エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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8月16・17日 ゆずりはの発明品 巫女達と地下鉄の異界へ 1

 8月16日月曜日。

 

 世間ではお盆休み最終日だが、俺のパーティーでは平常運転。

 

 というか、こういう日は繁華街も人通りが多いのと、巫女達も沢山の人が居ると人酔いをするということで、漫画を読んで、異能を使って技を真似てみたり、草刈りや畑作りの手伝いをしてもらったり、プールで泳ぎの練習をしたり、釣りをしたりと、うちのメンバー含めてホームアイランドで各々自由に過ごしていた。

 

 そんな中、ゆずりはの工場で、復元装置が完成したのであった。

 

「いやぁ……2週間近くかかってしまったぜ。やっぱり腕にブランクがあるな」

 

「すげぇ……本当にできてるよ……」

 

「おうよ。ひかりもお疲れな。手伝ってくれて」

 

「いやいや、私もよい勉強になったさ!」

 

 ひかりもやっぱり天才なんだな……短期間でゆずりはの助手をできるくらいになるんだから……。

 

 それはそうと、復元装置を作る片手間で、触手の自動収穫装置も作ってくれた。

 

 お陰で触手の栽培規模を増やしても、異常繁殖はしなさそうである。

 

 まぁ触手栽培は現状で結構回っているので、上回復薬に使う野菜の方を作らないと足りないけど……。

 

「で、次はあれか、バイオ燃料に各種車両とかを対応していけばいいか?」 

 

「そうなる。明日バイヤーの加藤さんから車両を受け取ってくるから、数日は特に無いけど」

 

「おっし、それじゃあもっと機材買ってもいいか? 色々作りたい装置があるんだが」

 

「例えば?」

 

「この異界で自休自足して生活していくんだろ? となると日用品が絶対に足りなくなってくるからな。トイレットペーパー、ティッシュ、歯磨き粉、歯ブラシ、シャンプー、ボディソープ……買い込んでおくのも良いと思うが、少数でも生産出来るようにしておいて損はねーんじゃねぇか。特にマジックアイテム化するんだったら尚更」

 

 例えばティッシュが無くならないティッシュボックスだったり、虫歯を完璧に予防する歯ブラシや口内の病気を瞬時に治す口内洗浄液や歯磨き粉、育毛効果のあるシャンプー、垢と一緒に体の不調を取り除いてくれるボディソープ……どれも量産できれば普通に商品として売り出せそうであるが……。

 

「まぁ将来的にはこの異界で自休自足するためのものを作るついでに金策がてら商品作ればいいんじゃねぇのか?」

 

「それもそうだ……材料費とかも込みでいくら欲しい?」

 

「5000万あれば色々作れると思うぞ」

 

「じゃぁ出すわ……」

 

 5億近くあった貯金もこれで3億を割った。

 

 まぁカエルの財布と豚の貯金箱があるので夏休み終わりくらいには再び破裂して数億入ると思うが……。

 

「カジノで一気に稼ぐわけにもいかないしなぁ……」

 

 そんなことを呟くのであった。

 

 

 

 

 

 

 8月17日火曜日。

 

 ここ最近はホームアイランドのホテルの食堂で食べることが普通になり、かほが料理長として手腕を発揮していた。

 

 ふみかの両親もたまにホテルに訪れて食事を食べていく事があり、美味しいと口にしていた。

 

 まぁ今まで俺の部屋で食事をとっていたが、人数が増えたことで場所を移したってことである。

 

 で、朝食を食べている最中に、今日の予定を発表した。

 

 数日前に地下鉄の異界に潜ったことで、ある程度中身を把握できたため、巫女達も含めて3パーティーに分かれて異界に潜ろう……ということである。

 

「電車代金は掛かるけど、それを踏まえても美味い異界であることに変わりないから、危険を承知で挑みましょうか」

 

 ということである。

 

 現在巫女達を含めるとパーティーメンバーは34人。

 

 3人で分ければ11人のパーティーと12人のパーティーになるので、安全の人数は超えている。

 

「今回のパーティーリーダーは俺、きらめ、みちるがやる感じで」

 

「「「「了解」」」」

 

 正直、きらめ、ひかり、くろこの3人は全員がリーダー適性が高い。

 

 お陰でうちのパーティーでリーダーを任せられるのは先程の3人とみちる、のぞみ、しずか、のあ、そして巫女達からも織田のぶみとともえが適性が高かったので、4人とかの少人数パーティーでも俺を含めた10人で回していくことになるだろう。

 

 とりあえず今回のリーダーは俺ときらめとみちる。

 

 前日に2人と話し合ってメンバーの割り振りも決めていたので、問題は無い。

 

 巫女達は初めて乗る電車に興奮していたがお盆休み明けかつ10時過ぎなので電車の中はガラガラ。

 

 車でも興奮していたが、電車でも巫女達は漫画や絵本で出てきていた空想上の乗り物だったのでキラキラした目で窓から外を眺めていた。

 

 駅に到着し、それぞれグループに分かれて異界に潜っていく。

 

 俺達のグループが最後に地下鉄の異界に潜ると、やっぱり他のグループのメンバーとは違う場所に飛ばされるらしく、姿が見えなかった。

 

「さて、出てくる魔物は顔面を狙うこと、レイドボスの魔物は無理して倒す必要は無いから避けること……よし行こうか」

 

「「「「おお!」」」」

 

 俺のパーティーメンバーはあかり、ゆかり、マイと他巫女達7人である。

 

 俺はマッピングしながら進んでいくが、やっぱり落ちているアイテムの質が高い。

 

 ふみかに与えたレアな武器であるマジックアイテムの小銃が5階層行くまでに3丁も手に入ったし、防具も性能のよい革ジャンだったりつなぎだったり、作業着だったり……。

 

「あ、宝箱だ」

 

 北条やすなが宝箱を見つけて、思いっきり金棒でぶん殴ると、箱から触手が溢れ出し、噛みつこうと攻撃をしてきた。

 

「やすな下がれ、ミミックだ!」

 

「宝箱に擬態する魔物ミミック」

 

 不用意に近づいて開けようとすると呑み込まれて、陵辱されてしまうゲームではおなじみの魔物である。

 

「まぁこうなるか」

 

 北条やすなは素早く下がり、直ぐに巫女達が遠距離から攻撃できる異能をぶっ放すと、ミミックは灰になって消えてしまった。

 

 ミミックも魔物なので、アイテムドロップ系の異能を持ってなければ消滅してしまう。

 

「まぁこういう日もある」

 

 ただ巫女達は地面に時折落ちている万札に夢中である。

 

 今日は前よりも回収効率が良くて、5階層時点で20万ほど拾えていたし、マジックアイテムも6つほど回収していた。

 

 そうして探索していくと落とし物というより廃棄物というべきか……スロットが落ちていた。

 

 カエルの財布、豚の貯金箱に続く金策マジックアイテムの不思議なスロットである。

 

 それがデーンと壊れた状態で落ちているのであった。

 

 

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