次回の更新は掲示板回になります。
いつもはあとがきにいろいろ書いてますが
こっちにいっぱい書いておきます。
流れを結構調べました、大変でした~
では次回~
昨日、大聖堂で懺悔を済ませた私たち
帰りがけにマリーさんから葬儀の日程を聞きました。
「本当に…お別れなんですね…。」
そして葬儀の日を迎えました。
大聖堂で行われるラムちゃんの葬儀
私たち補習授業部のみんなと先生。
ティーパーティのお三方に救護騎士団のお二方
門の前でもめてるあれはゲヘナの…
「なぜ、ゲヘナの貴女が此処に来ているのですか!」
「私も…参列の許可は貰っているわ…。」
ハスミさんとヒナさんが言い合いになってます。
こんな時にどうして…。
私は無意識に先生に目を向けてしまいます。
「“大丈夫、すぐ行ってくるね。”」
私の意図をくみ取った先生が門の方へ駆けて行きました。
先生が到着したらすぐに誤解は解けたようで
ヒナさんと一緒にこちらに戻ってきました。
「“ゲヘナの参列が許可されてるのはヒナだけなんだ。
私の近くにいてもらおうと思って、連れて来たんだ。”」
「嫌かもしれないけど、今日はよろしく。」
先生はこちらに連れてきた理由を述べ
ヒナさんは深々と頭を下げました。
「わ、私は大丈夫です!」
「こちらも問題ない…。」
「私も平気ですよ。」
「わ、私も!」
私たちの意見は同じでした。
みんな口にはしませんがここにラムちゃんが居たら
きっと、気にせずに許すだろうと思ってしまう。
「補習授業部の皆さん、先生にゲヘナの風紀委員長様。
本日は私たちの…シスターラムの…葬儀にご参列ありがとうございます。」
「み、みなさん。来ていただいてありがとうございます。」
大聖堂で待機していた私たちの所へ
サクラコさんとヒナタさんがご挨拶に来てくれました。
2人とも目は赤く泣きはらした後をなんとか隠しているようで
とくにヒナタさんは以前よりもかなり窶れていて傷心の様子が
見て取れます。
「“ふ、2人とも大丈夫!?目もそうだけどそんなに窶れて…。”」
先生が心配そうに声をかけます。
でも、声かけた本人が窶れているので人の事を言えない状態ですね。
「ご…ごめん…なさい…。わ…わた、私が…私が。」
ヒナさんがお二人の前に出て謝罪を繰り返しています。
「“ヒナッ!あの事はヒナのせいじゃないって!”」
「どういう事ですか…貴女がラムちゃんに何をしたんですか…。」
わなわなと震えだすヒナタさん。
先生の必死な説明を簡単に要約すると
あの時にラムちゃんが命がけで時間稼ぎをして
重態のヒナさんとケガをした先生を逃がして
気絶したところを拉致されたと判明したらしく。
「“ヒナはずっと自分が弱いせいで…って思い悩んでて…。”」
「そん…な…。それは、貴方のせいでは無いです!
あの時に戦闘を許可した私が原因に…うぅ…ぐすっ…。」
説明を聞いたヒナタさんは涙を流し、ヒナさんに声をかけました。
「いや、元々はアリウスを手引きした私が!」
アズサちゃんは先日の懺悔で吐き出した罪を自ら吐き出しました。
「“いや、私が…あの時も守れなかったからだよ…。”」
先生も自分の行動を思い返して自罰しているようでした。
私だって辛くて悲しくてそれにあの瞬間が眼に焼き付いて…。
「みなさん、シスターラムの死の原因が自分にあると
自分を罰して欲しいと根源的に思ってしまっていますよ。
あの子がそんな事…望むわけないじゃないですか…。
式もそろそろ始まりますし、後悔よりもラムとの別れを惜しんでください。
さぁ、シスターヒナタ。あの子と過ごせる最後時なのです。行きますよ。」
そう言って、サクラコさんはヒナタさんを連れて大聖堂の特設舞台へ
歩いている時に目に入ったサクラコさんの手袋には血が滲んでいました。
「お集まりいただいた皆さま。これより
シスターラムの葬儀を執り行います。」
スピーカーを通してサクラコさんの声が響きます。
私たちはそれぞれ着席をして清聴をします。
「最初はシスターラムが迷いなく主の御許へと送るために
聖歌を斉唱します。歌詞がお手元にありますがわからない方は黙とうを
捧げてください。」
シスターフッドの方々が歌う聖歌、私たちは
入場の際に配られた歌詞のカードを見つつ黙とうをささげます。
演奏が終わり、壇上のサクラコさんがこちらに向けて一礼をし
「斉唱ありがとうございます。
シスターラムも主の御許へと迷わずに向かえるでしょう。
改めて、ご挨拶をさせていただきます。
本日は小柳ラムのためにお集まりいただき、ありがとうございました。
生前の…あの子は…多くの方々との温かいかかわりを持てましたこと
心のこもったお祈りをいただいたこと、ラムに代わって感謝申し上げます
皆様にも主の平安と慰めがあらんことをお祈り申し上げます。
本日はまことにありがとうございました。」
途中、涙で言葉が詰まりはしていましたが
サクラコさんは壇上で深々と私たちに頭を下げました。
「続いて赦祷に移らせていただきます。
こちらの聖水と香を使い、安寧を祈ります。」
サクラコさんは涙をこらえ震える手で棺に聖水をかけ
香を焚き、祈りを捧げました。
「では、続いて献花へと移らせていただきます。
皆様、順番に花をお供えください。」
最初にサクラコさんから花を捧げて行きました。
それからシスターフッド、ティーパーティ
救護騎士団、私たち補習授業部その後先生とヒナさん。
「シスターラム、お疲れさまでした。
もう、貴女を害する人はそこには居ません。
心を込めて、この花を贈りますね。」
「うぅ…ぐすっ…。ラムちゃん…。
主の御許に召され、穏やかに憩われますように。
うぅ…うぅっ…。」
「シスターラム…安らかな眠りをお祈りします。
私はいつまでも貴女の後輩です。」
シスターフッドは代表してサクラコさんとヒナタさんとマリーさん
お三方がお手本のようにお花を捧げました。
「私は、あなたに何も返せていないのに…。
ごめんなさい…。せめて、あなたの眠りが安らかなものになるよう
祈らせください。」
「君には終ぞ謝罪する事が出来なかった。
あの時…本当に…いや、今は心から哀悼の意を捧げよう。」
「わた、わたし…ごめんなさい…ごめんなさい…。
ちゃんと…謝らなきゃいけないのに…。今言っても遅いのに…。
本当に…ごめんなさい…。せめて、ゆっくり休んでください…。」
ティーパーティのお三方も思いを口にし花を捧げていきます。
ミカ様はヒナタさん同様かなり窶れており目には隈がくっきりとついて
涙ながらに謝罪を繰り返していました。
「次は私たちの番ですね。」
救護騎士団のミネ団長とセリナさんの献花が終わり
私たちの番になりました。
「みんな…行きましょう。」
私たち補習授業部もラムちゃんのいる棺の元へと向かいました。
棺の中のラムちゃんは穏やかに目を閉じており下半身は
花で埋め尽くされていました。
「ラム…。私は今なお自分が原因だと思っているんだ。
でもそれを言ってもラムはしょうがないと言うって確信がある。
神様の元でゆっくり休んで欲しい。」
「ラムさん、あなたは誰よりも敬虔で立派で…
皆が認めるシスターでした…早く…いつもみたいに
怪訝な顔を…してくださいよ…うぅっ…。」
「まずは、正義実現委員会の代表としてツルギ委員長とハスミ先輩に変わって
貴女の安らかにお眠りを、心よりお祈りいたします。
これは、私からの言葉だけどラムの馬鹿…。
皆にこんな思いさせて1人で勝手に…ホントに馬鹿!
友達置いてこんな!ばかぁぁっ!ぐすっ…。」
3人が思い思いの言葉をラムちゃんに投げかけて花を捧げます。
「ラムちゃん…わたし…。貴女のお友達で本当に良かったと思ってます。
たとえどんな時でもずっとずっと…。大好きなラムちゃんともう会えないのはイヤです!
だから…だから待っててください…私たちがラムちゃんの所に行くまでに
ユーモアを考える暇がないくらいのお土産話を用意して行くから…。
だから、今はゆっくり休んで…私たちが来るまで待ってて…。」
私が出来る事…違う。
きっとラムちゃんが楽しみに出来る事を沢山用意しなきゃ。
いつまでも暗いままじゃいられない…。
「ラム…私はあなたに救われた。でも、あなたに何も返せない。
ごめんなさい…。私は…。きっとあなたが望むのは先生を守る事
だから安心して欲しい。先生は私が全力で守るから…だから。
たくさん休んで欲しい、それで…また会えたらお礼を言わせて。」
「“ラム…君を守れなくてごめん。君を救えなくてごめん。
不甲斐ない先生でごめん。君の前で誓うよ。もう、誰も諦めない。
私の生徒は絶対に守り抜くと。君を守れなかった私を赦してほしい…。”」
その後、先生とヒナさんがお花を捧げて献花が終わりました。
先生はラムちゃんの前で涙ながらに誓いを立てていました。
「それでは、これにて式を終了とさせていただきます。
皆様本日はありがとうございました。」
棺が運び出されて墓所に埋められた後にサクラコさんの言葉で
ラムちゃんの葬儀が終わりました。
「ラムちゃん…ちょっとのお別れですね…。
でも、またすぐにお花を持ってきますね…またね…。」
私は墓石の前で声をかけ補習授業部のみんなとその場を離れました。
END 再会の約束
〈side ??? 〉
急に眩しく…
私は?なんでこんなに視点が高く?
痛い!痛い!だれがこんな?なんですかあの覆面?
ヒナさん!?どうして私を攻撃するんですか!なんで…
あ。ワタクシはモウ…バケモノに…。
ヒフミサン…キチャだメ…はナれて。
せめて、これダけハ…エがオでイワナキャ。
「さヨなラ」