結果はどうなる事やら。
あとは、書きたいことを書いた結果こんな文字数に
今回もよろしくお願いします。
「ラムちゃん!こっちです!」
ヒフミさんが手を振ってくれています。
先生はミカ様と最後にお話をしているようですね。
「補習授業部、全員集合ですね。」
「大変だ!あと1時間で試験開始になってします!」
「こっから走って行くんですか!あ!アズサちゃん待ってください!」
「うーん、全力で走ればギリギリでしょうか?ヒフミちゃん、コハルちゃん、ラムさん
ファイトです!」
「もう、歩くだけで足が痛いのに待ちなさいよぉ…。」
アズサさんが走り出しました。
最後までこんなバタバタとですが…
今となってはちょっと楽しく思えます。
「もう、どうして最後の最後までこんなことに…。ラムちゃん!急ぎましょう!」
私はヒフミさんと共に走って皆さんを追いかけます。
「はぁっ、はぁっ、なんとか間に合ったわね。」
コハルさんとヒフミさんは息も絶え絶えですが何とか
試験会場に到着すると正義実現委員会の方が声をかけてきました。
「お待ちしておりました。補習授業部皆様。ハスミ副委員長から伝言を預かってます。」
「は、ハスミ先輩から!」
「頑張ってください…。とそれから、力になれなくてごめんなさい。とも」
「そうか…。」
本来であればあの時に増援で来られるのは正義実現委員会の予定でしたものね。
ホント、サクラコ様達が来るとは予想もつきませんでしたわ。
「“よし!それじゃ、会場に入ろうか”」
先生の号令で私たちは試験会場の教室へと向かいます。
「“みんな、これが最後の試験だね。”」
「うん、どんな結果であれこの試験で全てが決まる。」
えぇ、前回は不覚を取りましたが今は違います。
悩みぬいたあの聖書の答え、私自身の在り方
もはや、迷いもありません!!
「思えば、いろんなことがありましたね♡」
「感傷に浸るのはテストが終わってからにしよう。」
「はい!私たちの努力の成果を発揮しましょう!」
ヒフミさんが力強く拳を握ります。
「うん、私も最後まで諦めない。」
「私も、アズサちゃんやラムさんに教わりましたから。」
「わ、私今度こそ満点取るんだから!取っちゃうから!」
皆さん意気込み十分ですわね。
え?なんですの?私も言わないとダメな流れなんですの!?
えっとえーっと。
「私たちなら大丈夫ですわ!!」
こんな感じですかね…?
よかった、皆さん満足そうです。
先生は、私たちの宣誓に軽く頷いてから。
「“では第3次特別学力試験・・・・開始!!”」
そう、試験開始の宣言をしました。
試験会場となった教室には最初のころと比べ
弱音を吐くような溜息や、小さな笑みの声も響かず
ただただ、解答用紙に答えを記入するペンのカリカリとした音が響きます。
そして、テストは無事に終了し採点が終わり結果が発表されました。
ハナコ 100点 合格
アズサ 97点 合格
コハル 91点 合格
ヒフミ 94点 合格
ラム 98点 合格
補習授業部 全員合格
これで、私たちは無事全員合格するに至りました。
ですが、その後の後始末が大変でした。
「ラムちゃんもと書いてありましたので行きますよ。」
「待ってくださいまし。ヒフミさんその書類に本当に私の名前が?
絶対に嘘ですよね。ヒフミさんが心細いだけなのでは!?」
私は今、ヒフミさんに無理やり腕を引かれティーパーティーのナギサ様のもとへ
向かっている最中でした。
「いいえ!ここにちゃんと書いてあります。正式にあって話したいと
ナギサ様の字で私とラムちゃんの名前が!!」
書類には本当に私の名前が…
信じられません!そもそも私に一体なんの用事があるのでしょうか?
「ラムちゃん…なんで呼ばれるのかわかってない顔をしてますが。
十中八九2次試験でのことですよ。私もあの件についてはナギサ様に
言わなきゃいけない事があるんですから!!」
「そんな、また顔に出ていましたか!?
でも、ヒフミさんあの程度の事、全然気にして…」
言い切る前に、ティーパーティーの部屋の前に着きました。
「あはは…ラムちゃん。言いかけたことについては聞かない事にしておきますね。」
サクラコ様もそうですがヒフミさんのお説教は長いというよりも
心が痛むほど辛いのでやめていただきたい。
「阿慈谷ヒフミと小柳ラム、入室します。」
「ヒフミさん…ラムさん。」
ティーセットの置かれたテーブルとその近くの椅子に座るナギサ様。
あの時の映像よりもなんというか…。
「な、ナギサ様、少しやせられましたか?」
ヒフミさんの言う通り映像の時に比べてやせたというかやつれてらっしゃる?
「ヒフミさん、ラムさん。お二人にどうかきちんと謝罪をしたいのです。」
ナギサ様の表情は悔恨に染まり、私たち二人に語り掛けます。
「私は、ヒフミさんの事を疑いました。これまでヒフミさんが理不尽に負った
傷を考えると、この場で紅茶をかけられたとしても何も言えません。」
ナギサ様は少し震えながらヒフミさんへの言葉を綴ります。
「ヒフミさんが、水着姿の犯罪集団のリーダーだなんて。どうして私はそんな事を…。」
え?それではまるで水着姿の犯罪集団がいるのみたいな事に…。
ホントに存在するんですの!?そんな頓狂な犯罪集団が!?
「そして、小柳ラムさん。私は貴女を噂通りだと決めつけ。
穢れた血と先生の前で貴女の事をそう呼んでいました。
ゲヘナに置き去りになることで救済措置と言う名の理不尽を浴びせ
貴女をただ退学へ追い込んで…。
貴女への仕打ちは他の方とは一線を画していることは事実です…。」
「ナギサ様、なんでラムちゃんだけだったのですか?補習授業部は
もともと全員退学させるつもりだと言っていたのに、なぜラムちゃんだけ
執拗に退学を促していたのですが?そのせいでラムちゃんは…。
ラムちゃんは、退学届けを一度書いているんですよ!!」
ヒフミさんの怒号が憔悴してやつれているナギサ様に追い打ちをかけてます。
久しぶりに彼女の怒号を聞きました。確かあれはいつだかのお説教の時…。
じゃなくて、これ以上は酷です!辞めさせないと!!
「ヒフミさん!ナギサ様も話している途中ですし…。」
「ラムちゃんは黙っててください!!!!」
えぇ…当事者ですわよ私…。
「何故ですか…それは。ラムさんの噂をすべて鵜呑みにしていたからです。
気に入らない者に暴力をふるい、他者を虐め。授業態度も最悪と言う噂を…。」
「えっ!?ラムちゃんそんな噂が流れてるんですか!?事実無根じゃないですか!
私は聞いた事ありませんよ!?まさか、これも隠してたんですか!!?」
不味いですわね…。これは帰り道お説教コースですわ。
「そ、それはその…。えーっと…。まぁ、噂は噂ですし…。」
「少し調べればわかる事なのに。鵜呑みにした私が悪いんです。
そして、貴女達に決して許されない行為をしていました。
ほんとうに…申し訳ありませんでした。」
そういうとナギサ様は椅子から立ち上がり、私たち二人に深々と頭を下げて
謝罪の意を表しました。
「ナギサ様、頭を上げてくださいまし。私は貴女を責めるつもりもありませんわ。」
「ラムさん。貴女はどうして…ここまで貴女を蔑ろにし
徹底的に退学させようとした私を許すつもりなのですか…。」
「えぇ、私はナギサ様を赦します。だってナギサ様はあの時、自分が何をしているのか
解らなかったのですから。その悔恨の気持ちも過去の自分への罪も私が受け入れます。」
「そんな!それでは私の気が済みません!どうしてそこまで…。」
「ラムちゃん、試験が終わった後に先生とその考え方はダメって言ったじゃないですか!!
どうしてすぐ自分を大事にするって約束を破るんですか!!」
帰り道のお説教の内容が変わっただけなので別に大丈夫ですわ。
「私は、トリニティの罪と罰を詰め込むだけの器ですし…。
それに、ナギサ様。私はこの通りの姿。穢れた血は言い得て妙でしたのよ。
もっとも暴力シスターを指す意味ではなかったのですから。」
私はベールを取り、ナギサ様に角をお見せします。
穢れた血とよく言われてましたが暴力シスターの面が強いのでしょう。
角がついている事にはそこまで多くの生徒の方には気づかれてませんのね。
「あっ…あぁ…。私はなんて…なんて短慮で…浅慮だったのでしょう…。
私が…追いつめてしまったから…私が…あぁ…ごめんなさい…。
ごめんなさい…。ごめんなさい…。」
私の角を見た途端にナギサ様は膝から崩れ落ち、震えながら
私に謝罪し続けました。
「ナギサ様!私は気にしてませんから!落ち着いて!」
「ごめんなさい…ごめんなさい。本来は貴女を守らねばならなかった…。
エデン条約の象徴足りえた生徒だったのに…。ごめんなさい…ごめんなさい。」
涙ながらに謝罪するナギサ様をなんとか落ち着かせましたが。
その後、私の角を見て気絶したナギサ様を救護騎士団の方に引き渡し
「ラムちゃん…一度、補習授業部のみんなとシスターフッドの方々
それに先生も交えてきちんとお話をしましょうね!良いですか!?」
帰り道、ヒフミさんにそれはもうこっぴどくお説教をされながら帰りました…。
私の考えは間違ってないと思うのですが…。理解を得るには骨が折れそうですね。
それにしても…気絶するほど醜かったですかね…この角…。
怒号が聞こえたティーパーティの部屋の前に
1人の生徒が扉に耳を押し当て内情を探る。
「ナギサ様がよく解ってないって、あの穢れた血…。
きっと催眠術か洗脳をしてたんだわ!きっとミカ様も…」
そう言葉を残し、その場から速足で去っていった。
ヒフミからのお説教!こうかはいまひとつのようだ…。
ラムの赦しと自信の在り方の説明!
いちげきひっさつ!ナギサは倒れた。
と、こんな感じにしてみました。
悔恨を抱えてラムの正体も噂の真実も知ってもなお
ラムに許してもらえてよかったね!ナギサ様
おやおや、聞き耳はよくないですね…。
次回もよろしくお願いします。
ラムのプロフィールについて
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先に欲しい
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完結後で大丈夫