lamb nun   作:酔いどれ執筆者

50 / 50
早いものでもう50話ですねー

4章の掲示板回どうしよう…。

あと数話更新したらにしようかしら

今回もよろしくお願いします。


話題が…ありませんわ!

「………」

 

「………」

 

どうしましょう、お話とは言いましたが

ミカ様との共通の話題が思いつきません。

 

「えっと…ラム…さんは。セイアちゃんには会った?」

 

ミカ様がおずおずと私に尋ねてきます。

セイア様ですか…。

 

「先日お会いしました。ミカ様、私の事は

呼びやすいようにお呼びください。なんなら…。」

 

穢れた血でもと言いかけましたが

 

「それだけは絶対にもう二度と言わないから!」

 

ミカ様が声を荒げて否定されました。

ちょっと涙目になってません?

 

「じゃぁ、えっと、ラムちゃん…。

セイアちゃんとはどんな話をしたの?」

 

「えっと、謝罪と世間話でしたわ。」

 

私とミカ様の会話はちょっとギクシャクしています。

無理もありません、ミカ様にとって私は嫌いな相手

楽しく弾む会話など…

 

「そろそろ、到着するぞ。」

 

サオリさんがそう言うと

私たちはアリウス自治区に到着しました。

 

「ここが…アリウス自治区…ウッ!」

 

激しい頭痛が私を襲い、その場に蹲ってしまいました。

 

「“ラム!?大丈夫!?一体何が!?”」

 

「だ、大丈夫です、少し頭痛がしただけなので。」

 

駆け寄ってきた先生に問題ない旨をお伝えしました。

その後、熱がある事が判明したサオリさんの看病をするため

一旦、この場所で休むことになりました。

 

先生は寝てらっしゃいますね。

体力回復には十分ですね。

 

「ねぇ、ラムちゃん。貴女は本当に大丈夫なの?

蹲るほどの頭痛って普通じゃないよ?」

 

「ご心配なく、ミカ様が気にするような事ではありませんわ。」

 

そんな、話をしていると先生が起床し

アリウススクワッドについて話を聞いていました。

怒ってらっしゃいますね、顔が怖いですわ。

ロイヤルブラッドに生贄…。

なんだか他人事では無い感じですね。

 

「これから、旧校舎に向かう。

注意して行こう。」

 

体調が回復したサオリさんと共に旧校舎を目指しますが…。

 

「あの、先生…私の我儘で申し訳ないのですが…。

こちらに一度よっていただけますか?」

 

とある建物に目が止まりました。

ここには何かある、角がどうしても疼く

 

「“わ、わかったよ。みんなごめんチョットだけ

寄り道をさせてくれるかな?”」

 

「わかった、あまり時間はないがそのぐらいなら大丈夫だろう。

それにこの建物も彼女が一切の立ち入りを禁止していたのも

引っかかるしな。」

 

サオリさんからの許可も出ました。

彼女が建物の扉を…。

 

「“サオリ?どうしたの?開かない?”」

 

「あぁ…施錠されている可能性があるな。」

 

残念です、それなら諦めるしか…。

 

「じゃぁ、壊しちゃえば良いよね!」

 

ミカ様が拳を振りかぶって

思いっきりドアを殴りつけました。

 

「あれー?大体のドアはこれで開くのに~」

 

ドアには傷一つない状態

ここまでくると逆に不気味ですね。

私が触れたら開くとかそんな

トンデモ設計になってませんかね?

 

「試しに私が開けてみますわね。」

 

ドアノブを握ろうとすると…

 

「痛っ!」

 

ドアノブには小さなとげが着いており

私は意図せずに握ったため血が付着してしまいました。

 

「“ラム!大丈夫?どこか怪我したの?絆創膏あるよ?”」

 

「ありがとうございます。大丈夫ですこのくらい。」

 

そんなあわあわしているミカ様を落ち着かせていると

カチャリと高い音が鳴り施錠されていたドアが開きました。

 

「“なんで開いたんだ?もしかしてラムの血が関係してる?

とにかく入ってみようか…。”」

 

そうして、ドアの開いた建物の内部に

私たちは入りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日前 病室にて

 

 

「小柳ラム、入りますわ。」

 

私は、ティーパーティのセイア様よりお呼びたてされ

救護騎士団本部の病室へにやってまいりました。

 

「突然、呼び出して済まないね。

来てくれないかと思っていたよ。」

 

セイア様はベットから体を起こすと

深々と頭を下げられました。

 

「申し訳なかった。本来ならあの二人の暴走を止めるべきだった

君にはとてつもない悪意や侮蔑に晒してしまった。

もし、君が望むのなら私は殴りつけられても文句は言えない。」

 

どういう事なんでしょう?

お二人………あ!ミカ様とナギサ様の事ですね!

 

「セイア様、私は気にしていませんので謝罪は結構ですわ。

ですので、顔をあげてくださいまし。」

 

「ち、ちがうんだ!私は!私は…見てしまったんだ

君のありえたかもしれない未来までも…。」

 

ありえたかもしれない未来?

なんでしょうそのむず痒い題名は

 

「君の今までいくつもの選択や可能性…。

それが噛み合う事のなかった未来を見てしまったんだ…。

すべての原因はティーパーティなんだ

だから…だから…。」

 

「お、落ち着いてくださいセイア様!

それはただの可能性の話でしょう?

私はこの通り五体満足で貴女の前に居るじゃないですか!」

 

錯乱しかけていたセイア様を何とか落ち着かせました。

それにしても、原因がティーパーティだなんて…。

 

「取り乱してしまってすまない。

ただ、私は謝罪しなければ気が済まないんだ。

何せその未来を先生に見せてしまったのだから…。」

 

「え?先生にお見せしちゃいましたの!?

その、すっごく恥ずかしいのですが…。」

 

ありえたかもしれない未来だなんて恥ずかしい

顔から火が出そう、先生にどんな顔をして会えば…。

 

「私が言えた口ではないが感想がそれはどうなんだ?

そもそも、先生の夢の中での事だから覚えているかどうか」

 

よかった、なら安心ですわね。

 

「えっと、セイア様。私はその未来とやら

まったく興味ありませんの!なぜなら。

私は今を生きていますの!」

 

「そうか…君はとても強いんだね…。

用事としては以上なんだが。

もし、何かあったら相談して欲しい

全力で力になるから。」

 

セイア様にお辞儀をして

補習授業部の部室へと向かいます!

 

「私は君のあの姿を見てしまった…

あのような悍ましい姿にならない事を祈るよ…。」





今回だしました、BADEND IFのタイトル
ありえたかもしれない未来です。
完結後に3つ投稿しますね。

次回は謎の建物の探検と
ベアおばとこんにちは出来ればと思ってます

では~
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