エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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5月24日 テスト返却 ドロップ品

 5月24日……月曜日。

 

 第二プールの鍵と水着を水泳部顧問に渡しに行くと、水泳部顧問から

 

「テストの出来はどうだった」

 

「バッチリです。俺の仲間達も問題ありません」

 

「ほほお、言うな。テスト返却が楽しみだな」

 

「ええ、正直上位狙えるかと」

 

「期待しているぞ」

 

 テスト終わっているから、今励まされてもどうしようもないのだが……。

 

 その後テスト返却が始まる。

 

「レオンゆっくり休めたか?」

 

「ああ、バッチリ。今日からまた異界潜るわ。かいとも潜るだろ?」

 

「ちょっと今週は駄目だ。やることがあるから、うちの女性陣と一緒に潜ってくれ」

 

「うい、了解……って多分だけど車か?」

 

「そうそう。官公庁のオークションで落札できたから現地に取りに行かないと。それに修復作業や公道で走らすためにプレートを取ってきたりしないといけなくて」

 

「あー、なるほどな。結構大変だな」

 

「そうなんだよ……でも車があれば色々楽になるからな」

 

「そうそう、路地裏の異界だけじゃなくて別の異界にも行こうぜ」

 

「うん、その異界に行くのに今のままだと電車で移動しないといけないから車が欲しくてな」

 

「なるほどな。でも運転できるのふみかさんだけじゃね? 今のところ」

 

「実は俺も運転できたりするから、その免許を偽造するのも今週中にやってくるわ」

 

「悪だな」

 

「レオンもそのうち免許取っておいた方がいいぞ。金あるんだから裏の教習所教えようか」

 

「確かに通おうかな」

 

 そんな話をしていたらテスト返却が始まった。

 

 クラスメイトの顔色を見るが、大半は安堵か余裕の顔をしている。

 

 まぁ1年1学期で赤点取るのは不味いわな。

 

 一部顔を真っ青にしている奴らは……そういうことなんだろうな。

 

 俺とレオンも返却されて見せ合うが、平均93点って感じだ。

 

 俺はどちらかと言うと社会や理科が得意なのもあって、生物と世界史に関しては97点と98点を取ることができた。

 

 逆に英語は88点と苦手が露呈。

 

 単語や文法を覚えていてもミスる時はミスる。

 

 特に教科書に載ってない文章から引用して答えなさいみたいなのはミスりまくってしまった。

 

「もう少しで全教科90点だったんだけどな」

 

「まぁ次もあるからしゃーねぇよ」

 

 というわけで、全教科返却された後に廊下に各教科上位20名と全教科合計上位50名が貼り出される。

 

「総合25位、レオンは……俺より上か」

 

「よっしゃ、総合20位。俺達の知り合いだと……のあが総合5位だったな」

 

「流石のあだな……後で褒めとこ」

 

「しずかは総合42位か」

 

「でも総合50位以内は平均点85点超えてるから流石だな」

 

 のぞみにも連絡を入れると、のぞみも無事にテストをクリアしたらしい。

 

 ……裏のクラスだと成績不振と素行不良片方だと退学で済むらしいが、両方とかあまりに裏社会に利さないと判断された場合……男根に加工されて金持ちに出荷される……なんて事があるらしいので、2年に上がって裏クラスに配属されたら余計成績には注意しないといけない。

 

 まぁ今は気にしなくてもいいけど、のぞみが2年の裏クラスなので注意しておく必要があるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 放課後、俺は官公庁のオークションで落札が確定した為、その車を取りに行く事にする。

 

 まず遠くに移動するため、地下街の転移屋というお店に行き、中継の異界を通って、別の場所へと移動する。

 

 片道5000円で両手で運べる量であれば追加料金も無く、一瞬で国内の別の闇市に移動できるので、裏社会だと普通の移動手段である。

 

 そこで俺は関東から中国地方へと移動して、闇市を出て、タクシーに乗って品物が保管されている場所へと向かう。

 

 落札後の手続きは電子メールでおおよそ行っていたので、後は現場で現金を支払って物品を回収するのみである。

 

 俺が落札したのは7人乗りのミニバンと5人乗りの事故率の多さからミサイルとも言われる普通車の2台で、たまたま同じ場所で保管されていた。

 

 ミニバンが走行距離18万キロで5万円、普通車は走行距離20万キロオーバーで1万円だった。

 

 オークションでも両方売れ残っていたので入札したらそのまま落札となり、今日取りに行くと連絡したら、お待ちしてますと返答が返ってきていた。

 

 夕方になってしまったが、両方の車を取りに行き、担当者に現金の入った封筒を渡し、車と鍵を受け取る。

 

 担当者に車内を確認してから撤収しますと伝え、軽く催眠をかけて、俺が今から行うことに不信感を抱かないと設定し、車を収納財布に入れて回収する。

 

 そのまま撤収し、再びタクシーに乗って闇市に入れる場所に向かい、いつもの町に帰ってくると、アパートの前の駐車場に2台の車を置いて、復元ペンライトで早速復元を開始する。

 

 ボディの一部が錆びついていたり、エンジンをかけると異音が響いたりしていたが、全体を入念に復元していくと、メーターの走行距離も0に巻き戻っていた。

 

「あとはっと……」

 

 俺は轟さんに紹介してもらったディーラーさんに連絡を入れる。

 

「すみません、以前連絡入れたMobです。今車の用意が整ったので、明日以降車の登録とかをお願いしてもよろしいでしょうか」

 

『あー、わかりました。明日の13時頃に伺います』

 

「よろしくお願いします」

 

 明日は学校早退しないといけねぇな。

 

 

 

 

 

 

 今日異界に潜ったレオンは遂に20レベルとなり、魔物からアイテムを落とすようになったと報告された。

 

「おめでとう。これで金策が更に楽になるな」

 

 かほが作ってくれたカレーを食べながらレオンと話す。

 

 ただレオンは困ったようで

 

「アイテムなんだが、一見ガラクタにしか見えねぇんだよな。これ本当に売れるのか?」

 

「修復すれば売れるな。そのまんまだともちろん買いたたかれるが……俺がレオンがドロップした品を一度預かって修復するから、それが売れたらレオンに利益の半分渡すっていうので良いか?」

 

「別に良いけど……バトルドール倒したら人形の腕だけがのこっていたりするんだが……直せるのか?」

 

「もちろん」

 

 復元ペンライトは物を増殖させることはできないけど、欠けているパーツを元に戻すことはできる。

 

 車とかでも故障しているパーツを元に戻せるのはそういうことである。

 

「とりあえず回収できた物全部くれ」

 

「おう」

 

 レオンに渡していた収納鞄から子供の腕くらいの人形のパーツがゴロゴロ出てくる。

 

「今日30体バトルドール倒したから30個片腕や片足、頭のパーツが落ちたはずだ」

 

「なるほどな……売れるのにどれくらいかかるか分からねーけど、まぁ待っててくれや」

 

「おう」

 

 というわけでレオンからドロップアイテムを手に入れるのだった。

 

 

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