エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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7月17日 技術者?3人との話し合い

「インフラ整備だけでこんなにかかるんだ」

 

「これはちょっと色々工夫が必要そうだねぇ……」

 

 インフラ工事を依頼した日の夕方、俺は駅近くの喫茶店にみちる、ひかり、そしてゆずりはを招集した。

 

 共通点は技術者集団であるという点である。

 

 これから異界を使って色々していくのに、まずは技術者達に意見を聞いて纏めようと思い、招集をかけた。

 

「悪いね皆、来てもらって」

 

「なに、俺もそろそろ製作所が欲しかった頃だ。で、俺に幾らの予算を出してくれるんだ?」

 

「ゆずりはは何ができるんだ? レベルは25まで上がってるけど」

 

「そうだな……俺ができることだろ?」

 

 ゆずりはは、マジックアイテムはある程度自作ができると明言した。

 

「とりあえず材料と時間、それに設備があれば武器から車まで幅広く作ってやるぜ」

 

「ちなみに幾らくらい欲しいんだ? 俺としては農業用機材や車をバイオ燃料が使えるように改造してもらったりしたいんだが」

 

「だったら車の整備工場レベルの設備は欲しいな。箱……工場の外側で200万、中身で1500万くらいか? 設備整えるならこれくらい欲しい」

 

「わかった。欲しい物をリスト化して纏めてくれ。工具揃えたり機械類を揃えてる機材屋の山本さんに連絡取ってみるから」

 

「あ~山本か。俺も面識あるから、問題ねぇ。生存報告も兼ねて挨拶してくるわ」

 

「オナホ職人が出歩いてるかもしれないから気をつけろよ」

 

「大丈夫だ、あの職人の近くで生活していたからわかるが、あいつは夕方から朝まで活動しているが、昼間はずっと寝てるから昼間に地下街行けば会うこともね〜だろ」

 

「なら良いけど……みちる、一緒に行ってくれねぇか? みちるも欲しい機材とかあるだろ?」

 

「まーね、箱も一緒に購入していい?」

 

「箱って……工場の外側って異界の中で建てるんじゃないのか?」

 

「いや? 外で建築したのを圧縮してから運んで、異界で拡大させるって工法があるんだよ。建造費も安いし……日本だと地震とかに弱いけど、異界のある島は地震がほぼ無い土地らしいじゃんか」

 

「確かに自然災害は嵐以外はまず無いって書かれていたな。異界を取り囲んでる結界が津波とかあまりの暴風雨とかは軽減して被害を抑えてくれるって説明されたし」

 

「ゆずりはとも前に連絡取り合って話したけど、僕は薬品や植物系に強くて」

 

「俺は製造系に強い。薬品はみちるに任せっから、道具関係の製造は任せろ」

 

「頼もしいね……」

 

 2人の中で役割が既に分担されているらしい。

 

 で、ひかりをどうするかって話になったが、

 

「とりあえず僕とゆずりはの2人の弟子ってことで、適性は調薬も製造も両方高いから、僕達の知識と技術を仕込むよ」

 

「独学でやってきたからこの上ない環境だよ! 沢山学ばせてもらうよ!」

 

 ひかりもやる気に満ち溢れていた。

 

「で、問題はこれからうちのパーティー? クラン? の売り出し商品をどうするかって点だね。実際どうする?」

 

「まず目標は自給自足だろ? となると普通に食生活ができる食べ物の栽培をしなければならないねぇ」

 

 ひかりがちゃちゃっと書き出すと、自給自足の為の基本的農業を行うのが最初。

 

 その為の農業機材の調達を俺がして、ゆずりはが調達した機材を最初改造してバイオ燃料でも動くように調整する。

 

 バイオ燃料は当面の間は繁殖力が凄い触手を栽培することで、燃料及び薬品類の原料を確保。

 

「これが第一段階だねぇ」

 

 第二段階としてようやく外部に売り出す商品の製造をしていこうとひかりは語る。

 

 ガス屋との契約で余剰のバイオ燃料は多少安くなるが買い取ってくれるし、外部に売り出せる裏の植物を栽培すれば良い。

 

 裏の植物は供給不足でだいたい高止まりしているから、栽培するってなったら技術料金を支払えばある程度導入はできるだろう。

 

「となると必要なのは農業に強い人材。これはMobが確保する必要があるねぇ」

 

「そこは頑張る」

 

 で、自給自足体制が整ったら、社の異界に預けている子供達の招集じゃないかとみちるが言う。

 

「社の異界の巫女達の中には外に興味を持っている者も多いから、最初そんな彼女達を引き抜き、こちらの戦力に加える。適性があれば農業や工業などに割り振れば良いし、で、子供達も9カ月あの異界で成長すれば15歳くらいになる。だから来年の3月頃に呼べるようにすればちょうど良いんじゃないかな?」

 

「なるほど……確かにそれはありだな」

 

「だろう。で、将来的にはゆずりはみたいにマジックアイテムが製造できる人材を増やしていって、マジックアイテムを量産していけばある程度の資金は得られるんじゃないか? もしくは、豚の貯金箱やカエルの財布を復元させてまた金策もできるんだから、鉱物資源が採掘できる異界や魔物がいろいろ出てくる異界を購入してもいいんだし」

 

「選択肢が色々広がったな」

 

 みちるの言うことが実れば、今度は必要になってくる組織力というのも大きく、そして強固になってくる。

 

 1年目はほぼ無いけど、2年目からは組織間での抗争みたいなイベントが起こったりもするので、自分で動かせる組織をある程度形にしておきたかったから、2軍として動かせるレオンに早めに経験を積ませたり、1軍パーティーでもリーダー適性がある人物には日替わりで3から4名を纏めてもらって異界に挑んでもらって、経験を積んでもらっていた。

 

 これらは今後を見据えての行動である。

 

(正直1年目のボス戦はしずかさえレベルを上げれば、俺と2人でも倒せるレベルが殆ど……ゲームで1周目だと、自分を鍛えて、どこかの組織にパーティーごと売り込んで、組織の中で頭角を現し、そしてラストの3年時に生存できる環境を整えるってのが鉄板)

 

 2週目で余裕が出て自前で組織を作れてようやくスタートラインである。

 

 そう考えると子供を早期ロールアウトできる社の異界は絶対に使わないとクリアできないように作られてるなってしみじみ思う。

 

(まだ使えるゲーム知識についてや裏技的なのはまだ色々のこってるからな。それを使ってラスボス倒せるくらい強くならねぇと)

 

 異界を手に入れたことで行動の幅が広がるのであった。

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