エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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4月4日 除霊のお仕事

 4月4日。

 

 セフレ兼仲間を2人手に入れて、序盤としたら上々の立ち上がり。

 

 今日はみちるの服を買いに町に出ていた。

 

 ちなみに今のみちるの服装はのぞみにも一時的に貸し出した上下ジャージ姿である。

 

 人から見られまくるが、気にしてはいけない。

 

 服屋に到着し、服を選んでいくが、鏡を見ながら慎重に彼女は決めていく。

 

 予算は一昨日稼いだ3万円のうち2万円と手持ちの2万円の4万までにしてくれと頼んでいる。

 

 ちなみにのぞみからは後で可愛い下着が売っているお店に行こうとも言われていた。

 

「とりあえずこれとこれにしようかな」

 

 みちるが選んだのは外着としてはジーパンと短パンのデニムパンツ、上はお店のロゴが入ったTシャツを選んでいて、結構実用メインである。

 

 それに帽子を被ると、活発な少年の様な見た目へと変わる。

 

 あと寝間着としてもこもこの服を上下2着と下着のシャツとパンツ、靴下を3着セット購入するとあっという間に2万円近くが吹き飛んでしまった。

 

 そのまま靴屋に移動して運動靴やスマホの契約、日用品の購入等をしていくと、あっという間に更に2万円が飛んで予算的にきつくなってしまった。

 

 これがあるから、ゲームではキャラの加入は慎重にならざる得なく成るんだっけ。

 

 あと序盤は生活費負担してやらないといけないというのもある。

 

 とりあえず昼食としてファミレスに移動し、食事を取りながら今後の課題を暴露する。

 

「金がありません! 依頼を受けていくのは当たり前だけど、生活費と活動費を稼がないと!」

 

「そうだね。僕に金を結構使わせちゃって悪かったね。金稼ぎかぁ……僕らの実力だと回復薬の製作なんてどうだろうか?」

 

 技術職のみちるが提案してくれた。

 

 裏社会では常に回復薬が不足しており、一番安い傷薬でも1000円くらいする。

 

 ただ効能は確かで、瞬時に止血して傷口から細菌が入ってくるのを予防したり、薬のグレードを上げれば傷を治したり、体力が回復するもの、数万円するような薬だと欠損した手足が再生出来る……というものもある。

 

 エロゲだから結構手足の欠損は色々な理由で起こりやすい為、上位の回復薬は備蓄しておきたいところ。

 

 まぁレベルが上がれば治癒の異能で治せるし、治癒系統に強いのぞみはレベルが上がれば再生系の異能も覚えていくだろう。

 

「回復薬の原料はどんな物が必要だ?」

 

「植物系モンスターの触手かな。初歩的な回復薬を作るんだったら。あとは市販品で購入できる」

 

 流石エロゲ、回復薬で触手が必要になるとは……。

 

「初期費用に数万円かかるんだけど……足りる?」

 

「……ちょっと金を稼がないと無理だな」

 

 とりあえずおママに相談してみることにしよう。

 

 

 

 

 

 

 連絡先を交換したおママに連絡をかけてみると

 

『新規の依頼が無いかねぇ……一応あるにはあるわよ。でも表のバイトと値段はさほど変わらないわよ』

 

「生活費がきつくて……」

 

『わかったわ。初心者でも比較的安全な依頼を回してあげるからその中から選んでちょうだい』

 

 というわけでおママから依頼が回されてきた。

 

 ちなみに表でバイトをするというのも普通に選択肢としてある。

 

 ゲームでも幾つかバイトができたし、それによってイベントがあったりする。

 

 まぁ高校入学してから活用していくことにしようか。

 

 今回回されてきた依頼は報酬も安く、比較的安全な物ばかり。

 

 例えば前回人格排出でマンドレイクが尻から生えるという話があったと思うが、普通に地面で育てられ、ヘッドセットで音を遮断しながら収穫して欲しいという依頼だったり、事故物件の除霊依頼、加工工場での単発バイト……。

 

 はい、加工工場での単発バイトはギャンブルです。

 

 単発なのがポイント。

 

 運が悪いと商品にされる可能性があります。

 

 ただ日当1万円と安いので、これは普通に人手が足りなくて出されている依頼の可能性もありますが、人生は一度しかないので命をかけたギャンブルはなるべくしないように。

 

 というわけで今回は事故物件の除霊依頼を受けることに。

 

「メンバー3人になってるんですけど良いですか?」

 

『ええ、あまりに大人数じゃなければ良いって依頼主さんから言われているから問題ないわ。除霊成功で1万5000円、そこまで強い霊ではないらしいからよろしく頼むわね』

 

 結構除霊の依頼は単価が高くて美味しかったりする。

 

 幽霊も魔物の一種ということで、物理攻撃が効かないのは厄介だけど、魔法の杖を持っている俺の場合完全に鴨依頼である。

 

 直ぐに依頼された場所に移動すると、町中にある見た目は普通の一軒家。

 

 依頼主によると一家で心中したらしく、その際無理心中を強要された子ども達が悪霊化してしまったらしい。

 

 家の扉は空いているし、家具等は差し押さえで既に撤去済み。

 

 ただ家が呪われているので借家にするのも無理だし、壊して建て替えるにも、現場作業員が呪われる可能性が高いので無理と、完全に塩漬けの事故物件である。

 

 権利は借金を貸し出した社長さんが持っているらしいが、税金がかかるから早くなんとかしたくて裏を頼ったのだと。

 

 依頼料で相場よりぼられてんだろうなぁと思いながらも下請けである自分達に回される金額は1万5000円。

 

 これを安いと見るか高いと見るか……。

 

「さてと、ちゃちゃっと終わらせますか」

 

 とりあえず物理攻撃と治癒、補助系の異能しか持ってないのぞみは家の前で待機、みちるの異能も幽霊と相性がそこまで良いとは言えないが、一応補助で入ってもらう。

 

 正直魔法の杖1本でなんとかなる案件ではある。

 

 扉を開け、玄関から中に入ると薄気味悪い瘴気が漂っていることがわかる。

 

 ステータス眼鏡を着用すると、〇〇の幽霊と、生前の名前付きの幽霊が3体ほど確認することができた。

 

「まぁ手っ取り早く片付けよう」

 

 魔法の杖を振るい、範囲浄化という攻撃魔法を使う。

 

 浄化の魔法は分類的には攻撃魔法で、幽霊系等の魔物に特効の魔法である。

 

 範囲浄化なので、家全体を浄化範囲に指定して、一気に浄化すると、一瞬家全体が淡い光に包まれた後、瘴気は綺麗に消え去った。

 

 そのまま家に上がり込んでみちると一緒に浄化漏れが無いか確認をし、問題なかったので、おママに依頼完了の連絡を入れた。

 

 すると直ぐに確認員が現場を確認し、カジノに戻った頃にはおママから報酬の入った封筒が手渡された。

 

「ゴースト系の浄化もできるなんて滅茶苦茶優秀ね! もう少し難易度が高いけど浄化を依頼されて塩漬けになっている案件が幾つかあるのだけど受けてみない?」

 

「何件くらいあるんですか?」

 

「そうね……5件はやって欲しいわね。もし受けてくれるなら色を付けて12万円出すし、移動の足は用意するわよ」

 

「じゃあ受けますよ。今日は遅いので明日でも良いですか?」

 

「ええ。じゃあ明日の13時に指定される場所に来てちょうだい」

 

 おママに言われて依頼を受けるのであった。

 

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