lamb nun   作:酔いどれ執筆者

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評価バーが真っ赤にありがとうございます。
身に余る光栄!

少し、原作とは違った状態ではありますが
お付き合いいただければと思います。

よろしくお願いします。


あ、オハヨーございます?

「ロイヤルブラッドの力が弱まった?いや、これは…。

まさか、テインテッド・ブラッドが…。実験に支障が…。」

 

軋んだマネキンは呟く。

実験が頓挫しかねないイレギュラーに恐怖しながら。

 

 

 

「宣戦布告の文章も用意できました。これですぐにでも!」

 

「待ってください!宣戦布告は校則上、ホスト無しでは

宣言ができないはずですよ!」

 

「なっ、浦和ハナコさん?どうしてここに!?」

 

ティーパーティの生徒が宣戦布告の用意をしているところへ

待ったをかけます。このままでは混乱が増幅して

取り返しのつかないことになります。

 

「映像をご覧になったでしょう?相手はゲヘナではありません!

あれはきっと、アリウスが操っている別の何かです!」

 

必死に説得を試みます。

彼女たちも映像を見ているはずなのにどうして!?

 

「捕えてください。」

 

「ど、どうして!?」

 

「浦和ハナコさん。あなたもそうなのですね。

あの正体不明の集団ユスティナ聖徒会。

あれが、シスターフッドと関係があることぐらい把握してます。」

 

「何を…。」

 

「ミサイルの発射地点もシスターフッドの管理下にある。

聖堂の遺跡でしたね。その下からアリウスが侵入した。

確かに、そういう可能性もあるでしょう。ですが、そもそも。」

 

パテル分派の生徒は口を開く

私にいえ、私たちにとって最悪な推理を。

 

 

「そもそも、シスターフッドが…。

いえ、小柳ラムがアリウスと手を組んでいたという線は?」

 

「そんな事は!彼女がそんなことをするはず!!!」

 

信じられない仮説を立てた彼女を必死に否定します。

むしろ、アリバイしかないとんでもない推理です。

 

「シスターフッドは秘密主義集団です。

それに、小柳ラムは洗脳まがいの催眠術を用いて

ミカ様やナギサ様を騙しているのです。

恐らくハナコさんあなたも。かわいそうに。」

 

この生徒は何を言っているんですか?

続けて出る言葉を要約すると…まさか!?

 

「クーデターを起こす、つもりですか!?」

 

「いえ、まだれっきとしたティーパーティが1名いらっしゃいます。

ミカ様を開放してこれからゲヘナと全面戦争を始めるのです。」

 

「そんなことしたら、シスターフッドからの抵抗と抗争で

もはや宣戦布告どころではない状態に!」

 

 

 

 

監獄

 

 

「ミカ様、こちらへ。」

 

「ふーん、大体状況はわかったよ。

みんな、私のファンって所かな?サインでもしようか?」

 

「ご覧になったかと思いますが、トリニティは今!」

 

「うん、だいたいわかってる。で、みんなは何?

ゲヘナに宣戦布告しようとか考えてたり?」

 

「はい、その通りです。今こそゲヘナの奴らを消し去るチャンス!

それに、あの忌まわしい穢れた血もまとめて。」

 

「あはっ、みんな記憶力良いね。うん、私はゲヘナが大っ嫌いだよ。

でもね、小柳ラムに関しては別だよ。それになんで命令を欲しがってるの?」

 

「は?」

 

「他の派閥を抑えたんでしょ?なら手続きなんて要らないじゃん。

いう間直ぐゲヘナに殴り掛かればいいのに、命令してくれって。

何それ、面白いことするね。」

 

「ミカ様、あなたは何を!」

 

「気に障ったらごめん。私はゲヘナが嫌いだよ。でもさ。

今はそんな事する気分にはなれないんだ。だから帰ってもらえるかな?」

 

「今がどんなタイミングだと。それをたかが気分で!」

 

「気分って大事だと思うよ。それともなに?

命令されないと憎めないの?やればいいじゃん

今まで、私に言わなかった小柳ラムにした仕打ちを!

ゲヘナに対してもさ!」

 

「やはり、ミカ様も洗脳されている!!

衝撃を与えないと!」

 

「………っ。

そっか…これがあの子がずっと…。

痛いなあ…。やっぱ…あの子すごいや…。」

 

「貴女は!操られているのです!小柳ラムに!!」

 

 

「な、何してるのっ!?

い、いじめはダメっ!こんな大勢で寄ってたかって!」

 

あれは…コハル…ちゃん?

 

 

「こ、こんなの、私が許さないんだからっ!!」

 

「どきなさい!今の状況がわからないの!?緊急の事態なのよ!?」

 

「で、でも、私は…!」

 

コハルちゃんは私の前で大の字に手を広げて庇ってくれている

ダメだよ。あぶないし、私にそんな価値は無いんだから。

 

「コハルちゃん、良いんだよ。私がこうなるのはしょうがないって

それに貴方も見たでしょ?私は貴女の友達のラムを痛めつけたんだから

庇ってもらう資格なんて無いんだよ?」

 

そう、これでいい…。だって、それだけの事をしてる

それに今でもこんな状況なんだから、私が号令かけても

小柳ラムに対してのいじめはきっと止まらなかったと思うし。

 

「わ、私はバカだから、あの時ラムが何思ってたのか全然わからないけど

ラムが許したならもう責めない。それに、これは違う!こんなの受け入れたら

絶対にダメ!前を向こうとしてる人を元の場所に引きずって戻そうとするなんて!」

 

「この子、何処かで…。」

 

「“コハルは補習授業部の、私の生徒だよ。”」

 

「せ、先生っ!?」

 

先生が来たと同時に分派の子はそそくさと逃げて行った。

 

「“コハル、カッコよかったよ!流石は正義実現委員会のエリート!”」

 

私は意を決して、口を開く。

 

「先生…えっとその…。」

 

「“ミカも無事でよかったよ。でも、どうしてさっき。”」

 

「何でだろ。絶好のチャンスだったかもしれないけど、この間。

あの子のラム…さんの仕打ちを聞いたからかな?でも、私…。

わ、私は…ごめん…なさい…。」

 

目の前が滲む、さっき理不尽に受けた痛み。

怖かった。何もかも恐怖に感じて…それを私は…。

あの子は去年から…ずっと…。

 

「“ミカ…。”」

 

「ごめん…なさい…ラムさん…。

ごめん…なさい…セイアちゃん…。こんなバカで……。」

 

「先生…私、あの子にちゃんと謝りたい。

セイアちゃんにも会いたい…。うっ…うぅ…。

きっと、もう誰にも許してもらえないかもしれないけど…。」

 

涙が止まらない。自分のして来たこと、あの時の態度

自分で自分を赦せないし情けない…。

 

「“ミカ、私はミカの事。信じるから任せて欲しい。”」

 

 

 

 

救護騎士団本部

 

なんか、まぶしい…?

白色が反射しているような?

 

「うっ…うーん?」

 

ゆっくりと目を開けると

先日、カウンセリングの為に訪れた

救護騎士団本部の天井?

 

 

「よかった!気が付いたのね!!よかった…

ほんとうに…。よかった…。」

 

たしか、ヒナさん…でしたっけ?

私の顔を見るなりへなへなを膝をついてしまいました。

え?なんでですの?





ラムの圧倒的回復力!

ロイヤルブラッドの対義語めっちゃ調べました!

次回もゆっくりと進行してくかと思います。

よろしくお願いします。
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