エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖) 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
早朝ランニングで嬉しい出会いがあったものの、とりあえず学校に行かねば。
シャワーを浴びていると、のぞみが朝食を作ってくれていた。
流石1人暮らしで自炊をしていただけあり、ある程度の料理は作れるっぽい?
みそ汁は買い置きのインスタント、昨日の夜にのぞみが仕込んでおいた尻芋を使ったポテトサラダに目玉焼きとソーセージ。
それにご飯と納豆を用意したら中々な朝食と言えるのではなかろうか。
「いただきます」
「「いただきます」」
学校行っている間みちるは地下街の闇市で良さげな拳銃を見繕ってくるらしい。
良いのが無ければ自作で色々できる3Dプリンターを購入することにするらしい。
まぁ掘り出し物があればいいなぁと言う感じで、特に束縛とかもしない。
「じゃあ行ってきます」
「留守は任されたよ!」
朝食を終えるとのぞみと一緒に高校へ向かった。
バスで移動中、お喋りな女子高生達が噂話をしていた。
「なんか最近不審者の情報が多いよね」
「うんうん、なんでも3年の先輩、不審者に追いかけられたんだって」
「ええ! 気持ち悪い」
不審者の噂か。
恐らくオナホ職人と言うキャラが徘徊し始めたのだろう。
自宅に籠もって依頼人から指定された女性を使ってオナホを作っておけば良いものを……原価が要らないからと立ちんぼしている女子高生や女子大生を捕まえようとし始めたのだろう。
最序盤のイベント故に必ずゲームでは起こる。
選択によってルートが変わるけど、最大の利益が出る形の方が良いな。
別に俺は正義の味方でも無いし……。
あっという間に移動して下車し、高校に入っていくのであった。
2日目ということもあり、1時間目はオリエンテーションでクラスメイト達でとりあえず自己紹介をする事になった。
クラスメイトを吟味して気になった子が1人。
「二宮かほです! 趣味は料理で作るのも食べるのも得意です! 勉強はちょっと苦手だけど頑張ろうと思います!」
特にネームドキャラというわけではなく、ゲームだとクラスにランダムで配置されるモブキャラの1人だと思う。
ただステータスを見ていると、料理に関するスキルを既に幾つか習得していて、料理が上手なのが見て取れる。
あと好きな物とかのプロフィール欄を見ていくと、催眠状態となっていた。
つまり誰かに操られている状態で、エロステータスを見てみると、経験回数が数百回を超えていた。
経験人数も3桁あり、どうやら催眠をさせられて売春をさせられているっぽい。
こういう子を助けて仲間にしていく方が好感度を稼ぎやすいし、依存してくれやすい。
とりあえずメインイベントはオナホ職人関連であるが、サブイベントとして二宮かほの攻略を進めていくほうがいいだろうか。
とりあえずプロフィール欄からでは背後関係まで見えてこないので準備から進めていこう。
授業もほぼ1年間こんな感じで教えていきますよという説明で終わるので、週明けから本格的に授業に慣れていく感じか。
どちらかと言うと明日の放課後に行われる部活動やサークル説明会まではイベントらしいイベントも無いんよな。
とりあえず年間行事をもらったのでゲームとの差異が無いか確認していく。
5月 中間テスト
6月 球技大会 文化祭
7月 期末テスト
8月 夏休み (7月20日から8月31日まで)
9月 体育祭
10月 中間テスト
11月 宿泊学習
12月 期末テスト 冬休み(12月24から1月10日まで)
1月 全学年長距離走大会
2月 期末テスト
3月 春休み
ちなみに天野宮大学附属高校は今は減りつつある土日完全休日制。
まぁゲームだと特定のイベントが無ければ平日2日(操作は放課後のみ)、休日1日しか操作できなかったが、毎日動けるし、土日休みなのでゲームよりも活動できる時間は長い。
1年時は真面目に授業受けないといけないが、裏クラスに2年にクラス改編で移動になれば依頼で授業休んでも公休扱いしてくれる。
テストで悪い点を取らないことが条件だが……。
ちなみに進級条件は通知表で3以下がない事。
1年5回のテスト平均点が30点未満でなければOKであり、成績が悪いと3月に追試が挟まる。
これに合格できなければ進級はできなくて留年……ということになってしまう。
まぁ進級できていれば大学までエスカレーターで行けるし、選択次第によっては3年後は世界が滅亡している可能性もあるので、1年生時には大学に行くこと前提で動いたほうがいいだろうか。
現代社会が崩壊しても生活の質が下がらなければ崩壊しようが別にいいけど、質が下がるんだったら維持できたほうが良いはずだ。
エロゲ世界だから崩壊したほうがマシやろという意見もあるかもしれないが、御尤もである。
とりあえず授業を受け終わって、昼休み。
昨日図書室で入手した人体聖書の読破を教室で進める。
全500ページの結構分厚い本で、内容は技術書と言った方が良いかもしれない。
一言で言うと肉体改造についての説明書で肉体改造の仕方や戻し方について書かれている。
復元ペンライトがあるので戻し方は覚える必要は無いんじゃないかと思うかもしれないが、これの利点は俺以外もやり方を覚えることができることと、肉体改造によるステータスや異能を強化するのにも繋がるという点である。
一応肉体改造ができるキャラも裏社会ではいなくも無いが、大抵倫理観が終わっていたり、高額を要求されたり……。
また機械化というジャンルがあるが、これは復元ペンライトでも機械が故障する前には戻せるが、人間の身体に戻す事はできない為、時間を巻き戻す……というのでは無いので注意が必要である。
「図解があるから凄い読みにくいというわけではないか……ちまちま読み進めて理解していくしか無いな」
まだクラスの友達も後ろの席のレオンくらいだし、焦って友好関係を広げる必要もない。
ゆっくりクラスに馴染んでいこうと思う。
午後の授業も終わって放課後。
チャットで放課後による所ができたからとのぞみとみちるの2人に帰りが遅くなると連絡を入れて、クラスから出て帰ろうとしている二宮かほにコンタクトを取った。
「二宮さん」
「あ、えっと……」
「同じクラスの毛部だよ」
「ごめんなさい、名前覚えるの苦手で……」
「はは、しかたがないよ。今日自己紹介したばっかりだし。クラスグループチャット作ってるんだけど、二宮さんまだ参加してなさそうだったから声をかけて」
「あ、そうだったんだ。せっかくだから入ろうかな」
「じゃあこのQRコードを読み込んでよ。個チャからグループ招待送るから」
「はいはい……あ……」
俺が見せたスマホは催眠スマホであり、二宮に催眠を上掛けする。
ぼーっとしている彼女に喋りかけながら、素早く位置情報を共有するアプリをインストールして、俺のスマホと連携させる。
そして校舎内から中庭のベンチに移動させて、今現状の情報を喋ってもらう。
「今私は薬師寺さんという大学生の方の奴隷をしています。捕まった理由は両親が借金をしていて、借金のカタとして住み込みで働かされています。催眠は私の精神が壊れないようにして長く使えるようにするためです」
「なるほど」
俺は頭の中で彼女をどう救うかを考える。
相手も催眠術を使えるため、対策しないと返り討ちに合う危険性もある。
「となると別の悪者を作ってしまった方が早いかもしれねぇな」
これくらいの催眠であればカルマは誤差程度しか貯まらないので、二宮かほを開放し、とりあえず何処にその薬師寺という男が居るのか、売りをしている場所とかを位置情報アプリを使って確認するのであった。
「やってることストーカーだな。うえ、気持ちわり」
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