エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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5月9日 発見されるふみか

 5月9日……日曜日。

 

「今日もふみか居ないな」

 

 かれこれ3日目……最初は時間がズレたのかなとか思ったが、そんな感じでも無さそうである。

 

「電話をしてみるか……」

 

 俺はスマホを取り出して、ふみかに電話してみるが繋がらない……。

 

「ちょっと様子見に行ってみるか」

 

 彼女が住むアパートの場所については聞いていたので、訪ねてみるが、チャイムを押しても出てくる気配が無い。

 

 まさかと思い、裏フリマで彼女の名前を検索してみると、ヒットしてしまった。

 

【新入荷、生体ダッチワイフ ロボトミー済み】

 

 時々エロゲなんだなって再認識させられる。

 

 ロボトミーとはロボトミー手術の略称で、エロ界隈だと手軽にできる廃人化手術のことである……というのは有名だ。

 

 アメリカで行われていた胸糞悪い手術で、このエロゲ世界だと、快楽作用を増加させて肉人形化させる手術として浸透していた。

 

 ふみかは髪が目隠れながら、巨乳でそっちの需要のありそうな体型をしているので、値段が高め。

 

 既に50万の値段が付いていた。

 

 幸い異能者でなかったので、べらぼうに高い……というわけでもなかったが、何者かに襲われて加工されてしまったのだろう。

 

「……狙った獲物を横取りされた気分だ」

 

 俺はレオンに連絡して今日1日異界で稼ぐの手伝ってくれと連絡をいれるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

「ふーん、好意を抱いていた人物が肉人形に加工されるとかめっちゃこぇーな」

 

「今の日本の行方不明者が多かったりするのこういうことをやられているからなんだよな。でもまだ生きているなら手が打てる。精神がぶっ壊されていても、何かしらに加工されていても生きていればな……死んでいたら流石に復元できねーんだわ」

 

「異能に死者蘇生とかそういうのはねーのか? ゲームだと普通にあるけど」

 

「あるにはあるが専門職だ。専門家に頼んで施術してもらうのに数千万するんだ。今の俺達の稼ぎだととてもとても……」

 

 レオンと異界に潜りながら魔物を倒したりマジックアイテムを拾っていく。

 

 レオンに頼んで今日の収益は譲ってもらうことにした。

 

 その代わりに今度倍にして返すと約束もしていたが……。

 

 朝から異界に1日潜れば30万くらいは稼げるし、マジックアイテムも幾つか手に入れば、50万は貯まる。

 

 足りない分は昨日依頼で稼いだ金を当てる。

 

 一応前金10万入れて、ふみかの商品予約はできているが……どうなることやら……。

 

「でもかいとがそんなに女性に執着するとは思わなかったな」

 

「俺は先客がいるならまだしも、フリーの女性で狙った獲物は逃がす気はねーし、それが裏社会に振り回されるのは気分が悪くなる。それが知り合いなら尚更だ。少なくともふみかは俺の友人ではあったからな。助ける理由は十分だろう?」

 

「なるほどな。お前の行動原理が何となく分かったような気がする」

 

 レオンにそう言われるのだった。

 

 

 

 

 

 

 レオンと1日異界に潜り、魔導書が2冊手に入ったし、攻撃系の異能が使えるようになるやつであったが、今回は売ることを選択し、予算を80万円ほど用意した。

 

 で、購入予約していたふみかを購入し、封筒に金をいれ転送すると、パッケージングされた裸のふみかが送られてきた。

 

「この人がMobの友人のふみかさん?」

 

「ああ、早朝のランニングの際に知り合って、ほぼ毎日世間話をしていたんだが……弄くられているなぁ」

 

 ふみかを箱から出すと羞恥心も消え去っているのか、オナニーを始めるし、こちらのことを認識できていないっぽい。

 

 俺はステータス眼鏡で確認すると前脳欠損状態と出てきたため、上回復薬を飲ませてから、復元ペンライトで彼女を復元させていく。

 

 すると瞳に光が戻り、一瞬ほうけた次に、自分が裸な事に気がついて、キャーッと悲鳴をあげた。

 

 俺は一番サイズが近いのぞみに服を借りて、ふみかに着せる。

 

「落ち着いたか?」

 

「は、はい……私……いきなり誘拐されて、気がついたら目の前に針があって……目の裏から脳を弄くられて……」

 

「だいぶ覚えてるな……」

 

 一応俺は相手の情報を購入しようとしたが、ロックが掛かっていて見ることができなかった。

 

 ただふみかの情報を確認すると、戸籍上は死亡していることになっていて、誰かに既に手続きをされていたらしい。

 

 そして大学も退学届が出されていた。

 

 それを俺が説明すると、ふみかは暗い顔をして

 

「そんな……せっかく大学に入ったのに……」

 

 ついでに俺が助けた経緯に付いてと、俺のセフレ達についても説明していく。

 

「皆さん……かいとのセフレなんですね」

 

「幻滅した?」

 

「驚きはしましたが……助けていただきましたし……廃人になっていた私を治してもくれて……」

 

 廃人になっていた時もある程度意識があったらしい。

 

「とりあえず今後のことを話そう」

 

 俺はまずふみかがアパートに戻るのは危険であると説明する。

 

 帰るとしたら夜中の人があまり居ない時間に複数人で移動し、衣服や貴重品を持ったらそのアパートには近づかないこと。

 

 そして当分は俺のアパートで衣食住は提供するから安全が確認できるまで不用意な外出はしないで欲しいことと、裏社会が関わっているため警察に言っても動いてくれないとかを説明する。

 

「人身売買が罷り通っているって普通じゃあり得ないことは分かるだろ」

 

「うん……」

 

「裏社会についても色々説明するから、とりあえず飯にしよう。かほ、ふみかに何か食べ物を作ってやってくれ」

 

「はーい」

 

 かほは素早くうどんを作ると、ふみかに提供した。

 

 ふみかは食べながら俺の話を聞いて、どういう状況になっていたかなどを理解する。

 

「じゃあ私……かいとに50万で買われたってこと?」

 

「まぁそうなる。ただ助けたかっただけだからお金については返す事は考えなくていい。それよりも両親に連絡を入れたりするのをどう説明するか……だな。今ふみかが実家に帰っても両親まで危険に巻き込む可能性が高いからな」

 

「それじゃ……かいと達も危ないんじゃ」

 

「俺達はその裏社会で金を稼いでいる集団だから。もちろん犯罪行為はしてないけど、ここにいる人間は自衛できる実力があるか訓練中だから」

 

 そう言ってふみかを安心させるのだった。

 

 

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