誤字や脱字などありましたらスミマセン。
ボロボロになった上履きを鞄にしまい教室を目指します。
軽く深呼吸をしドアを開けます。
私の机に飾られた花瓶と一輪の花。黄色のカサブランカ
確かこの花言葉は…
「……なるほど。」
クスクスと教室から聞こえる嘲笑の声
「なんでまだ登校しているのかしら」「汚れた血のせいで空気が悪いわ」
小声で言っていてもよく聞こえますわよ…
ヒフミさんより早く到着出来てよかったですわ。
こんな当てつけのような行為が常習化されてるなんて知られたら
彼女は深く傷ついてしまうでしょう。
たとえ私が気にしていないと言っても…
とりあえずこの花瓶は窓側のロッカーの上に置いておきましょう。
あら、ゴミ箱に私の教科書が入ってますわ
授業中に無い事が発覚するよりはまぁ、良しですわね。
教科書が捨てられてるって状況もだいぶひどいですわね。
慣れっていうのは何とも恐ろしい。
「ラムちゃん、足が速いですよー!今日こそはペロロ様の良さを知ってもらおうと思ったのに!」
「スミマセンですが早めに忘れ物がないかの確認がしたかったのですわ。いや、私はペロロ様さんはあんまり…」
「最近、ラムちゃん忘れ物が多いですもんね~。寝不足が原因かもしれませんよ。朝起きるの凄く速いんですよね!」
「そうですわね。聖書を読んでいると時間があっという間に過ぎてしまいますわね。今日から注意しますわ。」
「部屋でも聖書読んでるなんて、本当にラムちゃんは敬虔なシスターフッドのメンバーですね!」
なんとかごまかしましたが、いじめが原因で紛失なんて口が裂けても言えません。
まぁ夜遅くまで聖書を読む事も嘘で話ありませんわね。
「でも、ラムちゃんって専用の小屋で寮生活じゃないなんて羨ましいです!私だったらペロロ様のグッズを…」
「そんなに良いものではありませんわよ。そろそろ授業ですし用意しておきましょう。」
私の寮は学園の端にあった物置を急遽改築して作られたものですわ
恐らくはかつてのティーパーティーの方に私の容姿は嫌悪の対象だったのですのね。
小屋に1人でいるのは気が楽ではありますが、セキュリティもクソもありませんもの
石が投げ込まれたり、ドア前にゴミを置かれたりと嫌がらせはありますけど
燃やされないだけましですわね。
「ヒフミさんが汚れてしまう。」「汚れた血め」
かなりの小声ですわね、ヒフミさんには聞こえないでしょうけど
耳が良い自分を恨めしく思いますわね。
授業中は流石に何も起こりませんわね。
まぁ、ゴミ箱に入れられていた教科書を私が出したときは
流石に驚いているようでしたわね。
昼食はできるだけ人に会わないようにします。
ヒフミさんに声をかけられる前に教室から出て音楽堂への通路付近で1人食事です。
「主よ、今日も食事を与えてくださり、ありがとうございます。」
食前の感謝のお祈り、これは絶対に欠かしてはいけない事ですわ。
今日のサンドイッチ上手くできました。からしマヨネーズおそるべしですわ。
「主感謝のうちにこの食事を終わります。Amen-」
食後のお祈りも済ませ教室に戻りましょう…
きっと午後の授業が始まる前までヒフミさんは私にペロロ様さんを布教してくるでしょう。
ですが忘れてはいけません、彼女もいずれ私を汚れた血と呼んでしまうかもしれないと想定しておかないと。
ティーパーティーのテーブルに置かれた資料に目を通す桐藤ナギサ
そんな中、目に留まった補習予定者の情報
「…小柳ラム、角が生えていると噂の彼女。可能性はありますね、シスターフッドにちょっかいをかけるのは不安ですが…」
紅茶を一口のみ、彼女は少し思案し決意する。
「シスターフッドから反発される可能性はありそうですが、仕方ありません、彼女にも入ってもらいましょう。」
「補習授業部に…」
今回は此処までです。
一応、なぜ補習予定になったのかは次回に書こうかと思います。
ラムのプロフィールについて
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先に欲しい
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完結後で大丈夫