エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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5月3日 レオンの勧誘 2

 放課後。

 

 レオンをうちのアパートに招待し、中に入ると。

 

「うわ、ウォーターベッドデケェな」

 

 そう口にした。

 

 まぁ部屋の半分を占有するウォーターベッド……確かにデカいが……。

 

「飲み物何が良い?」

 

「コーラある?」

 

「あるぞ」

 

 コーラをコップに注ぎ、卓袱台の上に置く。

 

 座布団を敷いて、その上に座り、本格的に話を詰める。

 

「俺の仲間は現在8人。1人を除いてこのアパートに住んでいる。金も稼いでいるんだが、どうしても時間がかかる」

 

 俺はとあるマジックアイテム(カエルの財布と豚の貯金箱)を複数の金利で回しているので、最短4ヶ月である程度纏った金額は手に入れられると説明する。

 

「今から4ヶ月後とするとだいたい夏休み明けくらいに金が貯まると思う。もしかしたらもう少し短縮できるかもしれないが……金が貯まってから本格的に動き出す……という形にするか?」

 

「いや、その前からある程度は動いておきたい」

 

「ふーむ、レオンの家は家族がいる感じか?」

 

「いや、俺もこの街に単身で引っ越してきた口だ。だからアパートを1室借りている感じ」

 

「なるほど……とりあえずどうやって売春に割って入るつもりなのか計画を聞かせてくれ」

 

「おう」

 

 レオンの計画では売春しているが、ケツ持ちが居なさそうなグループを見つけて、売り場の提供、女性陣のケア、売りの情報の管理をこちらで一括管理する代わりに売り上げの一部を徴収できればと思っていたらしい。

 

 普通ならケツ持ちが居ないグループを探すのがめっちゃ大変であるが、レオンの情報収集能力であれば可能だろう。

 

「まぁ、レオンならできそうな事はよく分かった」

 

「手始めに売春を行う掲示板で流れを確認しようと思う」

 

「ふんふん」

 

 現状手元に資金が無いので、出来ることも限られているけど、やる気は感じられる。

 

「そのためにはレオンが強くならなくちゃな」

 

「裏社会で生きられるくらい強くしてくれ!」

 

「それはお前のやる気次第だよ。協力はする」

 

 というわけで路地裏の異界にレオンと2人で挑むのであった。

 

 

 

 

 

 

 

「こんな所に別の空間に繋がるダンジョンが?」

 

「一応こういう異空間を全て異界って呼ぶからな。金があれば異界を購入することだってできる」

 

「へぇ……」

 

 レオンには現状使い道が限られる魔除けのハリセンを持たせている。

 

 30レベル以下の魔物を一撃で倒せる強力な武器であるが、逆に31レベル以上の魔物や人間には一切ダメージが入らないピーキーな武器である。

 

 路地裏の異界でのレベリングならちょうど良いだろう。

 

 レオンは受け取ったハリセンで、火の玉やスライム、動くマネキンを倒していき、経験値を蓄積していく。

 

 その間、俺は落ちている小銭を回収してカエルの財布に突っ込んでいく。

 

 幸運のピアスを身に着けているからか心なしか小銭に500円玉が多い気がする。

 

「小銭が落ちてるんだな」

 

「ああ、上手くいけば2から3万円くらい稼げる。それにこの異界はマジックアイテムが落ちていることもあるんだ」

 

「マジックアイテムか……売れば高いのか?」

 

「ぼちぼちな。魔導書っていう読むだけで異能が覚えられるのだったら10万以上の値段で買い取ってくれる」

 

「へえ……」

 

「今度裏社会の闇市に連れて行ってやるよ」

 

「そんな場所もあるんだな……危険じゃないのか?」

 

「いや、闇市は中立地帯だからな。指名手配でもならなければ襲われることは無い」

 

「へ、へぇ……」

 

 俺達が進んでいると、ラブドールが落ちていた。

 

「壊れたラブドール?」

 

「これもマジックアイテムだな。修復して売り飛ばすか」

 

「これも売れるのか?」

 

「ああ、壊れていると買い叩かれるけど、修復する術を持ってるからな」

 

 俺は収納財布の中にラブドールを入れる。

 

「お、良い物発見」

 

「それは……手提鞄?」

 

「マジックアイテムだ。四次元ポケットて分かるか?」

 

「猫型ロボットのあれ?」

 

「そうそう、あれに近い代物だ。俺の財布もそうだが、異空間に収納できる。これは……壊れてなさそうだな。レオンやるよ」

 

「良いのか? 売ったら高そうだが」

 

「先行投資だ。レオンなら必要になるだろう」

 

 そんな事をやっていたらレオンのレベルが5レベを超え、初の異能を覚えた。

 

「どうやら異能を覚えたっぽいぞ」

 

「そうなのか? あんまり実感はないが」

 

「実感がないってことはパッシブ系の異能だ」

 

 レオンの異能は基本補助系であり、戦闘には向いていない。

 

 ただ唯一無二の性能をしているので仲間に引き込む価値は高い。

 

 例えば今レオンが覚えた異能は……。

 

「魔物を倒したら金を落とした?」

 

 ハリセンで今までのようにレオンが魔物を倒すと、その足元に小銭が散らばった。

 

「レオンが覚えた異能は『換金』という異能だ。倒した魔物の強さの分だけ金を落とす」

 

「へぇ……RPGの戦闘みたくなってきたな」

 

「確かに言えてるな」

 

 レオンは魔物を倒すと金が落ちる換金だけでなく、20レベルで魔物に由来するアイテムがドロップするようにもなり、それが結構高値で売れる。

 

 他にも味方に最高倍率で攻撃にバフを入れたり、器用なのでどんな武器でもある程度扱えたり、そして体型が女性に近い為、女性装備を着用できるのも良いポイントである。

 

 レオンは異界探索における最高の金策要員なのである。

 

(ただレオンは独立思考が強いからな。仲間だけど、金策として明らかに利用して寄生していると思われたら離れていくし……。そこら辺の見極めは重要。まぁ金策で使える分は使いましょ)

 

「異能ってどういうのがあるんだ? 手から炎を出せたりもするのか?」

 

「適性によりけりって感じだな。例えば俺なんかは」

 

 魔法の杖を振るうと炎の玉が現れる。

 

「こんな感じで炎を扱えたりする。ただ俺からするとレオンの異能はちょっと特殊系統っぽいな。どちらかと言うと金を貯めて武器を揃えるほうが良いと思うぞ」

 

「そうなのか」

 

「あとレオン異界に潜る時はこれを服の下に着ろ」

 

「……なんだこれ。虎柄の女子用スク水?」

 

「男が着るのもあれなんだが、金運を上げる効果と防御性能は折り紙付きだ。俺も服の下に女性物の水着を身に着けているからか我慢してくれ」

 

 ちなみに俺は今、金の三角ビキニを着用している。

 

 一応異界だから油断しないように一番良い性能の水着を着用中である。

 

 俺が後ろを向いている間にレオンが着替え、すぐに上着を着ると普通に学生服に見えるが、レオンはもじもじしていた。

 

「見えないとはいえ恥ずかしいな……」

 

「我慢してくれ……」

 

 ただ虎柄水着の効果は抜群で、レオンが動くマネキンを倒すと、さっきの2倍の金……というか1000円や2000円札が地面に落ちた。

 

「すげぇ! 札が落ちるようになった!」

 

「金策がはかどるな。レオンこんな感じで俺と放課後週1か2で異界で稼がないか?」

 

「もちろんだ! これで頭金くらいにはすぐになりそうだな!」

 

 

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