lamb nun   作:酔いどれ執筆者

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タイトルに関してはラムちゃんがその話の中で
言いそうなことをタイトルにしたりしてます。

今回もまたお目汚しにならないよう頑張りました。


裁縫道具ってあります?無いですか…

大聖堂からの帰路の途中

私はある方に呼び止められました。

 

「小柳ラムさんですね、ちょっと同行してもらっていいっすかね?」

 

「あら、イチカさん何の御用でしょうか?」

 

「スンマセンっす、ラムさんがいじめの実行犯で

暴行を行ってたって被害を訴える生徒が多くて。」

 

なるほど、心当たりはありませんが恐らくは私を疎ましく思ってる方の仕業でしょう。

 

「わかりました。同行いたしますわ。お手数かけます。」

 

「なんというか、抵抗とかしないんすか?無実だとか喚く人多いっすけど…」

 

「お手を煩わせるのもお互い大変でしょう。」

 

正義実現委員会へと連れられて行きますわ。

そうです、ついでに紛失物の届け出を出しておきましょう。

 

「取り調べは、イチカさんがされるのですか?」

 

「いやー、そうしたいのはやまやまなのですがそうはいかなくて。」

 

「そうですか…」

 

やはり、同じ2年生だとかばってしまう可能性がありますわね。

正しい判断ですわ、流石は正実。

 

「では、誰が取り調べを?」

 

「…ハスミ先輩です。」

 

「……なる、ほど……」

 

内容次第ですが今日は帰れるかどうか…

 

取調室にはすでにハスミ先輩が入室されていました。

 

「小柳ラムさん、貴女から暴行を受けたと多くの生徒から被害の訴えがきてます。

この件に関しては事実ですか?」

 

「いえ、身に覚えがありませんわ。」

 

「ッ!この写真を見ても白を切るつもりですかっ!」

 

取調室の机に叩きつけられた写真。

明らかに合成写真ですわね…

ですが、ハスミ先輩は頭に血が上ってる様子ですし気づかなそうですわね。

 

「なんとか言ったらどうなんですか!?罪のない他人を傷つけた上に身に覚えがないなど嘘をつくなんて…!シスターフッドとしての教示は無いのですか!!」

 

「……すみませんでした。私が実行犯です。」

 

これで良いのです…

円滑に終わるにはこれが正しい…

主の与えたもうた試練だと思い受け入れましょう。

 

「最初からそう認めれば良いものを…。これだから角付きは…」

 

「………申し訳ありません。」

 

ハスミ先輩のゲヘナ嫌いは有名な話、だから角の生えている私に

嫌悪感を抱くのは当然の事。

 

「処分に関してはちょっと待って欲しいっす!」

 

「すぐにヴァルキューレに連絡して連行してもらい…なんですか?イチカ。」

 

勢いよく取調室のドアが開き急いできたであろうイチカさんは

息を整えつつハスミ先輩の処分に待ったをかけます。

 

「これを見て欲しいっす!」

 

「わ…かりました…。ラムさんあなたの処分は保留です。

ですが今夜は牢に収監させてもらいます。貴女の身柄を抑えるためにも。」

 

イチカさんから受け取った紙に目を通したハスミ先輩はわなわなと震えながら

黙読していた紙に皴ができるほど強く握り、私に処分を伝えました。

その顔は憤りを抑えきれておらず、納得も行かないと今にも叫びそうな状態でした。

 

「わかりました。従いますわ…」

 

促されるまま牢屋へ足を進めます。

目下の悩みは釈放時間でしょうか…

 

「明日の朝には釈放されませんかね…。出ないとまた皆様にご迷惑を…」

 

朝のミサには間に合うでしょうか…。

 

 

 

 

 

ラムが去った後の取調室

 

「何故なのです!何故、彼女の処分が一時保留扱いになるのですか!」

 

私は、たった数枚の書類に激高していました。

その内容は、

【小柳ラムは明日から新設される補習授業部にて保護観察対象者となる事

今回の容疑に関しての処分は上記の部活終了時に再度行うため保留とする】

と記載されていました。

 

「いや~、ティーパーティ直々の書類ですし。真意はわかんないっすよ」

 

「ッ!しかし!!これでは勇気を出して告発してくれた被害者に顔向けができません!」

 

「でも、この証拠写真…ちょっと変じゃないっすかね?暴行してる瞬間なのになんというか……」

 

イチカが手にした証拠とされる写真、なんでも暴行を受けている時に小型カメラで撮影されたとか。

きっと、暴行を受けている時に必死に撮影したのでしょう。かわいそうに…

そんな大事な証拠写真に違和感?まさかイチカ、貴女…

 

「庇うのですか?小柳ラムは先程、自分がやったと認めていたではありませんか!」

 

「いっ…いやいや!、気になっただけっすよ!庇うつもりで言ったわけじゃ…」

 

「ふー…。わかりました、そんなに気になるのならこの写真を詳しく調べてみましょうか」

 

「冤罪とか発覚したらそれこそマズイっすもんね。」

 

流石に、冤罪なんてありないでしょう、現に本人も認めていました。

写真だって被害者は必死だったはず。シスターフッドとはいえ小柳ラム

きっとゲヘナ的な人間に違いありません。角が生えていると聞いてますし。

 

正義を成すためには些細な違和感も確認する必要がありますし。

イチカの今後を考えるのならいい経験でしょう。

証拠となった写真と元のデータを持った二人は取調室を出ていくのであった。

 




エデン条約編は何度か見返してはいるものの

どうしてもこれでキャラの口調合ってるかしらと思いながら書いてます。

皆様の暇つぶしになれば幸い

ラムのプロフィールについて

  • 先に欲しい
  • 完結後で大丈夫
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