完結まで頑張って書きますので
お付き合いの程よろしくお願いします。
感想のコメントもニコニコしながら読んでいます。
誤字報告もありがとうございます。
今回はだいぶ筆が乗りました。よろしくお願いします。
合宿所にもどった私たちは1週間後に控えた最後の試験に向けて
学力の向上と併せて対策を練っていました。
先生から事の次第は大体教えていただきました。
「結局、救済措置を選択しませんでしたわね…。
私は選択しても…。」
「ラムちゃん…?」
「いえ、なんでもありませんわ…。」
もう、お説教は懲り懲りですので。
ずっと正座でいるのは流石に足がしびれますし。
「ラムの事はお説教したからいいとして。
どうしてティーパーティーの偉い人に退学させられそうになってるの!?」
コハルさんの動揺は最もですわ、急に退学だなんていわれて
ショックを受けないのは私ぐらいですし。
「それに『トリニティの裏切り者』だなんて意味が解らない!
どうして私たちが疑われなきゃいけないのさ!?
きっとラムは自分が怪しいからとか言いそうだけど違うからね!!」
「あ、いや…。えっと…。お、おほほ。」
まさか、図星を突かれるとはコハルさんはエスパーですか?
「図星か、ラム。」
「図星だったんですね♡」
「あはは…ラムちゃんはこういうところは判りやすいので…。」
しかし、困りました。
このままでは全員が退学になってしまいます。
「もし本当に退学になったら…正義実現委員会には…。もう…。」
「コハルちゃん…。」
「“ごめん、私がナギサにああ言ったからこんな事に…。”」
先生が頭を下げます。
説明を受けたときに誤魔化していましたが
恐らく、私の噂も聞いたのでしょう。
「いいえ、お話を聞いた限りだと先生は私たちの為に言ってくださってのでしょう?
むしろ、感謝しないとですね。もし私がその場にいたらナギサさんに殴りかかるだけでは
治まらないほどの激情に駆られていたと思います。」
ハナコさんは少し、怒りをにじませながら先生をフォローしています。
たしかに、皆さんを悪く言うだなんて。酷いですね。
「うぅ…ぐすっ。これ以上出来ないよ…。わたし、バカだから…。もう…。」
「コハルさん、大丈夫です。私も全力でサポートしますから」
めそめそと泣いてしまったコハルさんの背中をさすりながら励まします。
「とにかく、今日はもう休みましょう。みんな疲れてるでしょうし。」
ハナコさんが声をかけて今日は休む事に。
その後、部屋に戻った私に先生が訪ねてきました。
「なんでしょうか?先生、私に個人的な用事とは?」
「“うん、さっきは聞けない事が多くてね。”」
先生はバツの悪そうな顔で、口を開きます。
大体の予想はついてますわよ。
「聞いたのでしょうね。私の噂と暴行などの行為について。」
「“ごめんね。それで、本当にラムは暴行をしたの?”」
おや?証拠写真とか見せられているはず…。
「先生は私が犯人だとは思わないのですか?証拠写真も見たのに…。」
「“ラムは銃を携帯してないからね。それにラムの口から聞きたいんだ。”」
なるほど、先生は私たちの事をちゃんと見ているのですね。
「そうですか…。では、私にかかっている噂…これは殆どが出鱈目です。
暴行・虐めに関しては一切していません。これでご満足いただけましたか?」
久しぶりに、冤罪を自分の口で主張しました…最後はいつでしたっけ…。去年?
まぁ、良いですわ。私が話した内容を先生は聞いたうえでさらに問いを投げてきました。
「“答えずらかったら言わなくていいけど。穢れた血って呼ばれてるのも?”」
なんだ、そんな事でしたか。
先生もそんな苦虫と苦瓜をまとめて食べたみたいな顔しなくても。
「知ってますわ。そう呼ぶ方のほうが大半ですし。」
「“理由を教えてくれないかな?”」
先生はトリニティではなくシャーレの方
こちら汚い言葉については無知ですものね。
「申し訳ございません。理由については話したくありません。
ですが、その呼ばれ方は他の方の前ではしないようにしていただければ。」
「“絶対に言わないよ。理由も話せるようになったら教えて。”」
「はい、先生。おやすみなさいませ。」
先生はその後、自室へと戻られました。
その後、試験の前日になるまで私たちは勉強を続けました。
結果は如実に表れて5回目の模擬試験では全員が90点を超える結果に。
「明日が、最終日ですか…。なんだか寝付けないですわね。」
寝付けなかった私にドアをノックする音が聞こえてきました。
「ラムちゃん!大変です!アズサちゃんが!えっとその!
とにかく来てくださいー!!」
扉を勢いよく開けたヒフミさんに連れて行かれます。
良かった、前回の事も有ったので制服を着ておいて…。
「えっと、何事ですの?アズサさん?」
「あぁ…実は…。」
その後、アズサさんから聞いたのはアリウス分校の事
自分が『トリニティの裏切り者』だと言う事。
「なるほど…そうだったのですね。
きっと話すのに躊躇したと思います…。」
「みんなに、打ち明けるのが辛かったんだ。
それに、ナギサを守らないといけない事も伝えなくてはと思って。」
彼女は私には無い勇気を持っている。
だからこそ今日、すべてを打ち明けたのだろう。
「私も…。」
ハナコさんの独白が続きます。
彼女が不真面目に振舞っていた理由も
テストでの点数の事も。それでも…。わたしは…。
「“ラム…。今なら言えるんじゃないかな?”」
先生はずるい人だ。
私の真実を打ち明ける勇気に背中を押すのだから。
「私は……みなさんは…知っていますか?
このトリニティでの私の噂を…。」
私は振り絞った勇気と大きな恐怖で震えながら口を開きます。
「まぁ、先輩たちが言っていた事ならある程度は…。
でも、今はそんなこと絶対にしないって信じてるもん!」
「ラムちゃんにいったい何の噂が?」
「私もとくに聞いた事は無いが。」
「すみません。わたしは何度も耳にしました。」
反応はそれぞれと言った所ですね。
では、これを言わなければ…。
「では、もう一つ『
その言葉を口にする前に軽く深呼吸をします。
口内はカラカラに乾き、口元は震え。今にも逃げだしたい気持ちを
必死に押さえつけます。これは必要なことだと自分に言い聞かせて。
「あるわよ。みんなが言っててすごく気分が悪かったわ。」
「えぇ、聞いた事あります。それも何度も。」
「私も聞いた事がある。無条件に蔑んでもいい存在だと。
口々にしている奴が多かった。気分が悪かったよ。」
「えっと、なんでそんな酷い言葉がラムちゃんから出るんですか?」
ヒフミさんには必死に隠していましたが他のみなさんは知っていましたか…。
まさか、コハルさんも1年生にも広まりつつあるのですね。
「なんで?それは私がその『
「えっ…?」
私の一言で部屋の空気は一変しました。
曇らせは晴らしてこそ
というわけでラムの真実を補習授業部に打ち明ける所まで来ました。
次回はノリノリで書いてますのでお待ちを…。
ラムのプロフィールについて
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先に欲しい
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完結後で大丈夫