エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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5月3日 レオンの勧誘 1

 5月3日……月曜日。

 

 学校の職員室に行き、水泳部顧問にプールの鍵と依頼されていた水着を渡す。

 

「確かに……スライム娘が大量にいる美味くない異界なんだが、マジックアイテムの水着がドロップするから、回収してくれる奴を探していてな。俺も色々仕事があって手が回んねぇから助かった」

 

「いえ、こちらもいい経験になったのでありがたかったです」

 

「そうか……お前の他のパーティーメンバーってこの学校の奴らか?」

 

「ええ、3人は学生ですが」

 

「名前言ってくれ。他の裏の人間から情報を求められても売らないようにするから」

 

「2年の篠崎のぞみ、1年の佐倉しずか、藤方のあ」

 

「あー、最初に情報やった2人も仲間に加えたのか」

 

「はい、今では立派な戦力でして」

 

「ふーん、まぁいいや。またプールの異界使いたかったら言ってくれ。他にも聞きたい人物の裏情報扱ってくから気軽に聞いてくれや」

 

「助かります」

 

 どうやら水泳部顧問に気に入られたらしい。

 

 もしかしたら色々融通してくれるかも? 

 

 クラスに戻るとレオンが俺を探していた。

 

「レオンそんなに慌ててどうした?」

 

「いや、すげえ情報が手に入ったから……かいとに伝えねーとと思ってな」

 

「ん?」

 

 教室では言いづらいと男子トイレに行くと、学校の裏サイトを見せてくれた。

 

 そこにはうちの高校と大学在学中の女子達が隠語を使って売春をしている情報がそこにあった。

 

「なぁかいと……俺達で売りを仕切らねぇか?」

 

「めっちゃヤバいこと言うなレオン」

 

 レオンがめっちゃヤバいことを言い出したが、ルート分岐のイベントでもある。

 

 選択肢は3つ。

 

 仲間にして手を組む。

 

 協力関係に留める。

 

 やめとくように説得する。

 

 ゲームだともっと後に来るイベントだったが、俺が色々前倒しにして動いていたから、イベントのトリガーが狂ったか? 

 

 仲間にする、協力関係の2つを選択すると、レオンは持ち前の話術とイケメンな顔を使って女性陣をたらしこみ、人材派遣業みたいな事をし始める。

 

 それにガッツリ支援するか、ほどほどに関わるかという違いである。

 

 ガッツリ支援すると将来異界を手に入れた時等に協力する勢力として取り込む事が出来る。

 

 それに俺達ビッグハウスの下部組織として動くため、揉め事も舞い込んでくると思うが、レオンも他の組織に抵抗する力があるため潰されにくくなる。

 

 協力関係だけだと、こちらに厄介事は舞い込むことはないけど、レオンが他の勢力に潰されたり、吸収されたりすることがある。

 

 そしてやめるように説得すればこのイベントは終了する……という感じである。

 

「レオン、それをやるってことは女性を食い物にして金を稼ぐってことか?」

 

「うーん、まぁそういう見方もできるかもしれないが、普通に売りを行なっている女子生徒がこれだけ多くいるってことだろ……だったら場のセッティングや男性との交渉をこっちが引き受けてしまったほうが女子にとっても良いんじゃないか?」

 

 うーん、エロゲ。

 

 倫理観がぶっ飛んでる。

 

 でもレオンを仲間に加えると出来ることも増えるんだよなぁ……よし、レオンを仲間にするか! 

 

「レオン、昼食教室で食べれるか?」

 

「ん? 学食で食おうと思ったけど……かいとが誘うんなら教室で食べるわ。購買で弁当買ってから合流するけどいいよな?」

 

「ああ、もちろん」

 

 というわけで始業前は返答を濁しておいた。

 

 

 

 

 

 

 

 昼休み……俺はかほが作ってくれた弁当を机に広げ、レオンが対面に座る。

 

「かいとめっちゃ食うようになったよな。太らねぇの?」

 

「色々説明するけど……まずこれからでいいか。レオン、俺の腕触ってみてくれよ」

 

「え? 男の腕揉む趣味ね〜んだけど」

 

「いいから」

 

 俺の腕をぷにぷにすると、レオンの表情が固まる。

 

「なんじゃこりゃ……岩みたいにガチガチじゃないか」

 

「見た目普通だろ?」

 

「あ、あぁ……」

 

「ちょっと工夫して普通に見せているんだ。まぁこれも関係あるんだが、裏社会ってレオンどれぐらい知ってる?」

 

「裏社会……ヤクザとかそういうのか?」

 

「まぁそれは表にも知られている裏社会の一部だ。現実には超能力や魔法のような現象を人の手で起こすことができるし、魔物と呼ばれる人を襲う熊以上に強い生物だったり、傷がたちまち治る薬品が売られていたりする」

 

 俺はスマホで裏フリマのサイトURLをレオンに飛ばす。

 

「見てみろよ」

 

「……普通に人が売られてるんだけど……」

 

「裏社会だからな。人身売買とか普通にあるぞ……レオンが手を出そうとしている社会はそういうところ」

 

 流石のレオンも顔が真っ青になっていたが、俺を見て

 

「これを知ってるってことはかいとも裏社会の住民ってことなのか?」

 

「ああ、望んでそっちの道に入っていった。目的があってな」

 

「目的?」

 

「滅亡の予言って知ってるか? ノストラダムスの大予言みたいな陰謀臭いやつ」

 

「まぁ……色々知ってるけど」

 

「3年後、現代社会が崩壊するって聞いたらどう思う?」

 

「……普通なら笑い飛ばしているけど、本当ってことなのか?」

 

「今のところ本当になる流れで世界は動いている。ただその時に選択する力があれば良いと俺は思っているんだ」

 

「選択する力?」

 

「生き残るのも力、原因を取り除くのも力……結局は力が色々必要だからな。それをするのに仲間を集めていたりする。レオンも仲間にならないかって話だ」

 

「……すげぇ……本当すげぇよ! かいと!」

 

「声でけえ」

 

「おっと……ごめん」

 

 俺はレオンに仲間になる条件を話す。

 

 まず俺は既にセフレの女性を何名も抱えているので、レオンは彼女達に手を出さない。

 

 俺もレオンが作る仲間には手を出さない。

 

 で、レオンが売春の元締めをすることに協力する代わりに投資分は後々の収益から回収すること、そして裏社会で生きていくにはゲームのようにレベルを上げて異能を覚え、仲間を集めて良い装備を整えることが大切と説明する。

 

「俺はレオンを一定レベルまでは育てるから、そしたらレオンも自分のパーティーを持ってくれ。それでレベリングの場所とか素材採取とかの情報を共有しながら、組織を大きくしよう」

 

 そう提案すると、レオンも乗ってくれた。

 

 とりあえずそうなればレオンを鍛えないといけないので、今日の放課後家に来いと言うのだった。

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