エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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4月1日 現状の確認

 皆さんはエロゲという物をやったことはあるだろうか。

 

 エロゲと言っても4種類あり、エッチな要素が多いとされる抜きゲー、エッチなのはおまけでストーリーを読ませようとしてくるシナリオゲー、キャラクターデザインに特化したキャラゲー、そして秀逸なゲーム性で殴ってくるエロゲが存在する。

 

 じゃあ全てが高位で纏まっていたらそれは素晴らしいゲームなのか……答えはNoである。

 

 抜きゲーとシナリオゲーの相性は悪く、シナリオのボリュームを増やすと抜くシーンのテンポが悪くなる。

 

 これではいけない。

 

 しかし、もしエロゲの世界に行くとしたら、抜きゲーほど楽なものはない……と俺は思う。

 

 というかそんな大長編抜きゲーのキャラクリ画面で今俺は止まっている。

 

 何らかの理由で俺の意識はゲームに囚われてしまった。

 

 一番ありそうなのがゲーム中に雷が直撃した可能性。

 

 もしくはテクノブレイクしてしまったか。

 

 まぁ理由はなんでもよろしい。

 

 意識ある状態でキャラクリができる……というのが重要である。

 

 真っ白な空間の目の前にはステータス画面が映し出されており、数値を入力したり顔のパーツを選択したりすると、目の前にマネキンの様な物が出現し、そこに肉が付いていく。

 

 ランダムと設定して仮決めをすると、そこにはモブ顔の男性が直立していた。

 

「見た目は完全に自由に決められる感じか。となるとゲームだとその後にあるスキル選択画面の方が重要に普通のゲームだったらなるんだろうな……」

 

 最後にやっていたゲームが同じであれば、高校生スタートになるはずである。

 

 俺はとりあえず黒髪黒目の中性的な少年ボディに設定し、身長も165センチと男性としたらやや小さめながら、男根の大きさを黒人並みの25センチの巨根かつ、亀頭むき出しの凶悪な物に設定した。

 

 まぁ中性的で巨根というのは俺の性癖だ。

 

 理想の自分としては悪くないだろう。

 

 エロゲとしたら短小よりは巨根の方が有利に進むゲームだし。

 

 身体と容姿を設定したら、次はスキル関連。

 

 これは絶倫とマジカルチンポに設定しておけば十分。

 

 エロゲだから仲間は性的に落としていこう。

 

 さてと、プレイヤーキャラの設定が終わったから世界観を軽く説明すると、多種多様なバトルエロゲを混ぜた世界……といえば良いか。

 

 表の世界と裏の世界というものがあり、表の世界の平穏を守るために正義派閥が裏世界の治安を守っているんだけど……裏世界は魔物や悪魔が蔓延り、人を堕落させようとしてくる。

 

 主人公の選択次第で世界がよりエロくなったり終末世界になったりとエンドが色々変わるのが魅力的なゲームである。

 

 まぁ高校生活が終わる3年間の選択で世界が分岐するという世界のゲームだ。

 

 3年間みっちりやれるので、イベントも豊富だし、やれることも多い。

 

 正直数万円の価値があると思うゲームなのだが、90%オフセールの時に手に入れたので1コインで買えてしまった。

 

 俺はちなみにこのゲーム5周は遊んでいるが、全部のシナリオ分岐はまだ捉えきれてないものの、ゲームを有利に運ぶためのアイテムの場所とかは覚えている。

 

 設定を終えると視界が真っ白になり、いよいよゲームが始まるらしい。

 

 どんな結末に向かおうか、せっかくゲーム世界に転生出来るのだから欲望のまま活動していこうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 目が覚めると、ゲームで出てきた主人公の部屋がそのまんまであり、部屋に置かれている鏡で顔を確認すると中性的少年がパジャマ姿でそこにいた。

 

 カレンダーを確認すると、今日は4月1日……ゲーム開始日と同じ日である。

 

 カレンダーには7日に高校の入学式と書かれており、その日までは春休み期間……ゲームに慣れるためのチュートリアル期間という位置づけで、周回に慣れたゲームをそのまま遊ぶのであれば、日程スキップで良いのだが、ゲーム世界に転生なので一応現実。

 

 注意するべきは時間を無駄にしないこと、死なないこと、詰まないことの3つかな? 

 

 セーブもリロードもない事を前提で動かなければならない。

 

 立ち回りもそれを考えて動いていこう。

 

 とりあえず部屋の中を確認する。

 

 主人公の設定としては都会の高校に進学するため、中学で住んでいた場所を離れ、祖母が歳で介護が必要なので実家に住む代わりに、祖母が前まで住んでいたアパートで一人暮らしを許された……というゲーム世界特有のご都合展開である。

 

 まぁ転生した俺としたら両親を気にせず生活出来るので楽っちゃ楽である。

 

 さてと、じゃあ早速序盤の動きをしていきますか。

 

 抜きゲーというのは回想部屋という存在があり、ゲームでは主人公の部屋の本棚を調べると行けるのであるが、流石に本棚を調べても行くことはできない。

 

 しかし、周回するとゲームをヌルく出来るお助けアイテムの場所が提示されたりするが、記憶を頼りにその場所を確認してみる。

 

「まず本棚を横にずらしてっと」

 

 本棚を横にずらし、空間を開けると、壁をノックして音を聞き分けていく。

 

「……ここか」

 

 音の違う場所を見つけたら、勉強机のペン立ての中に入っているカッターで壁紙を引き裂いていく。

 

 すると音の違う場所に隠し戸棚がはめ込まれていた。

 

 戸を引いてみると、中には幾つかのお助けアイテムが入っていた。

 

 全部取り出して勉強机の上に並べてみる。

 

 お助けアイテムその1

 

 ステータス眼鏡。

 

 相手のステータスを確認することができる眼鏡で、ゲームでは出会える女性全員が攻略対象と謳われていたので、その日や気分によって変わる相手が欲している物だったり、その人の状態だったり、弱点だったりを確認することができる。

 

 なんならエロステータスモードに切り替えると服が透けて裸を見ることも出来たり。

 

 

 お助けアイテムその2

 

 催眠スマホ

 

 一見普通のスマホであるが、相手に催眠術をかけることができる。

 

 エロゲ必須のアイテムであるが、使いすぎるとカルマが貯まり、予期せぬ不運に見舞われる為、使用はご利用的に。

 

 カルマは良いことや人助けをすると減り、悪どい事をすると高まるのでカルマ管理は大切。

 

 ステータス眼鏡をかけて鏡越しに自分を見れば今のステータスは丸わかり。

 

 

 お助けアイテムその3

 

 復元ペンライト

 

 壊れた物を復元できるペンライト。

 

 物品だけでなく、精神が壊れてしまった人間にも効く。

 

 催眠スマホで失敗した時に使う救済アイテムの1つ。

 

 

 お助けアイテムその4

 

 魔法の杖

 

 中盤まで使える特殊な攻撃を4種類使えるようにする道具。

 

 ちなみにこの世界、魔法ではなく異能と呼ばれるスキルを裏社会の人達は使ってくるぞ。

 

 

 お助けアイテムその5

 

 収納財布

 

 別名四次元ポケット。

 

 まぁ青狸のポケットみたいに無制限ではなく、縦横高さが5メートルの立方体が収納限界。

 

 これが周回用お助けのアイテムだ。

 

「さてとあと重要なアイテムはっと……」

 

 ノートパソコン、親から生活費が毎月5万円入る通帳と銀行のカード、普通の財布に残金2万5000円。

 

 ちなみにガチで2階建て8部屋のアパートであり、今俺が住んでいる部屋以外空き部屋なので、仲間に部屋を貸す……ということもできる。

 

 さて、何から始めようか。




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