エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖) 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
奥へと進んでいくと、早速マジックアイテムが落ちていた。
「これはなんでしょうか」
ゆかりが見つけたのは、冷蔵庫ほどの大きさで、じょうごの様な物が付いていて、下には箱がある機械だった。
ステータス眼鏡で確認すると苗化機械という名称で、上部から植物を投入すると中で苗にしてくれるという機械であった。
例えばであるが……精米済みの米を入れても米の苗が下の箱から出てくるのである。
これを使えば裏の作物でも数を増やすことが難しい作物でも多く育てることができる。
ちょうど育ててみたい植物系魔物がいたしな。
そんな感じで路地裏の異界よりも大きめのマジックアイテムだったり高性能な武器防具が落ちている。
1階層だけでも巨乳用のブラジャー型防具や握ると熱されて機械の敵をバターの様に切れるスコップ、回線を繋いでなくても高速でデータの記録搬出ができる箱型サーバーが手に入った。
そのまま顔面が付いた敵をどんどん倒していくとレイドボス的なのが徘徊している階層に入った。
「外壁が赤く光っているのはレイドボスが徘徊している証拠だ。気をつけろ」
俺はメンバーに忠告すると、線路を通って電車がゆっくり近づく音が聞こえてきた。
現れたのは機関車であるが、姿が異質だった。
AI画像が流行った初期の頃、色々な生成画像が流行った事があったと思う。
例えばゲーミングチンポ華道部……七色に光るチンコが床から生えていて、その横に着物を着た女性が佇む……みたいな流行りがあったのだが、目の前に現れたのもそれの一種……爆乳機関車である。
機関車の前面に人の女性の上半身が埋め込まれている……と言えば良いか、肉盾とかそういうのの類である。
ステータス眼鏡で確認しても爆乳機関車としか出てこず、恐らくゾンビと同じ魔物化した人間……もしくは異界が作り出した人に擬態させた魔物といったほうがいいか……。
「ぁー」
埋め込まれた爆乳少女は虚ろな目をしており、あーって発声しているが、生きている感じはしない。
「あー」
俺はバリアを張った瞬間に爆乳機関車の乳の部分から真っ白の母乳の様な蒸気が発射された。
周囲に甘い匂いが立ち込める。
母乳蒸気であり、これに直撃すると発情状態になり、理性を飛ばされてしまう。
「ただ、こいつも体の部分が弱点!」
俺は拳に力を込めるとメガインパクトをぶっ放す。
しかし、流石レイドボス。
ボス体力で耐えられてしまう。
「なら二発目を叩き込めばいいだけでしてよ」
俺の拳に会わせて、しずかが二発目のメガインパクトを爆乳機関車に叩き込む。
すると、爆乳機関車が脱輪して横転。
そこを皆でフルボッコにすることで倒すのであった。
5分後。
爆乳機関車は塵となり消滅していく。
「滅茶苦茶タフな相手でしたわね」
「レイドボスだからな。ちなみにここの魔物に捕まると最終的にこれに加工されてしまうが、状態としてはゾンビと同じ……魂が死んでいることになるから復元ペンライトでも蘇生不可能だから気をつけろよ」
俺が皆に忠告をしておく。
ただ今回の爆乳機関車はレベル100だったので経験値は滅茶苦茶美味しかった。
皆レベルが1か2上がり、60レベル後半になる者多数だった。
しずかも70レベルに到達し、これで70レベルを超えたのはしずか、ともえ、きらめ、ひかり、くろこ、そして俺の6人まで増えた。
十分中堅組織幹部くらいの陣容にはなってきたな。
まぁ巫女達もレベル70超えているけど……。
「さっきのやつは厄介だね」
「でも機関車だったからレールに沿って動くんじゃないか?」
「その通り」
レールに沿って動くので、壁が赤くなったら、爆乳機関車が認識する位置まで近づいて、引きつけてから別の道に逸れれば接敵を回避することができる。
一定時間が経過すると反対向きになって再び近づいてくることもあるが、基本逃げてしまえばOKな相手なので無理に戦う必要はない。
これも情報屋Jに確認してもらったので、ゲームと同じ仕様になっていた。
「今じゃないけど、この異界の方が良いものが手に入るんだけど、路地裏の異界に比べて明らかに危険度が違うから……1パーティー6人以上で挑むようにしたいんだよな」
「確かに6人居れば不測の事態に陥ったとしても対処できる……かな?」
「爆乳機関車以外の敵は比較的脆いし、回避に専念すればなんとか……」
「逆に近距離攻撃メインの人は結構危ないかも」
各々話しているが、比較的安全な10階層までで区切ることと、レイドボスの爆乳機関車に気をつければ美味しい異界であることには変わりない。
現に2時間で8階層まで来たが、習得金は15万も拾えてしまっているし……。
時間単位で路地裏の異界の5倍近く拾えている。
それにマジックアイテムも上質なので、売れば高値で取引されるだろうし……。
「とりあえず今日はここまでにしておくか」
「そうだね」
長く潜る予定でも無かったので、弁当も持ってきてなかったため、ここで撤収を選択するのであった。
家に帰る前。俺達は古本屋に立ち寄った。
「せっかく巫女達も漫画大好きだし、ラノベとかも好きだろう。皆はネットで見るかもしれないけど」
俺がそう言うとみちるが反応し、
「でもこれからどんどん治安が悪化していくんだろ? 本とかの値段も上がっていくし、買えなくなるかもしれないってことを考えたら、買えるうちに買ってしまったほうがいいと僕は思うけど」
「だよなー……で、お盆の全国チェーンの古本屋って全品20%オフセールやってるんだよな」
「なるほど、じゃあ今日買ったほうが良いね」
お盆休みは8月13日から始まるが、古本屋のセールは14日から16日までの3日間。
うちのメンバーも基本電子書籍派が多いけど、今後現代社会が崩壊するとネットがどれくらい使えるか分からないので、好きな作品は集めておきたいってメンバーがそこそこいた。
「で、昨日俺ネットで漫画とかが800冊入る本棚を15個注文したんで、1万2000冊は入るからどんどん本を買っていこう」
「「「おー!」」」
というわけで漫画本を大量買い。
某海賊漫画とか派出所の漫画とか忍者の漫画とかは全巻セットが置いていたので購入するし、基本全巻あるの漫画やライトノベルはバンバン購入していった。
14人で手分けして古本屋を巡って購入した結果、75シリーズ約4000冊を購入。
お値段80万円近く支払ったが、まぁこれで皆が喜んでくれるなら安い買い物だろう。
「ただやっぱり全巻ある漫画は少なかったな」
というわけで、その古本屋が運営しているネット通販で購入していく。
嬉しいことにネットの方でも全品20%オフが効いているし、1800円以上買うと送料無料になるので、これまた数千冊纏め買い。
後日宅配が届いたが、宅配業者の兄ちゃんが悲鳴を上げて運んでくれたのだった。