エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖) 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
8月3日火曜日。
ふみかの親父さんから連絡があり、引っ越しの準備が整ったと言われたので、俺はふみかを連れて、荷物の回収に向かった。
「よっこいしょっと」
車だったり家具だったりが次々に俺とふみかの収納財布の中に入れていく。
「凄いなその財布は……重い物や大きい物でもどんどん入っていくんだな」
「一応収納量には限界があるんで、何でもかんでもってわけにはいかないですけどね。家とかの建造物は圧縮したりしないと駄目ですし」
「そうなのか」
「そうなんですよ」
農業用トラクターだったりも回収し、家をもぬけの殻にし、ポータルを通ってホームアイランドに引っ越してくるのであった。
「本当に沢山の女性陣を抱えているんだな……というより人数増えてないか?」
「俺の妻達になります」
「ふみか……本当にこの男で大丈夫なのか?」
「お父さん!」
「いや、悪かった……」
そりゃ父親からしたらエロゲ世界とはいえ複数の女性を侍らせている男性に娘を預けるのは不安になるわな。
ふみかに怒られていたが。
「さてと、このペンションを使ってください。電気ガス水道、インターネットも使えるようになっているんで」
「何から何まで悪いわね」
「いえいえ」
俺は持ってきた荷物や家具を配置していき、農業機材もペンションの横に設置した。
ちなみに車は俺のアパートの駐車場に置いておく。
「現金を先に渡しておきます」
「あら、良いのかしら」
「ええ」
俺はふみかの両親に1000万を渡し、異界の外に出たい時はホテルの扉からアパートの一室に出れるようになっていると説明した。
「さてと、じゃあ仕事の話をしようか」
引っ越し作業も落ち着き、ふみかの親父さん……道園さんは草刈りをして干されている草を見て、
「言ったとおりに草刈りの草を軽く集めて干してくれていたか」
「ええ、これを燃やして土と混ぜ込むんでしたっけ」
「ああ、焼き畑の一種で土壌を整える効果が強い。あとは田んぼを作っていったり畑を整えたりだな。浜風があるから土から塩分を抜くところから始めないといけないかもしれないが」
畑の塩抜きは2種類の方法があり、1つは大量の真水を使って畑を洗浄する方法。
もう1つが塩分を体に蓄える植物を栽培して抜く方法である。
この2つを一緒に行うことで効率よく地面から塩分を抜くことが可能である。
「裏の植物に、それに適した植物があると聞いたが」
「ええ、それはみちるが詳しいので呼んできますよ」
俺はみちるを呼んでくると、みちるから説明が入った。
「裏でよく育てられているバロメッツっていう植物と動物が合わさった様な生き物がいるんだけどね」
まず土に栄養を生き渡らせるために焼き畑をして土壌の養分を整え、次に地中の塩分を吸収してくれるアイスプラントという野菜を育てる。
これは育て方も簡単で種を蒔いて、軽く土を被せたら後は雨で普通に育つ。
それと同時にバロメッツという植物と動物の間の様な魔物の種を一定間隔で植えていく。
そうするとアイスプラントは1ヶ月程度で収穫期になり、表面に塩の結晶みたいなのが葉っぱとかについているのだとか。
それを同じく育ったバロメッツのお腹と蔓が地面と繋がっていて、その蔓が伸びる範囲で活動するため、近葉からアイスプラントを食べて成長していくのだとか。
で、普通の羊の様にバロメッツが育ったら茎をきり裂けば、バロメッツは活動を停止するので、蓄えられた羊毛と植物らしからぬラム肉っぽい味の果肉、シャキシャキとした歯ごたえの骨っぽい茎が味わえるし、1頭? 1個? 数万円の値段で闇市で買い取りもしてくれる。
換金性の高い裏の作物である。
アイスプラントで地中の塩分を浮かせて、バロメッツで処理すれば普通の作物が育てられる土壌へと早変わりってわけだ。
後は嵐が来たらまた海水が降り注ぐ事になるけど、灌漑設備を整えて対策すれば問題ないと道園さんとみちるが話し合って決まった。
で、俺は草刈りで集めた草を魔法の杖を使って炎の異能を出して燃やしていく。
燃やすならこれが一番手っ取り早い。
延焼しないように気をつけながら畑にしていく場所をどんどん燃やしていくのだった。
畑の準備を進めると同時に触手部屋から触手を新しいプランターへと移動させて今までよりも多く育てられる環境を整えていった。
これで触手の生えている異界に入場料金を支払って採取に行かなくても済むようになった。
みちる曰く上回復薬を作るのに必要な素材も自給自足出来るようにしたいが、畑がちゃんと稼働するまでは、ほかの素材はスーパーで買うしか無いらしい。
ちなみにみちるが元巫女達にも上回復薬の作り方を教えていたし、何ならゆずりはが材料を入れれば自動で上回復薬を作ってくれるマシーンや触手の自動収穫装置を作れるぞって言ってくれたので、お願いしておいた。
分身の異能を使えるようになったひかりはゆずりはとみちるから色々説明を受けて機械を作るので大忙し。
5体の分身が忙しなく動く姿が目撃されるのであった。
8月10日火曜日。
俺のメンバーは路地裏の異界で稼ぎ続けていた。
織田のぶみが周りにゲームを買って遊ぼうと布教したためか、巫女達はそんなにゲームとやらは面白いのかと興味津々。
で、ほぼ毎日路地裏の異界に潜って小銭を集め、俺がマジックアイテムが売れたら数万お小遣いとして渡すのでやる気に満ち溢れ、今日、全員が最新ゲームであるセイッチ2を購入し、王道中の王道であるポッケモンとスーパーオリオ、そしてオリオカートを購入したのである。
そしたらそりゃもうどハマリ。
「なんじゃこりゃぁ!」
そう叫びながら楽しさの爆発ともいうべき娯楽の王様のゲームに皆熱中。
「金を稼げばもっと色々なゲームで遊べるぞ」
と俺が言うと、巫女達は目を輝かせて路地裏の異界に潜っていく。
朝起きて、かほや巫女で料理上手な奴が料理作って、皆で食べたら直ぐに異界に突撃。
そして3時間から4時間で異界を踏破したら稼いだ金を握って古本屋かゲームショップに突撃。
何なら巫女達アニメや映画好きそうだし買ってやるかと、モニターとDVD及びブルーレイ再生機能が付いたちょっと古いゲーム機
を購入し、色々見れるようにセッティングをしてやった。
あとアニメをダウンロード購入できるサイトから購入してブルーレイに動画を焼いて保存できるようにしておいた。
これには人工知能のカラーズが大活躍で彼女達もアニメ見たがっていたので利害が一致し、面白いアニメや映画をどんどん購入してダウンロードする作業を手伝ってくれた。
で、巫女達にもアニメを見せたらこれもどハマリ。
娯楽に飢えていた人にアニメ、ゲーム、漫画は中毒性の強い麻薬よりも劇薬って感じでのめり込み、逆にそれらによって日本の常識を覚えるのに一役買うのであった。