lamb nun   作:酔いどれ執筆者

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オリジナル要素!

ちょっと観覧注意でございます。
まぁ、このくらいなら平気かしら?

よろしくお願いいたします。


ある意味実家...?

「随分と暗いですわね。

とりあえず電気をつけてみますわね。」

 

ダメもとで押したスイッチでしたが

電源が残っていたのか部屋を明るく照らします。

 

「こ、これは…。」

 

「“なに…これ…。”」

 

明るくなった部屋には乾いた血の跡

散らかった書類、そしてホルマリン漬けの角

 

「お、奥の部屋には…。ウッ!」

 

ミカ様が口を押さえてうずくまります。

背中をさすってあげましょう…。

 

「“これ…は…。ね、ねぇラム…こんな事聞くのもあれだけど

この場所になにか心当たりとかってある…?”」

 

心当たり?はて?

でも、1つだけ。

 

「どうでしょう?関係があるかはわかりませんが

先程から襲っていた角の痛痒さや疼きが治まってますね。」

 

「“そ、そっか…とりあえずここを調べるけどミカや気分の悪くなった子は

一旦、外で見張りをお願いしようかな。”」

 

ミカ様とヒヨリさんが外で見張りをかって出てくれました。

私は、奥の部屋へと足を進めます。

 

「こ、これは…わ…わたし…?」

 

「“ラ、ラム!?来ちゃダメ!!”」

 

目に飛び込んできたのはホルマリン漬けにされた

私の頭部?え?なに?これ…?

 

「これ…あ、あぁぁぁっ!」

 

流れ込んでくる記憶

モノクロの部屋、注射器…。

 

「わ、わた…し。この場所を知ってます…。」

 

そうです、私はこの場所で生み出された…。

この、ホルマリン漬けになっている頭部も

私のスペアパーツと考えた方がよさそうですね。

 

「“ラム…。ここを知ってるって。”」

 

「私はここで器になってしまったのでしょう…。」

 

手術台らしき場所にも乾いた血が残っています。

サオリさんが手にした本以外は何もなさそうですね。

 

「先生、探しているものはこれだろうか。

軽く読んでみたが、唾棄すべきものだったが…。」

 

苦い顔をしたサオリさんが先生に本を手渡しました。

メモ帳も先生は持っていますが…。

 

「“ありがとうサオリ。…うん、これにも載ってないか…。

そろそろ移動しようか、他にめぼしいものはなさそうだし。”」

 

手術台の部屋以外にこういう施設なら…。

 

「先生、その横の棚にあるティーカップを逆さにしていただけませんか?」

 

「“これかな?こんな事でなに…が…。”」

 

ティーカップが逆さになった事で棚がずれて

隠し部屋の扉があきました。

 

「“こんな仕掛けが…。この先に何が…。”」

 

隠し部屋の中は数冊のメモ帳と冷凍保存されている血液のアンプル

それと厳重に保管されている謎の箱。

 

「“あっ…た…。あったよ!私が探してた内容のメモが!

ラム!これでもう君が苦しむこともなくなるよ!!”」

 

先生が喜んでいますが何の事でしょうか?

それよりもあの箱が気になります。

 

「この箱は一体?私が触れば開きますかね?」

 

何の気なしに触った箱から電子音が流れました。

 

『…血…器の最高傑作と一致、開錠』

 

箱の中から出てきたのは聖書…?

軽く目を通しましたがこれは…

 

「これは、聖書ですね。私が持っていてもよろしいですね?」

 

「“ラムが持っていて大丈夫だよ。電子音とはいえ

いい気分がしないね。いるだけで無力さを感じるよ。”」

 

「先生、それに小柳ラム。そろそろ移動しよう。

必要なものが見つかって何よりだが。」

 

こうして、必要なものを手に入れて

みなさんが建物から外に出る間際、私の顔面を襲ったナニカ

 

「んっ!むぐー!!」

 

「“ラム!?”」

 

「落ち着け、今引きはがす!

なんだこのネズミは!?」

 

痛い!噛まれた!?

 

「ゴホッゴホッ…。」

 

「“ラム!?怪我してる、体調に変化は!?”」

 

地面に叩きつけられた平たいネズミ…?

しかも絶命してる?

 

「大丈夫です、ちょっと噛まれたぐらいですから…。」

 

「“そっか、じゃぁミカたちと合流して先を急ごう。”」

 

建物から出てミカ様達と合流して先を急ぎます。

治まったはずの角への違和感を感じながら。

 

「この先なんだが、街が変わっている?

長く離れてはいたがここは別な街になっている」

 

サオリさんが感じている違和感は

ミサキさんやヒヨリさんも同じだそうです。

 

先程の建物から出て以来、ミカ様は私の近くにいます。

時折、私の首元を見ていますね。外れませわよ?

 

「隠れて!何か来る。」

 

ミサキさんの声で皆が隠れます。

あれは…。

 

「ユスティナ聖徒会!?エデン条約でもないのになんで?」

 

「彼女はミメシスの原本を持っているという事か?」

 

これは囲まれてますね。

それにあの映像の方…。顔が真っ赤っかです。

 

「ぐっ!うぅ…。」

 

サオリさんが撃たれて!

私も出て行った方がよさそうですね。

 

「ダメ!ラムちゃんが出たら的にされちゃう!」

 

ミカ様に腕を引かれましたがやんわりと振りほどきます。

 

「ミカ様、大丈夫ですわ、私にあの幽霊は手出しできないはずです。」

 

こっそりと先生の近へと向かいます。

 

「生贄についてなら、私も気になりますわ。」

 

『なっ…!!!』

 

「“ラム!?なんで?いつの間に!?”」

 

「私にあの幽霊は手を出せないのは確認済みです。

それよりも赤いお方?生贄とはどのような形になるのですか?

答えてくださいまし?それで何が起きるのです?」

 

アツコさん…というかロイヤルブラッド…でしたっけ?

口に出したくないと思ってしまう。

これはきっと何かあるんでしょうね…。

 

『先生…宣戦布告は受け取りましたが何故…何故…

テインテッドブラッドがいるだなんて聞いていません!!

まさか、あの建物にも!?あぁぁぁぁ!!!!

早く!早く!テインテッドブラッドごと始末しなさい!!!!』

 

そういって赤いお方は絶叫と共に通信を切られました。

 

「す、すみません先生、私…出過ぎた真似を…。」

 

「“大丈夫だよ!これであのベアトリーチェも恐怖と焦りを抱くだろうし。”」

 

先生はしてやったりといった表情でした。

 

「あんなに狼狽えているマダムは初めて見た。」

 

「え、炎上シスターの恐ろしさを知っていそうですよねぇ…」

 

「小柳ラム…味方にいるだけでここまでの効果があるとは…。」

 

謎に株があがっている気がしますが…。

ッ!先程から角が熱い…いったいなんなのです…。

 

「“とにかく、ここを切り抜けるよ。スクワッドとミカもお願いしても良いかな?”」

 

「「「「了解!」」」」

 

私を除いた方々が戦闘に入りました。

先生の護衛はこちらで担当します!





解呪の手掛かりが見つかった先生。
謎の聖書を手に入れて顔面にネズミアタックをされたラム。
噛まれちゃったね!

狼狽えたらベアおばこんな感じかなと
次回は旧校舎とバシリカ戦ですね

では~
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