーロの姿は見えなくなったし……ザーロくんに俺たち人間が一勝したって誇っていいか?

 

「あいつってそういや不死なんだっけ。……また暫くしたらコンテニューしてくんのかなぁ……だりぃ」

 

「その時はまたオレとアッシュ、二人して今日という日の再現をしてやれば良いだけのことだろう。……しかし、何とも不思議な気分だ。お前にとことん扱き使われたというのに、嫌な気持ちが湧かず『殺意』を向けられん」

 

「女の子からのラブコールなら嬉しいんだが、生憎お前は二回りくらい歳が離れたむさ苦しいおっさんなんだわ。答えはおえっ! でいいか?」

 

「いいから聞け。この一夜でオレは混沌とは様々な顔があることを知った。全てを掻き乱して生み出される不調和もまた混沌だが、お前のような何かを成し遂げる人間が歩む道のりもまた混沌と呼べるのだと」

 

 …………うーん、なんかヤな予感。具体的には立てた覚えのないジュセッペ仲間フラグがビンビンと立っていそうな、そんな予感!俺の尻尾も逆立って嫌だ!嫌だ!って言ってる!

 

「オレの父サルヴァトーレのように老いて腑抜けるまでは、お前の行く末を眺めてみたくなった。お前が齎す混沌は、善行であれ悪行であれ美しい輝きを魅せてくれるだろう……」

 

 うわぁぁぁぁぁぁ!?!?どうすんだよテオドラとアダムはお前の部下だったんだぞバカがァ!!なんならアダムはお前殺したいと思ってるよ!?蘇らせた俺が悪いけどさ、いや殺すつもりだったんだって。こいつの方から死にに来ると思ってたの!バトルジャンキーだと思ってたから!!

 

「俺の一存で決めれないから……多数決で今お前を殺すかどうか、後ろの三人に訊いてきていい?」

 

「くくっ……その返答も混沌として……面白い!」

 

 あ、もうだめだ。こいつ何言っても混沌判定かまして喜ぶフェーズに入ってら。酒入ってるときクソつまらねぇギャグでも笑うときみたいな状態だこれ。シラフに戻った時怖いぞ〜〜?こいつ真顔で俺らに襲いかかる可能性あるって。その時はもう一回ぶっ殺せばいいけど。

 

 あと勝手に脳内で話しまくってたどうやらもう一人の僕(遊〇王)さん?いきなりなんにも喋らなくなるのやめてくださいね?あと小出しにして喪った記憶をじわ〜……っと滲み出させるのコスいって。さっさと全部思い出させろって。ラップランドとかチェリーニアとか、呼び捨てするくらい仲良かったんですねぇホントにねぇ!




実際のところアッシュ率いるファミリーの面々は関係性が複雑に絡まりあってる

アッシュはジュセッペにベラ・ヴェネツィアを毒殺されているし
テオドラはあんま恨みないとはいえ兄をアッシュに殺されているし
アダムはジュセッペに一族を滅ぼされているし
ジュセッペだけなんか活き活きとしてアッシュに着いていこうとしてる
ジョヴァンナは……アッシュにサルヴァトーレ味を感じてるから、父性?を求めてるかもね

 テラって趣味悪いので、『逆転』でジュセッペ召喚したアッシュに与えた代償は身体的損傷ではなく精神のぶり返し(消そうと思ってたアッシュの記憶を定期的に別人格のようにフラッシュバックさせること)です。
 最初から割と幻聴幻覚のようにアッシュくんの脳内に話しかけていた過去アッシュですが、もう少し存在感を持ったと考えてもらえれば。これは『逆転』で無茶すればするほど増大します。
 リアルに当てはめると解離症に近いかな。アークナイツでも幻聴幻覚に悩まされてるキャラ多いしね。フィリオプシスとかそうだし。記憶障害状況の解離症ってこれもうわかんねぇな。
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