エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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5月7日・8日 家のリフォーム

 午後。

 

 女性陣を呼び寄せて、復元作業を開始する。

 

「とはいえ、水回りとかは業者が必要なところは業者に頼むことになるけどな」

 

 まず俺とのあが復元ペンライトの光をのあの異能で効果を数倍にするものを使って、家全体に光を当てる。

 

 その間にほかの女性陣は伸びた雑草の処理である。

 

 あかりやゆかりが風の刃の異能を使えるし、かほもカットの異能が使えるので早いだろうし、しずかとのぞみには刈り取った草を集めてもらい、みちるとマイの2人に刈り取った草を焼却してもらう。

 

 みちるには草にかければ煙が出なくなる可燃剤を作ってもらい、ブルーシートで外からは見えないようにして、庭で焼いてしまう。

 

 というわけで作業を開始する。

 

 のあと2人で角度を変えながら大まかに復元ペンライトで光を当てていけば、どんどん家が新築同然に綺麗になっていき、壁にあったシミやひび割れも無くなっていく。

 

 外観を整えるのに1時間。

 

 そしたら家の中で蠢いていた幽霊を除霊していく。

 

 空き家というのは幽霊も住みやすくなるし、前の住民だった幽霊が別の幽霊を呼び寄せてしまう。

 

 不動産屋と内見した時は動かなかったが、俺はステータス眼鏡で見える限りの幽霊を除霊し、それから内部の復元作業に取り掛かる。

 

 外観を復元ペンライトで復元した際にある程度内部も綺麗にはなったが、畳を1枚1枚外して復元していき、畳を外した際に露わになる支柱も床下に潜り込んで復元作業を行っていった。

 

 あとはゴミっぽいゴミは全て庭で燃やしてしまう。

 

 水道管や電気周りの配線系も直せるだけ直して、更に2時間後には新築同然に復元することに成功。

 

 庭の草刈りもひと通り終わり、ホームセンターで壁紙やカーテン、網戸などを購入してきて、細かな修復をしていく。

 

 復元しても古いデザインの壁紙だと色々勿体ないからな。

 

 壁紙張り替えるくらいは前世でもやったことがあるし、失敗しても復元ペンライトで何回もやり直せるので、時間をかけてやっていく。

 

「ふう、あとは……」

 

 トイレには後付けのウォシュレットを取り付けたり、シャワーノズルを交換したり、ガスコンロを裏フリマで購入して取り付けたり……。

 

 自分でできることはやりきって、あとは業者に頼むことにする。

 

 不動産屋が電気、ガス、水道の各業者の連絡先も教えてくれていたので、電話を入れて、休み明けに来て設定と確認してから使えるようにしてくれるらしい。

 

 あとはネット回線工事も電話会社に連絡して行ってもらうこと予約し、住めるようになるのは来週中といった感じかな。

 

 家具や家電も揃えないといけないな……。

 

 最後に復元したそばから虫に食われても仕方がないとして、闇市で売られていた強力かつ効果が切れると無毒化する殺虫剤を家中に置いて、煙で家を燻製みたくして殺虫消毒していくのだった。

 

 リフォーム作業で午後ほとんどを使い切り、その日は終わるのだった。

 

 

 

 

 

 5月8日……土曜日。

 

 家のリフォームも一段落付いたので、今日はレオンを連れておママのところで依頼を受ける。

 

「へぇ……カジノの中でゲームの冒険者ギルドみたいに依頼を受けられるんだな」

 

「まぁ一度管理人のママさんと顔合わせをして登録してしまえばスマホで依頼を選べるようになるからな」

 

「ちなみに今日の依頼ってどんなのだ?」

 

「ああ、キャベツの収穫だ。ただ飛ぶらしいが」

 

「飛ぶってなんだよ……キャベツはキャベツだろ?」

 

「うちの触手栽培している部屋とか見たろ? ああいう感じでとんでもない植物が裏には普通に生えていたり栽培されていたりするからな。今日必要になるのはこれ」

 

 俺は虫取り網を収納財布から取り出す。

 

「ずいぶんと用意がよいことで……」

 

「まーな。さてさて、ママさんに挨拶するぞ」

 

 おママの所に行くと、今日も暇そうにグラスを磨いているおママがそこに居た。

 

「ママさんおはようございます」

 

「あらMobおはよう。また彼女増やしたのね?」

 

「残念、コイツはレオン。男だ」

 

「あらやだ美男子。可愛いわね。ハーフ?」

 

「ああ、ロシア系の血が流れてます」

 

「いいわねぇ! 白人ハーフの男子って需要高いわよ」

 

 レオンを守るように前に出て、俺はおママに襲わないでくださいよと釘を刺しておく。

 

「襲わないわよ。今日は女子の皆も連れて空飛ぶキャベツ収穫の依頼だったわね? 虫取り網は持ってきた?」

 

「持ってきました!」

 

「よろしい!」

 

 というわけで契約内容をすり合わせして目的の異界に移動する。

 

「本当にキャベツが鳥みたいに空とんでやがる」

 

「飛んでいるというより風に流されているようにも見えるがな」

 

 葉っぱの翼をパタパタと動かして風の流れに任せて、キャベツが空を飛んでいた。

 

「今日依頼を受けに来てくれた人達ね」

 

 麦わら帽子につなぎを着た恰幅の良さそうな男性がそこに居た。

 

 というかわさび収穫の際に出会ったおじさんに瓜二つである。

 

「わさび採取の際にも会いませんでしたっけ?」

 

「ああ、それならオラの兄貴だな。俺達兄弟なんだよ。だいたい皆裏社会の異界で農作業しとるべ!」

 

「まだ何人かいるんですか?」

 

「オラ達10人の男だけの兄弟で、皆こんな顔をしてるべ。みーんな麦わら帽子につなぎを着てるから確かに知らない人だと見分けがつきにくいかもしれねーべな!」

 

 気を取り直して、作業内容の確認で、空飛ぶキャベツを1個収穫するごとに50円。

 

 収穫したキャベツは羽になっている葉っぱを毟れば飛べなくなるので、捕まえたら羽を毟ること。

 

 そして籠に詰めて、軽トラックに乗せるまでが仕事とされた。

 

「オラは収穫したキャベツを軽トラックで倉庫に運搬するから、どんどん収穫していってくれな! 数はこっちで数えるからな」

 

 というわけでキャベツ収穫作業の開始。

 

 普通にやってもなかなか捕まらないが、攻略法があり、軽く電撃を浴びせると飛んでいるキャベツ達は地面にゆっくり降りてきて、一定時間飛べなくなるので、その間に羽根をむしってしまえば良い。

 

 俺が魔法の杖で広範囲に電撃を飛ばすと、地面にキャベツが落ちてきて、皆で手分けして収穫していくのであった。

 

 こういう時に体力のあるしずかの働きは素晴らしく、素早く羽根をむしって、籠に詰め、皆の収穫したキャベツの籠を積み上げて、一気に運んで軽トラックに載せていく。

 

「こりゃこっちも頑張らねーと!」

 

 おじさんも張り切って、トラックを運転して倉庫に運び、直ぐ戻ってきて積み込んで運びを繰り返していく。

 

 途中倉庫に運ぶほうが時間がかかるので、念力が使えるマイにおじさんのサポートに入ってもらって、5時間収穫作業を続けるのだった。

 

 

 

 

 

「いやぁ、思ったよりも早く終わったべな!」

 

「お疲れさまでした」

 

「1籠キャベツ6個入るから、それが800籠……24万の支払いだべな。受付のママさんに金を受け取ってくれべな」

 

「ありがとうございます」

 

 レオンはクタクタになりながらも依頼を達成して俺から分前の報酬を受け取るのだったが、

 

「金稼ぐだけなら異界に潜って魔物倒した方がいいんじゃね?」

 

 と、真っ当なことを言われたが、裏に属する以上定期的に依頼を受けないといけないことを説明する。

 

 不満そうだが納得し、その後おじさんのご厚意でむしったキャベツの羽根は持ち帰って良いと言われたので、羽根の葉を使ったミルフィーユ鍋やロールキャベツを夕飯に作って、皆で食べるのだった。

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