エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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5月7日 古びた一軒家を手に入れた

 レオンと闇市を散策してみて、やっぱりゲームでは無かったお店が色々あって楽しかった。

 

 特に武器系はそれぞれの専門店があったし、人格排出ゼリーの専門店や機械に加工された男女が売られてる店……裏フリマでも結構危ないような商品を取り扱っている専門店が普通にあるとは……。

 

 あと意外にも専門店がなかったのが麻薬系。

 

 媚薬とかそういうのはあったけど、裏社会だと麻薬よりも普通に効能が凄い薬が売られているので、栄養剤とか気付け薬みたいな感じの大麻とかは逆に売り物にならないのだろう。

 

 俺も流石に麻薬が金になるからと手を出したくは無いけど……。

 

「レオン」

 

 俺は闇市からの帰り際にお店で購入した認識阻害の眼鏡をレオンに渡す。

 

「これ付けて、不動産に行くぞ」

 

「今からか? それに俺達学生だぞ?」

 

「学生だけど、この認識阻害のアイテムを身に着けていれば、表の不動産で物件を買うことができるんだ。もちろん年齢は詐称しないといけないけど」

 

「なるほど……裏の場合は?」

 

「裏は年齢関係ないからな。裏の物件はほとんど訳ありだ。まぁ事故物件でも除霊してしまえば害はほぼねーけどな。裏の物件も見ておくんだったら……これな」

 

 俺はレオンに裏物件のチラシを渡す。

 

「1000万以下でビル買えるんだ……」

 

「場所によりけりだけどな。俺も狙ってる物件あるけど、表でも訳ありは安いし」

 

「なるほど」

 

 ちなみにレオンは攻撃系異能を2種類購入していた。

 

 1つは腕を倍に増やす異能で、もちろん増やした腕を消すこともできる。

 

 腕が増えれば武器を持った時の安定感も増すし、副腕で拳銃をサブに持つこともできる。

 

 もう一つの異能は無難に火球が出るやつ。

 

 そんなこんなで、地下街を出ると、駅前近くの不動産に寄って購入交渉を行う。

 

「あの場所ですか……正直建物の老朽化も酷いですし、全リフォームになるかと思われますが……」

 

 認識阻害の眼鏡を掛けた俺が全リフォームは問題ないし、どちらかと言うと土地が欲しいしと伝える。

 

 もちろん嘘で、実際は建物を修復して使う気満々である。

 

「電気、ガス、水道は生きてるんですね?」

 

「ええ、各会社に契約はしなければなりませんが、使う分には問題無いかと……値段は200万ですがローンですよね?」

 

「いや、一括で、実際今日買う気だったので現金持ってきてるんですけど」

 

「ほ、本当ですか! でしたら色々短期間で契約を済ますことができますが……」

 

 ローンを申請したりするのに結構時間がかかるので、それが省けるとなれば不動産屋としても嬉しいし、ましてや塩漬けされていた物件だと売りたくて仕方がないだろう。

 

 明日物件見学をして、了承してくれるのであれば契約に進みましょうと滅茶苦茶前のめりである。

 

 連絡先も交換し、明日の10時物件見学の約束をするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 家に帰り、レオンも今日一緒に夕食を食べる。

 

 今日のメニューはクリームシチューにチキンサラダ、ほうれん草のバターソテー、それにポークステーキ。

 

 それにご飯もあるので、めっちゃボリューミー。

 

 レオンはシチューとステーキで腹一杯になっていたが、食事のお礼を言われて、家に帰っていった。

 

 明日はリフォーム始まらないだろうからと明後日からてつだうと言われたが、明日の午後からリフォーム開始する気満々である。

 

 というわけで欲求不満の女性陣を今日は皆1回戦で交わって、終了。

 

 明日に備えるのであった。

 

 

 

 

 

 5月7日金曜日。

 

 朝、早朝ランニングをすると、ふみかが今日は居なかった。

 

「あれ? 雨の日以外にはいつも居たんだけどな……」

 

 昨日もだらだらしていたが、早朝ランニングはしていたので、ふみかとも世間話をしていたのに、今日はいないとは珍しい。

 

「うーん、体調でも崩したのか?」

 

 今日はランニングだけして速攻家に帰り、今日の準備を進めておく。

 

 昨日口座作った時に現金は万札に全て交換し、札束にしておいたし、契約をした後に壁紙を張り替えたり復元ペンライトでは直せない部分についての金を準備したり……。

 

 とりあえず、約束の時間10分前に俺は認識阻害眼鏡をかけて、現地入りしておく。

 

 女性陣の皆は契約完了したら呼ぶからアパートで待機をお願いしておいた。

 

「おはようございます本日はよろしくお願いします」

 

「こちらこそよろしくお願いします」

 

 さてさて、まず目立つのは玄関周りは草刈りされているが、周りや庭が草ぼうぼうになっている。

 

 そして不動産屋に聞くと、築50年で前持ち主は死去し、親族が不動産屋に売却済み。

 

 造りはしっかりしているけど老朽化が目立ち、壁はひび割れていたり、排水溝が詰まっていたりと手入れはあまり行き届いてなさそうである。

 

 扉の建て付けも悪く、不動産屋さんが力強く玄関の扉を開けて、中に入っていった。

 

「思ったよりも中は広いな」

 

 和洋折衷の住宅で、キッチン・ダイニング、洋式トイレ、シャワーと風呂は狭く、水回りの腐食が進んでいて、ところどころ床が抜けそうである。

 

 間取りを分かりやすく言うと某ドラ◯もんの野比家そのもの。

 

 1階はキッチン・ダイニングの他に洋室の応接室、6畳の和室が2部屋。

 

 2階は階段通路を挟んで左右に部屋があり、6畳の部屋が2部屋ある感じである。

 

 昭和頃に多かった家の造りといえば良いだろうか……。

 

 一応修復した形跡はあるが、とてもじゃないが住めないな。

 

「建物に値段はほぼ付かないので土地代だけと思ってます。なんなら建物の解体費用を考えると200万という底値で売らせてもらってます」

 

 うん、知ってる。

 

 それを踏まえてでも契約である。

 

「問題ないですね。建て替えるので。家の鍵は受け取りますけど」

 

「では……契約を結ぶということで」

 

「ええ、サインしますので一度お店の方に戻る感じですかね」

 

「現金一括というのでよろしいですか?」

 

「はい、あとで確認をお願いします」

 

 というわけで、その後不動産屋で契約を結んで土地の権利を習得し、そのまま地下街の闇市に行き、土地権利書を持って、固定資産税等の役所に提出する書類を偽造してもらい、それを役所に提出。

 

 これで俺は近くの古びた一軒家を手に入れるのであった。

 

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