エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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8月2日 路地裏の異界を巫女達と

 8月2日月曜日。

 

 今日から巫女達も本格的に異界デビュー。

 

 うちの元々のメンバーをリーダーに3人から4人組を作ってもらい、路地裏の異界へと潜っていく。

 

「一応確認な。壊れていたり、一見ガラクタであっても復元することができるから落ちているアイテムは回収する。落ちている小銭が各自のお小遣いや食費の足しになるのでちゃんと回収すること、この異界の情報は他の人に無闇に喋らないこと、宝箱があったら一度攻撃してミミックじゃないか確認すること……」

 

 確認作業も終えて各々異界に潜っていく。

 

 30階層に到達したら地上に戻って今日稼いたお金で好きな物を買って良いって言ってあるので巫女達のやる気は十分。

 

 ちなみに巫女達の主な武器は金砕棒という六角形の棒で、鬼の金棒って呼んだほうがいいか……それを持つ者が殆ど。

 

 あとはしずかの様にぶん殴るストロングスタイルの者も少々。

 

 社の異界の鬼が持っている武器を時々落としたり、レオンの様にアイテムドロップする異能持ちが回収しているらしく、それを巫女達が装備していたのである。

 

「ふん!」

 

 パッコーンと、棒を振り抜くと動くマネキンが粉砕される。

 

「おお、流石鍛えているだけあるな」

 

「ふふん、もっと余を褒めたたえろ」

 

 ちなみに俺のメンバーはともえと織田のぶみの2人である。

 

 異界に潜って30分で5階層を突発していた。

 

「結構いいペースよね?」

 

「ああ、のぶみがガンガン敵を倒してくれるからこっちは拾い物に集中できるからな」

 

「これくらいなら鬼に比べれば雑魚だな! ふん!」

 

 またマネキンが粉砕される。

 

 経験値はレベル差が空きすぎてほぼ無いに等しいが、拾い物は好調である。

 

 マジックアイテムが既に3つも手に入っていた。

 

「異界とはどこもこんなに色々物が散らばっているのか?」

 

「いや、異界にも色々種類があってな。ここは異界の構造が出入りする度に変わるからアイテムも新しく設置されて、結果多くのアイテムが回収できるんだ。うちはこの拾ったガラクタみたいなアイテムを復元させてお金を稼いだりしているんだぞ」

 

「へぇ……」

 

 のぶみはあんまりピンと来てないっぽいが、結構な比率を稼いでくれていたりする。

 

 カエルの財布や豚の貯金箱の稼ぎで収益構造が滅茶苦茶になっているけど、今のうちの収入を整理すると……

 

 ・加藤さんからの車の復元依頼 200万

 ・レオンから回収するバトルドールのパーツの復元販売 250万

 ・路地裏の異界で回収した各種アイテムの復元販売 100〜200万

 ・触手由来の薬品類の販売 150〜200万

 

 これが平均的な1週間の利益になっているので、月収だと2800万から2950万くらいになる。

 

 あれ? 思ったよりも安定的に稼げてないか? 

 

 これかりんへの交渉材料に十分になるんじゃね? 

 

 そんなことを思うが、いやいや、もっと稼がないとという思いもある。

 

 メンバー増えたから食費だけでも毎月50万は飛ぶ。

 

 生活費を考えれば150万くらいにはなるんじゃなかろうか。

 

 電気と水道代は異界だとなんとかなるが、バイオ燃料が安定するまではガス屋と結局契約することになったから、全部の家や異界のプロパンガス交換で毎月数万飛ぶことになったし……。

 

「まぁでも増えたメンバーが大量にマジックアイテムを拾ったら今までの数回分のマジックアイテムを一度に回収できることになるから……更に収益倍々になるかな?」

 

 そんな事を考えながら進んでいくと、宝箱を今日はなんと6個も開けることができた。

 

 しかも3時間で30階層踏破。

 

 めっちゃスピーディーに踏破し、沢山の戦利品を回収して、異界を後にするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、今日は約3万円を回収できたので、2人に1万5000円を渡しましょう」

 

「「わーい」」

 

 というわけで1万5000円で何を買うか……好きな物を買って良いって言ったので、まず彼女達が向かったのは古本屋。

 

 普通の本よりも安い本が大量に売られており、スマホに慣れてない、もしくは持ってない彼女達にとって本を読む事が社の異界での楽しみだったらしい。

 

「特に漫画! 外界には面白い漫画が大量にあって面白いし、古本屋だから安く買えるのか嬉しい!」

 

 のぶみとともえは少し立ち読みしてから、あーでもないこーでもないと議論した上で、纏め売りされている漫画(30巻くらいの完結セット)を購入していた。

 

「ともえ、読み終わったら回し読みな!」

 

「わかってるわよ」

 

 そうか……現代社会が崩壊するとしたら今ネットで転がっている漫画や動画とかもバックアップしておかないと見れなくなるのか……。

 

「巫女達は皆漫画とか好きなのか?」

 

「嫌いな奴はほぼ居ないぞ」

 

「……金が安定したらホテルの広間の1室を改造して沢山の漫画が読めるスペースに改造するか」

 

「ほ、本当か!」

 

「勿論他の雑誌とか技術書とかも買うだろうけど、漫画だけの空間は作るよ。後は……ゲームとかも楽しいぞ」

 

「ゲーム?」

 

「皆で遊べる電気で動くマシーンだ。日本は色々なゲームがあるし、皆で共有すると楽しいんだよ」

 

「へえ! ゲームってどれくらいの値段がするんだ?」

 

「新しいのだと5万から14万くらいだな」

 

「今日の稼ぎを2週間くらいしないといけないのか……」

 

「でも漫画よりも楽しいの?」

 

「漫画は漫画の良さがあるし、ゲームはゲームの楽しさがあるからな」

 

「今日は追加で服を買わないといけないけど、もう少ししたらゲームをお金貯めて買うね!」

 

「古いゲームだともっと安いけどな。ゲームも遊べる空間も作るか」

 

「「やった!」」

 

 現代社会が崩壊した時に娯楽が無くなるのも嫌なので、漫画やゲームの収集を俺は始めるのであった。




今日の午後に新作出します。

もし良ければ読んでくださると幸いです!
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