エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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8月15日 農業バグ技

 8月15日日曜日。

 

 今日やることは、昨日大量に購入した古本の復元作業。

 

 古本屋で買ったので黄ばんでいたり、シミがあったり、折れていたりするので10冊ごとくらい纏めて復元ペンライトに当てて復元作業を行っていった。

 

 復元した本をひかりときらめに手伝ってもらって、パソコンにタイトルと巻数を入力し、それを他のメンバーや巫女達が本棚に収納していく作業を繰り返した。

 

 ルールとして漫画を読むときはホテルから出さないというのだけ決めて、紛失防止を心がける。

 

 今は手軽に入手できるが、現代社会崩壊後だと入手困難になるだろうしね……。

 

 あとはゆかりとゆずりはに昨日地下鉄の異界で入手したマジックアイテム化したタワー型サーバーを使ってこの異界で使えるネットサーバーの構築を行なってもらった。

 

 人工知能達も頑張ってもらって、独自のチャットと電話のやり取りができるアプリの開発、ダウンロードしたアニメや漫画、電子書籍を閲覧できるサイト、食料や日用品の大まかな在庫状況を確認できるアプリ等を作ってもらう。

 

 あと機械の遠隔操作アプリ系も。

 

 着実に現代社会が崩壊した後でも活動できる環境構築を頑張るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「昨日手に入れた苗化機械……ちょっと試してみたい植物系魔物がいたから試してみるか」

 

「そうだね、あの植物が居れば農作業がグッと楽になる」

 

 みちるの為に建てた研究所の中に苗化機械を設置し、魔物の種を入れて苗化機械を起動させる。

 

 すると機械が動き出し、ウィーンという独特な音が聞こえてくる。

 

 十数秒後、音が止まるとちっちゃな葉っぱを身にまとった薄紫色の肌色の少女が機械の中に複数寝ころんでいた。

 

 アルラウネ。

 

 植物系でも結構有名な魔物で、エロゲー内では敵として出てくることもあるが、人に育てられたアルラウネは人になつき、縄張りの農作物を勝手に育ててくれる習性がある。

 

 これをここから更に人に対して友好的かつ知能を高めて農作業を進んで手伝いしてくれるように品種改良していく必要がある。

 

「そこで用意したのがこれ! 排泄された人格ゼリー」

 

 裏フリマで格安でバラ売りされていた女性の人格ゼリーを購入して、アルラウネの養分として育てることで、元の人格の女性達と融合させるという実験である。

 

 人格排泄されているので実質死んでいるのと同然なので、蘇生するだけで裏の人間なら感謝されるだろうし、魔物であれば催眠するのにカルマ値が溜まりにくいので一石数鳥である。

 

 というわけで、人格の中でも裏で活動していたレベルや才能に乏しかった人物のゼリーを優先して購入し、それをバケツの中にアルラウネの苗と一緒に入れる。

 

 後は肥料たっぷりの土と水をかけてやれば、それらを養分に成長していき、数日後に大人になったアルラウネとして活動を開始してくれることだろう。

 

 全部混ぜて日光がよく当たる場所に置いておいて作業は完了である。

 

「ふう、アルラウネはこれでよしっと」

 

「とりあえず10体かな。繁殖することで増えていくけど」

 

「アルラウネは竹以上の速度で成長して、樹木みたいに長く生きるからな。で、人間と交尾して個体を増やしていく……果実が美味だったり性奴隷として人気だから個体数が減少気味って噂になっていたけど、あるところにはあるんだね」

 

 色々な種が入った瓶詰めに必ず1個入ってる感じだったからな。

 

 お陰で10体分手に入った訳だが……。

 

「さて、アルラウネの次は苗化機械と復元ペンライトを使って品種改良をしていくか」

 

 はい、バグ技を使っていきます。

 

 ゲームでは使えた遺伝子組換えバグ。

 

 用意するのは復元ペンライト、ステータス眼鏡、遺伝子組換え装置、バキューム怪人の細胞、種抽出器もしくは苗化機械。

 

 遺伝子組換え装置はみちるが業者の山本さんから購入し、手に入れていた。

 

 これを使って何をするがというと、裏の優秀な植物の特性と既存の植物を掛け合わせる技術をバグ技を使って最大値を狙う……というやり方である。

 

 まず成長が速い作物……今回は触手にバキューム怪人の細胞を遺伝子組換えで結合させる。

 

 これは元々バキューム怪人の細胞が強靭かつ、どんな遺伝子にも合わさる性質があるので事前に行っておいた。

 

 で、その触手が育ったら表の作物……米とか野菜とかと遺伝子を組み合わせる。

 

 これに復元ペンライトを使うと、どういうわけか植物の場合、性質を引き継ぎ、拒絶反応なく1つの植物の種若しくは苗にまとめてしまうのである。

 

 そうすると普通よりも成長がバカ早い作物が出来るようになるのである。

 

 恐らくバキューム怪人の細胞の万能結合性が復元ペンライトで活性化して、あらゆる作物に効果をもたらすようになるのであろうが、これバイオテロに使えるバグ技でもあり、遊び方によっては毒性の高い作物と結合させ、敵拠点の近くに植えておくことで、敵のいる街ごと壊滅させる……という恐ろしい攻略法と、換金性の高い作物を大量に作ることが出来るようになる2周目以降でしか出来ない攻略方法である。

 

 あとバキューム怪人の細胞は、彼の尻尾の部分を残しておいたので、復元ペンライトを当てることで新鮮な状態に復元できるし、ある程度の欠損であれば修復できるため、取り放題である。

 

 これを使うとどうなるか……例えば米とすると4カ月から6カ月成長にかかるが、これを3週間から1カ月に短縮することができる。

 

 注意点として土地の栄養をその分だけ速く使ってしまうため、肥料の追加や一定回数育てたら半年は畑を休ませる必要が出てくるが、ここで登場するのがアルラウネである。

 

 自身がいる周りの土地の土壌を回復させる異能が成長と共に使えるようになるので、それを使えば、無限収穫が可能になるのである。

 

 これが俺が農業をやりたかった理由である。

 

 表の作物はあんまり儲からないけど、バロメッツ等の裏の作物であれば、結構な値段になるので、現代社会が崩壊するまでの金策としてはとても優秀なのである。

 

「安定したらかりんを呼んでも問題ないだろうな」

 

 その後もみちると一緒に既存の作物の品種改良をガンガン行っていくのであった。

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