誤字報告めちゃくちゃ助かってます。ありがとうございます。
自分でも気が付けばいいのですがホントにすみません。
因みに、今日の書きかけのデータが飛んで
急いで書き直しました。(ホゾン、ダイジ)
今回もよろしくお願いします。
いよいよ明日は第2次試験の日となりました。
「今日も、お疲れ様でした!明日はいよいよ2次試験です。
この合宿での1週間で合格できるだけの実力はついているはずです!」
「うん!」
「はい♡」
「そうねっ!」
最初に比べるとみなさん、目に見えて学力の向上を感じます。
これなら、次の試験で全員合格できるはず…。
「“うん!本当に皆、頑張ったね!!”」
先生も太鼓判を押していますわ。
私も今日はゆっくり休んで明日に備えなくては…。
「そうか。合格したら、みんなとはお別れか…。」
「ちょっと、アズサ!急にしんみりしないでよ!」
「なるほど♡とても楽しかったですものね。」
「ああ…。」
少し残念そうに答えるアズサさん。
そうですわね、思い出も学びも沢山ありましたもの…。
「出会いがあれば別れはある。Vanitas vanitatum et omnia vanitas.」
古代文字を読める所で予想はしていましたが…。
やはり、知っていましたかその文言を。
「アズサさん、貴女が虚しく感じるのならばそれは
この補習授業部での学びが余りにも多かったのですよ。
その文言も虚しさだけで済ましてはいけません。
『今この瞬間のささやかな日常』これを大切にする。
きっと、今までとは違って前向きになれるかと…。」
「そうだな、虚しいからと言って諦める事は無いんだ!
ありがとう、ラム。」
「わぁ、ラムさん。本物のシスターみたいでしたよ♡」
「あの、私…シスターフッド所属なんですが…」
ハナコさんは私を何だと思ってたのでしょうか…?
いや、うふふ♡ではなくて…
「ほ、ほら!私たちは同じ学園に居るんだから。ずっと会えないことは無いでしょ!
私はいつも正義実現委員会の教室にいるから。暇なときは来れば…?」
「えっと、気持ちはみなさんと同じなのですが。
とりあず試験に合格することが先決ですね!今日は早めに休んで明日に備えましょう!」
「その試験の会場は何処になるの?この合宿所?」
コハルさんからの的確な質問が飛びます。
たしかに会場についてはまだわかっていなかったはず…
「そうでした、告知が出ていても良いハズですね。えっと掲示板には。」
ヒフミさんがスマホにて掲示板を確認します
「…………え?えぇっ!?嘘ですよね!?」
1.試験範囲を、既存範囲から約3倍に拡大。
2.合格ラインを60点から90点に引き上げとする。
試験会場は『ゲヘナ自治区第15エリア77番街、廃墟の1階』とする
また、試験開始時間は深夜3時とする。
以上
「3倍だなんて何よそれ!?」
「わ、私でもまだ、90点だなんて…。
ラムちゃんしか90点台はいないのにどうしてこんな…。」
「どうなってるのよこれは!」
「昨日、急にアップされたみたいですね。試験直前にこんな…。」
「“これは…。”」
みなさん、絶句しています。
かくいう私も本調子でなければ90点台なんて…。
すこし不安ですね。
「なるほど。私たちの模擬試験の結果を、ナギサさんが何らかの形で把握している
と考えた方がよさそうですね。
露骨なやり口ですねぇ、どうしても私たちを退学にしたいのでしょう。」
「…………退学?」
「えっ、た、退学!?ちょっとどういうこと!?」
私は、ヒフミさんから秘密裏に教えてもらってはいましたが
アズサさんやコハルさんは初耳でしょうし。
恐らく、先日の夜にハナコさんは先生かヒフミさんから聞かされたとみて
間違いは無いですね。
「詳しい、話し合いもしたいところですが試験会場が…。」
「ゲヘナで試験を受けるだなんて。」
「どうして、トリニティの試験をゲヘナで受ける事になるのよ!」
私は試験会場を見て、嫌な予感がしました。
ナギサ様がどう考えているかはわかりませんが
最悪のケースだけは念頭に置いて、覚悟だけはしておきましょう。
「もし、試験会場に行かなければ未受験扱いで不合格。ですよね…。」
ハナコさんは不安そうな顔をしていますね。
「色々と話したいが出発しないと間に合わないと思う。」
退学の言葉でパニックになっているコハルさんを先生とヒフミさんが宥めると
アズサさんが時計を見ながら準備をして声をかけました。
「そうです!準備しないと。」
私たちは慌てて準備をしゲヘナに向かいます。
シスターフッド大聖堂の一室にて
「な、何なのですか!これは!!!」
ヒナタが思い切り机を叩きつけ激高しています。
無理もありません、先程の掲示板の内容を見れば…
かくいう私も腸が煮えくり返っていて怒りを抑えるのに必死です。
拳を強く握りしめてなんとか落ち着きを取り戻します。
「ヒナタ、机が壊れかけていますので、そのあたりで。」
「そうです、ヒナタさん落ち着いてください。憤りを感じてるのは
みんな同じです。こんな理不尽…許せません…。」
「うっ、でも…。これじゃ…。あんまりですよ…。ラムちゃん…。」
なんとか落ち着いたヒナタ、今度は涙をこぼしています。
マリーがすかさずハンカチを渡していました。
「恐らく、ナギサさんは補習授業部をどうにかして落第させたい…。
いえ、もしかしたら。もっと複雑な事情が…?」
しかし、このエデン条約が近い時期に何故?ゲヘナで?
まさか…!?
「ゲヘナでの試験、最悪のケースはラムを置き去りにさせるのでは?」
「そんな!?」
「まさか…。」
2人は絶句しています。
「あくまでも最悪のケースです。何事もなければ良いですが。」
今は、主に彼女たちの安全を祈る事で気持ちを落ち着けます。
祈る手は拳を握りすぎで血で塗れていました。
シスターフッドのクーデターが秒読み状態ですね。
先生に何とかしてもらうしかないんや
今回はヒナタさんの激高具合を表現すべく
特殊エフェクトをかけまくってみました。
このぐらい怒ってもいいよね?
次回もよろしくお願いします。
ラムのプロフィールについて
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先に欲しい
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完結後で大丈夫