エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖) 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
「ステータス眼鏡を使うと好感度も見えるんだよな」
2週目からのボーナスアイテムらしく、ぶっ壊れ性能のステータス眼鏡。
これ1つで見た人の情報だいたいぶっこ抜けるので便利なアイテムである。
一応1周目に好感度を見れるアイテムはなかったので、口調や仕草で判断するしかなかったけど、今は違う。
とりあえず仲間の3人の好感度を確認しておこう。
のぞみ 85/100
みちる 86/100
かほ 55/100
命の恩人とかだと50から90のボーナスがゲームだと乗ったので、まだ出会ったばっかりの3人のうち2人が好感度80を超えているのは上振れ。
ちなみにエロゲ的好感度の見方だけど、50を超えれば性交渉をすれば確率でOKが出る場合があり、60以上だと確実にOK、70以上で複数人プレイを許容し、80以上でその男性の子どもを欲するくらいの愛情、90以上で肉奴隷である。
100なら命を奪うとかでない限りなんでも許されるという状態かな。
当分はかほの好感度を上げていくのに重点を置いたほうが良いかも。
「とりあえず闇市で認識阻害のアクセサリーを買わないとか。眼鏡でいい?」
「あ、はい」
二宮……もう仲間だからかほだな。
俺もMobって言わせる。
認識阻害のアクセサリーは今後仲間になる人物にも使うかもしれないから複数個買っておいた方が良いかもな。
というわけで午後は地下街の闇市で1個5000円の認識阻害アクセサリーを4つほど買った後は通販でかほの服を購入しておいた。
認識阻害があるといっても、裏社会の人物ならば見分けられる可能性もあるので、状況が動くまではかほをアパートの敷地から出すわけにもいかないけど。
「というわけで、今日は英気を養うためにかほの歓迎会を兼ねて焼き肉パーティーにしようか!」
「「「いえーい!」」」
肉や野菜をスーパーで買ってきて焼き肉パーティーの開催を宣言する。
ちなみに今日かほの洋服とかを色々購入したので残金5万円になっているので、明日は金稼ぐ為に依頼か日雇いバイトに行かないといけない。
まぁそれは焼き肉パーティー後に考えるとしよう。
焼き肉を焼きながら互いの過去について軽く説明をしていく。
俺は裏社会に興味があり、仲間を集めて強く成りたいから高校生になったし、動き始めたとでも言っておく。
「僕はあれだ、裏社会で必要な薬とかを作っていてね。それで商売敵につぶされた感じだね。まぁ、僕もツメが甘かったし、身分を変えて再起できるから良いんだけど……お、カルビもらうよ〜」
「私は一族が裏社会で生きる者で、12歳を超えたら一人前として独立させるんですよね。子沢山過ぎて、いちいち構ってられないというのもあるんでしょうけど……裏社会に通じる子はそんなのばっかりなはずですよ。表の肩書が欲しいから高校に通っている子も多いはずですよ」
「裏社会に関わっていたけど、私って全然知らなかったわ……そう言えば催眠術が使える人物が居たりするって事は特殊能力を使える人が裏社会には多いってこと?」
うえからみちる、のぞみ、かほが順々に喋っていくが、かほの発言に肯定しておく。
この世界にはレベルが存在し、レベルが上がれば異能が使える様になるからな。
どんな異能を覚えるかはその人の才覚と金をかけて異能の本を購入して覚えるかであるため、金持ちが正義なことに変わりない。
「だから薬師寺も催眠術を用いて大金を稼いでいるから、色々な異能を使える可能性があるし、もしくは上納金を支払っているヤクザが強力な異能を扱えるかもしれない……新人の俺達には荷が重いってやつだ」
「それはもう割り切ったわよ。ただ明らかに強くなったら復讐に動いてもいいわよね?」
「それはご自由にだけど……薬師寺もしかしたらこの世からリタイアしてるかもしれねーぞ」
「それってどういう事?」
「かほをオナホに変えた職人……俺が知る限り滅茶苦茶強いから正攻法の武力行使で行ったら返り討ちに遭ってる可能性があるし、職人は敵対人には容赦ないらしいから異能を全て抜き取って弱体化させた後に臓器売買で売り飛ばしてるかもしれないし」
「あー、私が弱体化していた理由もそれ?」
「いや、のぞみは異能を取られてなかったろ。職人はオナホ化した人物の異能を自身に吸収したり、書物に加工して売ることができる異能を持っているから、レベルが弱体化したのはオナホ化されて本来の体を失ったことによる後遺症って感じ」
「ずいぶんと詳しいじゃんかMobさんよ〜」
「これでも裏社会に生きようって決めてたからヤバい奴の情報収集くらいはするのよ……とりあえずオナホ職人と薬師寺を潰し合わせるくらいが丁度いいだろ」
「上手くやったね」
「だろー」
ホルモンを食べながら、話題は移り、俺が仲間を集めて何をやりたいかの話になる。
「それぞれやりたいこととか無いのか?」
「やりたいことねぇ……」
まずはのぞみが話し始めた。
「私は強くなって強い子を産むことかな。強い人からは強い子どもも生まれやすいって魔女の一団でも言われていたし……あと、私は両親を反面教師にして、子どもを作ったら高校卒業までは面倒を見たいな」
「ふむ……なるほどね」
「Mobは何か無いのか?」
「うーん、とある人物にあと数年で現代社会が崩壊するっていう予言を受け取っているんだよな。だからそれを潰せるほど強くなるか、崩壊した世界でも生き抜ける環境を整えるか」
「定期的に起こる滅亡の予言だな。大抵外れるけど、大災害や戦争の前触れと考えることもできるか……僕的にはそれに備えるというのは全然良いと思うな」
「私は裏社会に関わったばっかりだから何とも……でも自分の意思を押し通せるくらい強くは成りたい」
「ふむ……」
纏めると、みちるも含めて強く成りたいというのは共通していて、最終目標を現代社会が崩壊する何かが起こっても生き抜く……ということで纏った。
そのために何をするべきかの短期、中期目標として組織を立ち上げたほうが良いということになった。
「組織?」
「そう、組織。どちらかと言うとマフィアのファミリーやヤクザに近い。裏社会で独自勢力があるというのは構成員を守るのにも便利だし、人数が居ればそれだけ動けることが多くなる。あとは異界の売買にも手を出せる」
「異界の売買か」
ゲームでも拠点は複数個持てるのであるが、表は初期アパートから始まり、この街で売りに出されている物件を購入して拠点化することができたりする。
裏の異界もそうで、金と管理できるだけの実力があると認められればオリジナルな異界……箱庭を手に入れて、自分なりにアレンジすることができたりする。
中期目標として異界を手に入れる……というのがあると便利かもしれない。
「短期目標は仲間を集めること、異界を買えるだけの金を集めるために金策の土台を整えること、そして構成員のレベリングをして強くなることかな?」
みちるが纏めてくれた。
とりあえずアパートの部屋で人を住まわせられるのは7部屋(1部屋は触手栽培部屋)なので、今俺を含めて住民は4人。
これから勧誘しようとしているステータスお化けのキャラが2人で6人……。
あと1部屋も金策部屋か物置にしても良いかもな。
それにゲーム知識で近くに安くて質のよい物件が売りに出される依頼が出てきたりもするので、それも購入できれば野球チームくらいは人数を集められるかも。
うん、やることが見えてきたな。
焼き肉パーティーはまだまだ続く。