エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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9月5日 かりんを彼女にする

 9月5日日曜日。

 

 今日はおママの溜まっている依頼の処理である。

 

 正直金策もカエルの財布破裂させれば大量の金が手にはいるので、今はもう付き合い以上にやる必要は無いけど、おママと仲良くしていると色々得な事も多いので依頼を受ける。

 

 で、今日はかりんも同行していて、一緒に依頼場所を回ってもらう。

 

「……」

 

「どうした? かりん。今日は黙ってばっかりじゃん」

 

「……この前20億近く個人口座に送金したでしょ」

 

「あー、かりんの一族が転送やってるから分かるか」

 

「そりゃ20億も個人で動かせばバレるから……私お父さんに言ってたのよMobってビッグハウスのリーダーから付き合わないか言われてるって……お父さんもかりんより稼げているなら付き合っていいって言ってて……その直後にそんな大金を個人口座に転送させるもんだからお父さんから逆に付き合ってこいって押されちゃって……」

 

「あー、なるほど。前回の別れ際に、付き合うなら自分の年収超えてからねって言ってたのに、あっという間に超えられたから驚いていたわけか……で、どうする? 俺と付き合ってくれる?」

 

「……約束したからね。でもこの仕事終わったらお父さんに挨拶するけどいい?」

 

「そりゃ勿論」

 

 というわけで除霊の仕事はちゃちゃっと終わらせて、かりんの親父さんに挨拶しに向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

「ここが私達家族が住んでいる異界」

 

「へぇ……やっぱり金持ってる人の異界は立派だな……」

 

 うちのホームアイランドみたいな異界とは違い、SFの世界のような、高層タワーが立ち並ぶ異界がそこにあった。

 

 で、そのタワーの1つがかりんの実家らしい。

 

 入り口は存在せず、中に入るには転移や転送の異能を使うしかないのだとか……。

 

「お父さん、言われていた彼氏候補連れてきたから転送して」

 

 スマホでかりんは親父さんに連絡を入れると、視界が暗転し、次の瞬間には別の場所に飛ばされていた。

 

 応接室になっており、全体的にシックな家具が並べられている。

 

 黒い革製のソファーの近くで立って待っていると、かりんの親父さんが転移してきた。

 

 見た目は眼鏡をかけた優しそうなお兄さんであり、見た目は20代前半にしか見えないが、実年齢は45歳を超えている。

 

「やぁ君がビッグハウスのリーダーMobだね。まぁ座ってくれよ」

 

「失礼します」

 

 俺はソファーに座ると、その場にコーヒーの入ったカップが転送されてきた。

 

「まぁ率直に言うと、かりんを彼女……いや、嫁……側室や愛人でもいいけど、関係を持ちたいというのは全然良い。ただ僕もこれでも親だからね。ビッグハウスがどんな目的で動いているのか見えてこないから知りたくてね。他所からみるとどれくらいの規模で、どれくらいの戦力がいるかも分からない組織だし」

 

「そうですねぇ……」

 

 ビッグハウスの目的は現代社会が崩壊する可能性があるので、それを取り除ける戦力を有することが目的で、排除できなさそうであれば社会崩壊前に金を稼いで異界を多数購入し、自給自足体制を整える……というのを話す。

 

 現在の構成員は50人ほどで、レベルは幹部クラスが80、構成員の殆どが70前後と説明する。

 

「そこまで詳しく話してしまってよかったのかい?」

 

「かりんを通じてこちらの情報はそちらに筒抜けになるでしょうし、東條一門は転移事業で莫大な金額を稼いでいるので、10億20億稼いだところで微々たるものでしょう」

 

「それはそうだね。確かに僕らからしたら微々たる金額だ。僕も東條一門の幹部ではあるけど、1幹部に過ぎない。権限も多くあるわけでもないし……ただ有力な組織に娘や息子を売り込むのはしているけどね」

 

「ビッグハウスはお眼鏡にかなうでしょうか?」

 

「結成して半年経たずに20億を貯金できる時点で普通じゃないからね。異界も所有しているようだし、娘のかりんを預けるに値するよ」

 

「ありがとうございます」

 

 いい雰囲気でかりんの彼氏になることは了承をもらい、かりんをビッグハウス専属にするつもりかという話に移るが、特に縛るつもりはないと説明する。

 

「おママ……仲介人の夢霧さんにはお世話になっているので、夢霧さんのところで引き続き働いてもらうのはかりん次第ですけど、とやかく言うつもりはありません。かりんもそのほうがいいだろ?」

 

「ええ、そうね」

 

「俺もそうですが、何人か異能をコピーできる人物がいるので、かりんの異能をコピーさせてもらいます。といってもその異能を使って商売は考えてないので安心してください」

 

「異能をコピーできるのか……なるほど、そんな異能を持っているのが複数人いるのであれば、確かにビッグハウスの急成長は説明できる……か」

 

「複数の異界を運用したいと思ってますので、その異界ごとの転移だったり他国の人材を回収したりするのにかりんの異能を使わせてもらいます。勿論コピーし終わったからかりんと別れる……、なんて無責任な事もしないので」

 

「うん、そんなことしたら君やビッグハウスとは絶縁するからね」

 

「ええ、わかってます」

 

 ちなみにお金はどのようにして稼いだのかという話をされ、現在ビッグハウスは管理者が居なかった異界を2つ吸収し、その異界で壊れたマジックアイテムが落ちている事があるので、それを復元させて販売したり、お金を増やせるマジックアイテムを使って増やしたりで稼いだと言った。

 

「まぁそれぐらいなら金に余裕がある組織はどこでもやっているからな……あんまり増やしすぎたりしたら問題だが、数百億までなら問題ないだろう」

 

「ええ、そこら辺は心得ています」

 

 日本円でやりすぎても良くないから、米ドルを今度は増やしたり、金貨とかを増やしても良いかもしれない。

 

 豚の貯金箱日利も高いし、硬貨なら入るから金貨入れるのは問題ないだろう。

 

 その方法なら、金銀銅アルミ系の硬貨に使われている金属は増やすことができるな……。

 

 あれ? 意図せずに鉱脈になった感じか? 

 

「そこまで組織のことを話してくれたのならこちらも誠意を見せないといけないね……東條一門としてビッグハウスと業務提携することを発表するから、それで色々な組織の牽制にはなるはずだ。それじゃあ……かりんをよろしく頼むよ彼氏君」

 

「はい、頑張ります!」

 

 こうして大企業である東條一門と業務提携をするのと、かりんを彼女にすることに成功するのであった。

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