lamb nun   作:酔いどれ執筆者

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良くない電波を受信してしまい

ラムの過去を書いていました。
どのあたりに使うかは考え中です。


私は飾り。

「そこそこ、揺れますわね。」

 

リアカーペロロ様さんカスタムに乗せられていますが。

全速力でヒフミさん達が代わりばんこで引いてるので

段差で跳ねたりします。シートベルトは偉大ですわね。

 

「ごめんなさい。悪路が多くてラムちゃんに負担が…。」

 

「もう、今更ですわ、気にせずに向かってくださいませ。」

 

「ご、ごめんなさ~い!」

 

速度が上がっています、悪路で揺れる跳ねるで舌を噛みそうですわ。

こんなに揺らされてはバターになってしまうのでは?

ラムバター、あんバターみたいなスイーツに…。

 

「また、ラムがどうでもいいこと考えてる顔してるわよ!」

 

「ラムさん、わりと余裕ありそうですね♡」

 

「なら、全速力です!!」

 

あぁっ!そんな~。

徐々に近づく交戦の音…。

 

「近いですわね…。ッ!口の中嚙みましたわ。」

 

「こっちでも視認できました!行きます!」

 

アズサさんと交戦しているのは…。

スクワッド達ですわね。間一髪間に合いました。

 

「ヒ…フミ?」

 

倒れかけたアズサさんをヒフミさんが支えます。

 

「増員、ですね。数は5,いえ、後ろにそれ以上。

あっ、あぁぁっ!炎上シスターがまた来てますぅ!

もうおしまいです。灰にされちゃいます!!」

 

なんか、取り乱してる方がいらっしゃいますね。

 

「ラム、あんた何したのよ。」

 

はて?何かありましたかね。

とりあえず、リアカーごと動かしてもらいました。

よく見えますがそういえば丸腰でベールも無い。

ちょっと不安になってきましたね。

 

「なんだ、お前は。」

 

リーダーと思われる方からヒフミさんへ声がかかります。

これ以上、アズサさんやヒフミさん達に手を上げたら…。

暗記した本物を使いましょう!命捨てるならその時…。

 

「ラムさん。何を覚悟したかは聞きませんが。

そんなこと杞憂になりますからね♡」

 

ハナコさんに静止されてしまいました。

まぁ、いいですわね。

 

「ここはヒフミみたいな、普通の人が来るべきところじゃ…。」

 

「はい、確かに私は普通で平凡です。先日、見せてくれた姿が

本当のアズサちゃんなのだと。それもりかいしました。」

 

「ヒフミ…?」

 

「でも!!!アズサちゃんは1つ、大きな間違いをしています!!!

今ここで、私の本当の姿をお見せします!!!ラムちゃんも見ててくださいね!」

 

グルッ!って効果音が付きそうなほど勢いよく私の方を向いたヒフミさん

あれ、首痛めませんかね?大丈夫ですかね?

 

「私の正体、それは。『覆面水着団』のリーダー、ファウストです!!」

 

紙袋を被ったヒフミさん。

マジですの?というか実在するんですのそんな頓狂な集団。

 

「見てください、この恐ろしさ!こっちのほうが恐ろしくて怖いという人もいます!

だからっ!私たちは違う世界にいるなんてことはありません!同じです!

拒絶されても。私は、アズサちゃんのそばにいます!」

 

「ヒフミ…。私の為にそんなウソを言ってくれたところで。」

 

これは、やっぱり嘘だったのですかね。

アズサさんも虚偽だって言ってますしね。

 

「誰が嘘だって!!」

 

あれは、覆面をした方達?

 

「あれは、本当にリーダーだって事ですの?」

 

「実在、したんですね。覆面水着団」

 

私たちが驚愕しているなか

覆面水着の方が口を開きます。

 

「どこの誰だか知らないけどうちのリーダーは怒ると怖いんだよ?」

 

「何せファウストちゃんは最終的に、カイザーコーポレーションの幹部を

倒しちゃったようなものなのですよ♧」

 

「ブラックマーケットの銀行だって襲える。欠伸交じりでも。」

 

「それに、この間はカイザーPMCを砲撃で吹き飛ばしたんだから!」

 

ヒフミさん、あなた割といろんなことしてらしたのね。

何か悩み事でも抱えていたのでしょうか…?

いえ、きっとペロロ様さん絡みでしょうね……。

 

「「「「ファウスト!ファウスト!ファウスト!」」」」

 

あ、ヒフミさん。紙袋取っちゃいましたね。

こっち向いてますね。手でも振っておきますか。

先程の衝撃でかろうじて腕があがりますからね。

 

「包囲されてしまいましたね。」

 

「これはちょっと厳しいんじゃないの?リーダー。」

 

「知った事か。無限に増殖する『ユスティナ聖徒会』の前では…。

むしろ好都合だ。この場の善意に知らせてやるこの世界の真実を

殺意と憎しみに満ちたこの世界では努力など無駄だと。」

 

やはり、焼き尽くすべきでした。

スクワッドの言葉はすべてを見当違い。

すべてが無駄?足掻いても意味が居ない?

その考えこそ意味を持たないと理解できていない。

 

「アズサちゃん。私はすごく怒ってます。

でも、無事でよかった。」

 

「ヒフミ…。」

 

「すっごく怒ってました、でもよく考えてみれば

それはアズサちゃんのせいではありません。

ですから、もう怒ってません。」

 

やはり、ヒフミさんはお心の広い方。

アズサさんもホッとしていますわね。

 

「ですが、あの方々についてはまだ怒っています。

殺意だとか憎しみだとか。それが、この世界の真実だとか

それを強要して、すべてが虚しいだなんて!」

 

たしかに、ヴァニタスの思考は強要するものでも

ましてや、それですべてを捨てるなど解釈が違いますし。

 

『それでも!私はアズサちゃんが人殺しになるなんて嫌です!

ラムちゃんが無理して燃え尽きてしまうかもしれないなんて!

そんな暗くて憂鬱なお話、私は嫌なんです!

それが真実だって、この世界の本質だって言われても私は嫌なんです!

私には、好きなものがあります!平凡で、大した個性も無い私ですが

これだけは譲れません!友情で苦難を乗り越えて努力がきちんと報われて

辛い事は慰めて、お友達と慰めあって乗り越えて。

苦しい事があっても誰もが最後は笑顔になれるような。

そんなハッピーエンドが私は好きなんです!』

 

ヒフミさんの心の内、譲れないものその宣言

貴女という光は私には眩しすぎてしまう。

私と言う汚れてしまったシミですら照らしてしまう。

やはり、あなた達の世界には私は…。

 

『誰が何と言おうと何度だって言い続けます!

私たちの書くお話は、私たちが決めるんです!

終わりになんてさせません、まだまだ続けて行くんです!

私たちの物語。私たちの、青春の物語(Blue Archive)を!』

 

曇っていたそれが晴れていきます。

私は眩しくないように影の方にいますが。

 

先生の声が響きます。

 

「“ここに宣言する。私たちが、新しいエデン条約機構。”」

 

なるほど、この場にいる面々。

それが出来てしまうシャーレ…。

流石は先生ですね。

 

「リーダー、ユスティナの統制がおかしくなってる。

そもそも、あのシスターがいるせいで元からおかしかったのに!」

 

「こ、こんらんしてますね。エデン条約機構を助けるという戒律

しかし今はETOが2つあって。しかもあのシスターも居て…。」

 

「知った事か!ハッピーエンドだと!?ふざけるな!

それだけでこの憎しみが、不振の世界が変わるとでも?」

 

やはり、彼女たちは…。

救いを与えないと…私が…。

 

「アズサ…。すべて否定してやる!お前がトリニティで学んだこと

経験したこと、気づいた事!全てを否定する!全ては虚しいのだから!」

 

「させ、ません…。貴女たちの思想は間違っています…。

わたしが…。それを…。」

 

「くっ来るな!!」

 

あ、不味い。これじゃぁただの的に…。

 

「まったく!ラムはひとりで先走り過ぎよ!」

 

「ラムちゃんは丸腰なんですから。下がっててください。」

 

「けが人は大人しくしておいてくださいね♡」

 

ヒフミさん達が遮ってくれました。

でも、これだけは言っておかないと

 

「そもそも、けが人を戦場に連れてきたのはあなたたちでしょう!」

 

これは正当な怒りですわよね。サクラコ様。

 





今回は此処まで。

次回はあの敵ですね。
ラムの宗教観を考えるとどうなるか
次回もよろしくお願いします。
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