lamb nun   作:酔いどれ執筆者

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頑張って詠唱も戦闘描写も書きました。

今回はラムが頑張ります!

よろしくお願いします。

それよりも、昨日の夜に間違えて完結後のBADENDを
誤投稿するというミスを…。操作には気をつけなきゃ


主よ、お赦し下さい。

「ゴホッゴホッ」

 

一体何が、他のシスターフッドの方々は?

爆心地がほとんど近かったですが、中~軽傷ですね…

ですが、緊急事態です!

ヒナタさんは?先生は?無事を確認しなくては!

 

「皆さん、やたらに動かず!大聖堂へ避難を!

私はサクラコ様を捜索します!決してこちらからの攻撃はせず

とにかく避難を優先してください!!」

 

大声で、かろうじて意識のある、警備担当をしていたシスター達に

伝わるように呼びかけます。

とにかく、ヒナタさんは………!いた!!急がなくては!!!

 

「ヒナタさん!先生!!!ご無事ですか!!?」

 

「けほっ、ラムちゃん。先生もこちらで確認できました。」

 

ヒナタさんが瓦礫をどけて先生を助け出しました。

よかった…。先生が傷ついてしまったら悲しむ生徒が多いですからね。

 

「先生、お怪我はなさそうですね。ヒナタさん、警備担当の方々は大聖堂に

避難するよう指示してあります。」

 

「ラムちゃん…。酷い怪我…それに出血も…うぅっ。ですが、報告ありがとうございます。

正義実現委員会の皆さんも合流できたの、ラムちゃんは一緒に大聖堂へ」

 

「“ラム!怪我が!それに血も!!”」

 

先生が私の負傷具合に狼狽えていますが

この程度、私の罰を受けているときに比べれば

大したことありません。

 

「先生!ご無事ですか!?」

 

「きひぃぃ…。」

 

ハスミさんとツルギ委員長が合流しましたが、お二人とも傷だらけです。

あれは…アリウス分校の生徒?

 

「とにかく先生を連れて離脱します。戦闘はツルギに任せる形になります

ヒナタさんとラムさんもこちらへ。」

 

ハスミさんの的確な判断と指示で離脱戦を行ってますが

アリウス分校以外の生徒…?それと、あれは…。

 

「こっち!」

 

声のするほうに目を向けるとゲヘナの方?

あの腕章は風紀委員長様かしら。

ですが、傷が。

 

「ラムちゃん、風紀委員の方を援護して先生の護衛を命じます。

ケガで辛いでしょうがお願いします。場合によってはサクラコ様に変わり

本物の使用を許可します。何かあっても大丈夫なように。」

 

ヒナタさんの顔は険しくそれでいて覚悟を決めた目

そんなことを言われたら答えるしかありません。

 

「かしこまりました。小柳ラム、全身全霊を持って先生を護衛します!」

 

私は、先生とゲヘナの風紀委員の方のもとへ向かいます。

銃弾の雨、ベールが破れて角の部分が露出してしました。

 

「先生、それにシスターの子!もう少しだから!?」

 

風紀委員長たしかヒナさんは私の角を見て驚いていましたが

アリウス分校の生徒が待ち伏せをしていました。

 

「っ、性懲りもなく!」

 

角が露出してからあの化け物たちが怯えてる?

攻撃してこないというか戸惑っているというか…。

ですが、好都合です!このまま…って…!?

 

「“ヒナ!”」

 

「ヒナさん!!」

 

倒れてしまった彼女のもとへ

気を失ってるだけですか、さていよいよもって不味いですわね。

 

「ゲヘナの風紀委員長、ようやく倒れた。あとはシスター1人だけ」

 

「やっとですか、いたかったですよねぇ、よくあの傷でここまで…。」

 

あの方、なんと言いました?シスターでもないのになぜ?

ましてや自分から先に傷つけて?それから憐れみの言葉を?

 

許せません…。先生、必ず御守りしますがどうかこの事はヒフミさん達には

ご内密にお願いしますね。本当は使いたくないものばかりですので。

それとこちらを、私のロザリオのスペアですが。お守りとして。」

 

「“ラム!?行ったいったい何を!?”」

 

先生にスペアのロザリオをお渡しして、戦闘態勢に入ります。

 

レプリカの投槍数本を地面に突き刺し投げナイフによって

アリウスの生徒たちを牽制します。

 

「トリニティとゲヘナの主要人物は片づけたというのに

なぜ、あのシスターに銃弾が当たらない!」

 

リーダー格と思われる1人が声を荒げています。

ですがその辺りがガラ空きならば、槍が刺さりますね。

投擲した槍はアリウスの生徒たちのど真ん中に刺さりました。

 

「くっ、照準が定まらない。ミメシス も動かない!何が起きてるの!」

 

「“ラム彼女たちがアリウススクワッドだと思う。”」

 

「そうだ、我々がアリウススクワッドだ、ようやくあえたな先生。

今、私たちアリウススクワッドがエデン条約機構として調印した。」

 

「“!?それって!?”」

 

「これからはアリウススクワッドがエデン条約機構としての権限を行使して

鎮圧対象を定義し直す。ゲヘナ、そしてトリニティ。この両校こそ排除する。」

 

「“それはつまり…。”」

 

先生が予想している事

恐らくはそういう事なのでしょう。

 

「トリニティとゲヘナを、キヴォトスから消し去る。文字通りにな。

この条約の戒律、その守護者たちと共に、だがその前に先生と

そこのシスターを処理することにしよう。」

 

遠くから聞こえる車の音、ならば私のすることは決まってます。

 

「私を忘れすぎですわっ!」

 

先生に向けられた銃口を投げナイフによって弾き飛ばします。

 

「ッ!貴様ッ!!」

 

浴びせられる銃弾は数発しかあたりません。

弱まってきてはいますが方儀礼はしてますので当たることも

そこまで多くは無いでしょう。

 

「セナっ!こっち!!」

 

「先生!手を!!」

 

先生が救急車の方へと手を伸ばします。

 

「先生!行ってください!!」

 

私はヒナさんと先生を救急車に乗ったのを確認します。

 

「逃がすかっ!」

 

発砲音、そしておそらく先生にあたったかもしれませんね。

 

「シスターの子!貴女も!!」

 

ヒナさんが手を伸ばしますが。

 

「行ってください。周りに人がいないほうが良いので。」

 

驚愕の表情を浮かべたヒナさんと救急車を見送ります。

もし、これでゲヘナの車から私が出てきたら今度こそ

取り返しのつかない事態になりかねません。

それに、本物の本を使うには周りに人が居ないほうが良いのは事実。

 

「先生には当たったはずだ。これから行動する為にも残ったシスターを処理するだけだ。」

 

「あのシスター、さっきから銃を使ってこないし。生徒会は動こうとしないし

なんなんだろ。とにかく計画の邪魔になりそうだし。さっさとやっちゃおリーダー。」

 

「え?姫ちゃん?『怖い』?でも相手は1人ですし…。

え?『計画が台無しになりかねない』?それはどういう?」

 

私はベールを外し角を露出させて彼女たちスクワッドの前に立ちふさがります。

これ以上、此処を…。ヒフミさん達との思い出のある此処を好きにさせるわけには行きません。

 

「初めまして。アリウススクワッドの皆さん。私は小柳ラム。

シスターフッドに所属している角の生えたトリニティの生徒。

『穢れた血』そのもの…いえ、トリニティの罪の器としてお相手いたしますわ。」

 

侮蔑される呼び方ですが、今は受け入れましょう。

彼女たちがトリニティを恨んでいるのなら受け入れましょう器として

ですが、トリニティとゲヘナを消すなど。私の存在意義を消すのと同義。

 

「相手は、シスター1人。スクワッド、戦闘態勢!」

 

「まずは、怯えてる方々から受け入れて救いましょう。」

 

1冊目の本物を読み上げます。

 

「は?戦場で本?意味わかんない。」

 

「惑わされるな!クソッ!なぜ当たらないのだ!」

 

「うわぁぁん、撃ってるのに全然あたりません~!」

 

「さぁ、お祈りの時間ですよ。」

 

主よ、永遠の安息をかれらに与え、

絶えざる光をかれらの上に照らしたまえ。

 

御許に召された人々に、永遠の安らぎを与え、

あなたの光の中で憩わせてください。

 

深い淵から、あなたに叫び嘆き祈る

わたしの声を聞てください。

 

あなたが悪に目を留められるなら、

主よ、だれがあなたの前に立ち得よう。

 

あなたの赦しのために、人はあなたを畏れ尊ぶ。

主はわたしの希望、わたしの望み、

わたしはそのことばにより頼む。

夜明けを待ちわびる夜回りにもまして、

わたしの心は主を待ち望む。

 

               AMENー。』

 

 

読み終えると同時に本物は燃え尽き

周りの命無き方々は光と共に消え去りました。

 

「な、何が…何が起きているんだ!?」

 

「うわぁぁん、あれだけいっぱいいたのに私たちしか居ませんー!」

 

「ねぇ、穢れた血ってもしかしたら。接触したらまずいヤツって

言われてなかった?姫!大丈夫!?『少し苦しいだけ』?」

 

「消えたのは一時的な筈だ!とにかくシスターを撃ち続けるんだ!」

 

かなり、体力を使いますわね…。

ですが、残りはスクワッドの方達だけ。

流石に何発か当たりだしましたね。

あ、姫って呼ばれる方に私の血が付いてますね。

汚れた姫で汚姫様なんてくだらない事を考えてないで集中です!

 

「はぁっ…はぁっ…。」

 

あと、1冊でなんとかなりそうですね…

此処が正念場です。ヒフミさん達の為にも踏ん張りますか!

 

「ふぅ、後はあなた方だけですわね。大人しくしてくださね。

何せ、お祈りは静かにするものですからね。」

 

「くっ、撤退準備!離れないとまずい!」

 

「なんでっ?体が動かない!!」

 

「せめて!姫ちゃんだけでも!!『足が鉛みたいに重い』!?」

 

「姫ッ!クソッ!アレが彼女が見つけたら手を出すなと言っていた

トリニティの穢れた血!ぐっ!当たれぇぇ!」

 

銃弾を乱射する、リーダーの女。

今、1冊読み終えたので彼女たちの陣形

中央に刺さった槍しか方儀礼は効いてませんが

それで十分ですわ。動きも難しいでしょう。

まぁ、銃弾がかすってきてますわね。時間がありません。

 

「ふぅ、では。刺し違えてでも足止めしますわね。

憐れみとは自身から手を出して言う言葉ではない事を

私の罪の炎で焼かれながら肝に銘じてくださいね。」

 

先程の怒りを込めつつも笑顔でそう告げます。

このぐらいは言っても許されますわよね?サクラコ様!

それに読むと絶対キャパオーバーを起こしますし。

 

「私が貴女たちの罪を受け入れます

そして、その罪と共に燃え尽きましょう。

 

すぅ…」

 

諸天は主の栄光に。大空は御手の業に。

昼は言葉を伝え、夜は知識を告げる。

我が罪は我が内側で熱し、受け入れ続けるほどに燃ゆる。

我が罰は此処に。我が命を此処に。我が命の罪深さを此処に。

残された唯一つの赦しを以て、彼の歩みを止まらせ給え。

 

主よ、この身を委ねます。(ラ・ピュセル)』 

 

 

 

読んでる途中から私の体も私の周辺数メートルも黒い炎で包まれて行きます。

熱い、暑い、アツイ、あつい…炙られ続けても読み上げる事を止めません。

本物の聖書を読み上げるのです、途中で止めてなるものですか。

私のカンが叫ぶのです、彼女達を止めなければ!

アズサさん達が大変な事になってしまうと!

 

先程は浄化と憐れみの聖書、そして今は罪と罰の聖書

2冊を絶え間なく読み上げるなど体が耐えきれる保証はありませんでした。

 

それに2冊目の聖書に関しては私がアレンジを加えました。

許せなかったのです。自分たちから攻撃を仕掛けたのに

憐れみを口にするあの者をそして、あの者たちを。

 

体が燃え焦げて、遠のく意識の中スクワッドの連中を視認しました。

全員、致命傷に近い状態、これなら先生も無事に助か…。

 





一応、本物についての説明は

本物の聖書

シスターフッドにおける幹部の生徒のみ知る聖書。
歌住サクラコが読み上げることで、奇跡の力が浄化を促す。
若葉ヒナタが読み上げることで、癒しの願いで傷を癒す。

それほどまでに謎の力を秘めた本。

小柳ラムが不運にも回収されていなかった聖書を読み上げたことで
聖堂の一部を燃やしてしまうという事件が起きたことにより。
緊急時のみ歌住サクラコ又は若葉ヒナタからの許可のもと
初めて小柳ラムが聖書を読み上げる事が出来る。


こんな感じで。
聖なる本読むと燃えちゃうって呪われてますねぇ~

ラムにとってはヒヨリの言動は恐らく地雷
テロを起こして憐れみ?なんだぁ?テメェ?状態です。

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