エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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4月14日 出費がかさむよー

 筋肉に魅了された者(佐倉しずか)が釣れたところで、その日の活動は終了し、家に帰って飯食って宿題をやる。

 

 みちるが頭良いのもあって、今日は用事が終わったらかほに勉強を教えていたらしい。

 

「やっぱり学歴って多少はあったほうが良いからな。勉強をしておけば損になるかって言ったら全くならないし……僕が教えられる範囲だったら教えるよ」

 

 と、みちるが言う。

 

 それと帰り際にかほ用のスマホを契約してきたので、それも渡しておく。

 

 これで昨日稼いだ40万のうち35万が消し飛び、残金10万ちょっとになったが、明後日には上回復薬を作れるので、また金額は回復するだろう。

 

 とりあえず今日のやるべきことも終わったし、皆で飯を食ってヤることやって眠るのだった。

 

 

 

 

 

 

 4月14日水曜日。

 

 早朝ランニングをしていると、ふみかから声をかけられた。

 

「かいと君おはよう。もしかしてもう動いてくれたの? 昨日しつこく誘っていたイギリス文学研究会の男性の彼女さん? からもうあいつは関わらないように言っておいたからって伝えられて」

 

「ああ、ちょっと男性の方とお話をしまして……その人からももう関わらないって言っていたのでそのことかと」

 

「本当にありがとうね。なんか帰り道とかに視線を感じていたりもしたんだけど、一昨日からそういう事も無くなって。助かったわ」

 

「それならよかったです」

 

「あ、あと……もしよかったら連絡先交換しませんか? 年下だけどかいと君って頼りになるから……」

 

「ええ、構いませんよ」

 

 俺はふみかと連絡先を交換し、後々の勧誘できればと機会を伺うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 その日の放課後。

 

 トレーニング施設でしずかと汗を流した後に、家に帰ると、ちょうど触手の収穫と上回復薬をかほがみちるに教えてもらいながら作っていた。

 

「おっす! 帰ったぞ」

 

「あ、Mobおかえり」

 

「おかえりー」

 

「かほどうだ? 回復薬作れそう?」

 

「お菓子を作る感覚で調合できるからそんなに難しくないね。収穫してミキサーでペーストにしてから絞って、味付け? 効能づけ? をすればいいだけだし、材料はみちるさんが買ってくれるから」

 

「いやぁ今日はMobの収納財布を借りたけど、金が貯まったら確実に収納アイテムは持っておきたいよね。ただ値段高いよねー……材料さえあれば僕が自前で作れなくもないんだけど」

 

「まじ? 作れるの」

 

 みちる曰く作ることは可能らしい。

 

 ただ作るための材料が中々。

 

 異空間を作れる魔物を生け捕りにして、それを特殊な糸と革を使って加工する必要があるから作るとなるとそれなりの手間が必要だとか。

 

「それよりかは異界の宝箱から出るのを狙ったほうが良いかもね」

 

「あ、そうそう。今週の土日実力を上げるのにちょうど良さそうな異界があったからそこに挑む感じで。かほのレベル上げもしたいし、今勧誘している子も来るかも」

 

「おや? 僕達のパーティーにまた人を誘うのかい?」

 

 みちるがニヤニヤしながら聞いてくる。

 

 どうせ女性なんだろうと目が語ってる。

 

「まぁ女性だよ」

 

「ほらやっぱり」

 

「よくもまあそんなに女性を口説き落とすね……保護してもらってる私もあれだけど」

 

 調合に成功した上回復薬をじょうごでペットボトルに詰めながらかほが話す。

 

 最近だとかほが朝食当番で、皆の朝飯を作ってもらっている。

 

 なんなら俺とのぞみはかほに弁当を作ってもらって学校に持っていったり。

 

「でも催眠トレーニングだっけ? あれをやると通常時のカロリー消費量も上がっちゃうんでしょ?」

 

「まーな。だから野球部とかが使うような2400ミリリットル容量の弁当箱を用意する羽目になったけど……かほありがとな。弁当毎日作ってくれて」

 

「いや、無賃で住まわせてもらっているからこれぐらいはしないとね……匿ってもらってるし……」

 

 ちなみに普通の肉体労働する男性の弁当が1000ミリリットルくらいとされている。

 

 なので、単純に2.4倍である。

 

(ゲームだとデメリットなかったけど、代謝が上がって消費カロリーも上がったから食費が馬鹿にならないやーつ……)

 

 現にかほと食費について計算してもらったが、今4人での生活で1日8合近く米を炊いているらしいので、生米計算だと1日1.2キロ消費。

 

 1週間で8.4キロ……スーパーで10キロの米が8000円くらい、1ヶ月4回は買わないといけないので3万2000円。

 

 これに普通の食材色々購入すると追加で6万円はかかるとして約9万2000円……。

 

 1ヶ月の食費だけで9万以上飛んでいくのは色々考慮しなければならないやーつ。

 

(これ、メンバー増えたらもっと食費かかるってことだよな……いや、生活費としてパーティーメンバーに渡している金もあるし……。幸い電気ガス水道やネット回線の通信料金は親が支払ってくれてるからいいけど、物件持ったらその辺りも考えねーとか)

 

 ちなみにこれ以外に現代社会のゲームなので各種税金が取られるので対応しなければならない。

 

(となると税金支払わなくて済む異界に生活環境を整えるのが一番節約になるかもな……)

 

 なんてことを考えるのであった。

 

「さてと、これが上回復薬……ほぼ野菜ジュースだけど効能あるの?」

 

「これ飲めば腕生えてくるくらい効き目すごいぞ。まぁ俺達の場合回復できるペンライトがあるから重要性はちょっと落ちるけどな」

 

「なるほど……じゃあこれを裏のフリマサイトで販売すればいいんだね」

 

「ああ、出品にすると箱が送られてくると思うから、箱に詰めたら全行程終了。そしたら金が送られてくるから」

 

「了解。じゃあそれもやっちゃうねー」

 

 かほが出品すると前回の出品でお気に入りを付けてくれていた人達がリピートしてくれて、爆速で在庫が無くなり、現金の入った封筒が転送されてきた。

 

「ひーふーみー……15万6000円ゲット。じゃあはいかほにバイト代」

 

「え? 良いの? こんな単純作業にバイト代もらって」

 

「現状外で買い物できないからネットで購入するしかできないだろ。その金と月曜日に渡した生活費の範囲なら自由に使っていいから。今俺の口座とネット通販連結してるから、買った物については来月の生活費から引くからな」

 

「……じゃあ私も裏社会で稼げるようになったらもっとお金もらえる?」

 

「そりゃ勿論。ちゃんと支払うし、必要なアイテムや武器はパーティー全体の資金から出すからな」

 

「じゃあ早速だけど……炊飯器もっと大きいの……業務用買った方が良いよ。最終的に皆あのトレーニングするんでしょ?」

 

「かほにはやる。というかかほの能力貧弱だから。今完全に料理人や雑用としての役割しかないから」

 

「あれをやれば戦える能力になれるの?」

 

「まぁな。とりあえず今度のまでにはやらないと、魔物に殺される可能性が高いからな。今夜やっておこうか。今から準備してくるが」

 

「……頑張るね」

 

 というわけでこの後にかほが催眠トレーニングを受けることになるのであった。

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