エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖) 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
2時間近く徘徊しているゴブリンを倒し続けて、俺達のレベルも上がっていた。
ゴブリンの平均レベルが13くらいだったし、200体くらい処分したので、俺は20レベルに、のぞみが19、みちるが18レベルまで上がった。
あと俺とのぞみは身につけていたミサンガが1本ずつちぎれてステータスが上昇。
両方力のミサンガがちぎれたので、俺とのぞみの筋力はAに上がった。
終盤はみちるのMPが枯渇したっぽく、異能が使えなくなっていたため、ちょっとレベルが低い感じになってしまったが、しゃーない。
ゲームと同じように一緒に戦っていればある程度の経験値は入ってくるらしいのも確認できたので、かほのレベリングにも活かせるかも?
「さてと、外は片付いたな。後は中か」
「外のゴブリンでこれだけ数がいるってことは、中のゴブリンは上位種が普通に居そうなんだけど」
「確かに。ゴブリンは進化しやすい魔物だからな」
魔物は進化する。
通常のゴブリンは緑色のイメージしやすい様な小鬼であるが、レベルが高くなると役職名が付いたりする。
ホブゴブリンから始まり、ゴブリンマジシャン、ゴブリンシャーマン、ゴブリンプリースト、ゴブリンライダー、ゴブリンナイト……というように強くなっていく。
ゲームではゴブリンを使役して女性を襲わせるプレイングをすることが出来るが、露見すれば1発で全勢力から指名手配喰らうし、そんなリスクを今の俺が背負いたいとは全く思ってないので、とにかく潰すに限る。
徘徊していたゴブリン達は殆ど倒したので、いよいよゴブリンの巣に入っていくが、長丁場になると思ったので持ってきた携行食で腹を満たしておく。
異能を使うためのMPは食事か休憩で基本回復していくため、軽食でも取ればみちるも少しは使える様になるだろう。
こうならないために銃が欲しいのだろうが……。
「ライト」
俺は光源の魔法で、球体の光の玉を生み出し、自身の周りに漂わせて周囲を明るく照らしながら先に進んでいく。
すると早速ゴブリンの上位種にエンカウント。
ゴブリンマジシャン達である。
手先が器用になったゴブリンで石製のナイフを手に持っていて、投げつけてきたり、斬り掛かってくる。
通常種よりは頑丈で死んだふりをしてくるのも厄介だが、魔法の杖で一掃する。
「炎よ!」
火球がゴブリンに飛んでいき、あいも変わらず火達磨にして消し炭にする。
酸素を消費して燃えているわけでもないので、ゴブリンの巣の中でも酸欠になることはないし、指定しなければ延焼することもない。
「あ、宝箱だ」
異界にある魔物の巣等の瘴気が溜まりやすい場所には宝箱が出現することがあり、依頼で見つけた場合は発見者が所有してよいことになっている。
表だと土地の管理者と折半になるけど、採取用の異界と同じで、裏には裏のルールが存在する。
宝箱は主に4つ。
マジックアイテムや道具が入っている当たり。
魔物の巣などだと魔物が集めた物が無造作に入れられた物。
空っぽの宝箱。
そしてミミックである。
ミミックは宝箱を開けた者を襲う性質があるが、事前に攻撃を受けた場合でも擬態を解除する。
なので適当な攻撃魔法をぶち込めば簡単に分かる。
俺は魔法の杖で電撃の異能を発動させ、バチンと宝箱に当てるが、特に動く感じでもないので、普通の宝箱っぽい。
荒業ではあるが、これが一番楽である。
俺が宝箱を空けてみると金色のリング状ピアスが複数個入っていた。
ステータス眼鏡で内容を確認してみると、身につけた対象に幸運を呼び込むと書かれていた。
【幸運のピアス】
デザインも良いので耳に付けても良いかも。
結構ピアス状のマジックアイテムも多いのと、エロゲというのもあり、乳首ピアス、クリトリスにピアスというのも普通に行われる。
裏社会では性感帯にピアス着けるだけで能力が上がったり耐性が付いたりするのであれば付け得として結構やっている女性や男性が居たりする。
幸運関連は高いことに越したことがないし、ステータス眼鏡でも見れないマスクデータなので、後で身につけておこう。
収納財布に入れて、先に進む。
すると犠牲者と思われる大きなお腹の女性に跨ったゴブリンライダーが複数体現れた。
ゴブリンライダーは鞭を女性に叩きつけると、女性達が俺達に異能を使ってくる。
「バリア!」
異能や攻撃を弾く透明の壁を魔法の杖で出現させて、攻撃を防ぐ。
すかさず、のぞみが双剣でゴブリンライダー達の首を刎ね、のぞみに攻撃しようとするゴブリンには俺がバインドの異能を使って動きを止める。
5体いたゴブリンライダーを処し、その場には犠牲者の女性達が転がっている。
「さてと、催眠スマホっと」
女性達に催眠をかけると、出産が始まり、ゴブリンが股からどんどん出てくる。
まだ大きくなりきってないゴブリンも含まれて、産まれた瞬間に死んでいるのもいるが、心を鬼にして異能で処分していく。
死んだゴブリン達は体が黒いチリになって消滅していき、後にはお腹がダルダルになって、子宮が飛び出した女性達だけとなる。
俺は復元ペンライトを使って女性達の体を健康な身体に戻していき、催眠スマホで精神を再生する。
「ここは……」
「大丈夫ですか。救助に来た者です」
「あ……そうか私ゴブリンに負けて……」
話を聞くと彼女達ものぞみの所属する魔女の一団の新人らしく、依頼で潜ったが、想定よりゴブリンが多く、負けてしまって苗床にされていたらしい。
「武器とかは見つけてないですよね……」
「今のところは。ちなみに攻撃系の異能は使えますか?」
「はい、通常種のゴブリンに負けない程度なら使えます」
「ここにいる他の人達も仲間で?」
「えっとこっちの子とこの子は仲間です。私達3人パーティーだったので。こっちの2人は……分かりません。多分ここの異界で働いていた従業員かと」
「はい、そうです。助けていただき感謝します! あのお礼をしないとですよね……」
「今はだいじょうぶです。依頼者から救助人数につき謝礼をいただけることになっているので……。悪いのですがまだ囚われている人居ますよね」
「はい、奥の部屋で苗床になっているのがまだいるかと」
「悪いのですが、その部屋まで着いてきてもらえますか。守れる場所じゃないと犠牲者増やすことになるので……」
「それはもちろん」
というわけで回復した女性達を臨時パーティーに加えて移動していくと、武器庫と繁殖部屋が見つかった。
繁殖部屋では大きな体のホブゴブリン達が女性達を犯している最中で、俺は電撃の魔法でホブゴブリンを一瞬で処し、10人近くの女性を追加で回復させていった。
「奪われていた武器もありました。これで自衛はできそうです」
「この奥がボスのいる部屋になります……お気をつけて」
助けた女性達に見送られてボスゴブリンに挑むのだが……正直苦戦することもなかった。
レベルこそ30と周りと頭1つ抜けていたが魔法の杖で処せる範囲なので、一撃で葬ると、大量の経験値が身体に流れ込み、レベルアップ。
俺は22レベル、のぞみが21、みちるが20レベルまで上がり、レベリングとしては美味しい感じになった。
ボス部屋から出てきた俺達を見て、助け出された女性達は歓喜し、そのまま異界から撤退するのだった。
「あ、あの……私達トライアングルってパーティーしてます! 今度助けていただいたお礼を改めてしてもよろしいですか?」
「うん、構わないけど」
というわけで彼女はスマホ等を失っていたが、リーダーの白金あかりの連絡先を入手するのだった。