エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖) 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
「加藤さんの話を聞いていたら僕も免許欲しくなってきたなー」
ディーラーの加藤さんとの話し合いが終わり、まだ夕方にもなってない時間だったので、家にいるメンバー……かほ、みちる、あかり、ゆかり、マイの5人と話し合う。
彼女達も加藤さんとの話を聞いていたら免許が欲しくなってきたらしい。
「やっぱり買い物とかをする時に自家用車があるのと無いのとでは違うからね。私達も免許はいつか取りに行かないといけない感じ?」
「そうだな……免許について軽く調べてきたんだが」
オートマ限定であれば外の教習所に年齢を偽って通う……というやり方も普通にある。
一応学生のメンバーを含めてパーティー全員の偽装の身分証は闇市でこの前作っておいた。
全員20歳超えていることにしたので、教習所に通おうと思えば通う事もできる。
まぁ裏の教習所で大型免許まで一気に覚えるのも手ではあるが……。
「将来的に必要になるかどうかじゃない? 表では大型免許は必要ないだろうけど、異界でトラックとかを使う場合は大型取っておいた方がいいだろうし……技能としてね。免許は普通車で十分だけど」
「私あれやりたいです! マジックミラー号! あれで撮影してみたいです!」
ゆかりがはっちゃけたことを言っているが、スルーしておいて、日数的にも早めに免許取った方が良いだろうということで、金が貯まったら数人ずつ免許合宿に行かせることにする。
結構レオンと復元ペンライトのお陰で結構大金がポンポン入ってくるが、1周目のゲームではとにかく金欠で車を保有するのにも一苦労。
なので5月中に車を手に入れられたのは上々だろう。
できれば異界を手に入れるところまで早く持っていきたいけど。
ちょっと整理していこう。
まず1ヶ月で今稼げているのを合算すると……。
みちるが監修した各種薬の販売……これが現状1週間で40万円の利益を出している。
一ヶ月だとまぁ4週間ちょっととして160万円くらいか?
次にダンジョンでの利益。
レオンが居ない時は1日で2万円から3万円にマジックアイテムの換金代……約5万から10万円が入る。
毎日潜っているわけでもないので、1週間で10万くらい?
それにレオンがいる時はレオンが殆ど持っていくけど、魔物が落とすアイテムを復元すれば1体3万から5万……まぁ4万計算で、1回に数十体分確保できる。
なので週1でも50万近くは俺の元に入ってきて稼げる。
これで4週で200万……だから毎月400万近く入ってくる計算になるな。
そこから生活費やらなんやらで30万、40万近く飛ぶとしても、360万の黒字。
これの300万をマジックアイテムのカエルの財布や豚の貯金箱で運用するとして……3ヶ月で1500万に膨れ上がって破裂する。
今のところカエルの財布1個に100万と他に20万ずつ入っている感じ。
あとは1回の依頼でだいたい10万前後稼げると考えて、それに今回増えた故障車を修復して転売すれば1台で20万円前後は稼げる。
そうなれば毎月500万、600万稼ぐのも現実的になりそうかな?
(400万も有れば訳ありの商業ビルは買える値段になるな……レオンに貸しを作るのも合わせてそろそろ物件も押さえておくか……)
そんなことを俺は考えるのだった。
ラーメン屋のバイトから帰ってきたふみかと料理番のかほ、そして財布を握っている俺の3人で頭合わせてスマホで米を安く買える直売所を探していた。
「ブランド米じゃなければ直売所で30キロ1万5000円ってのあるけど」
「米の値段徐々に上がっていってるからねぇ……」
「前に30キロ1万円切れるって話は?」
「あるけど、見たら輸入米だったわ」
「あー」
米はなるべく国産のを食べたい。
異界で作られる米もあるのだが、普通に表で作ったほうが安かったりする場合がある。
送料を考えると直売所で買ってしまったほうが安いだろう。
「かほ、今1日何キロの米使ってるんだ?」
「だいだい1日4.5キロから5キロ使ってるよ。だからスーパーで10キロ8000円から9000円の買っても2日しか持たないんだよね」
「うーん、2週間持たせるなら70キロ……いやそしたら90キロまとめて買った方が良いな」
「90キロとなると2週間ちょっと……30キロ1万5000円だと4万5000円……1ヶ月の米消費量を考えると150キロ……7万5000円が米代になるね……」
「米代だけでこれだもんな……他の食品代を合わせると25万くらいにはなるか」
食費だけでこれとは……しゃーないけど、スーパーで10キロ8000円で買っていたら更に値段がヤバいことになるので、なるべく野菜や米は直売所を巡って安く仕入れる必要があるな。
「今家にある業務用冷蔵庫と部屋の冷蔵庫……合わせても食材は1週間の備蓄にしかならないんだけど……」
「……おう」
ゲームには無かった食費や生活費で財布を圧迫されるとは……。
まぁこればっかりはしゃーない。
切り替えていくしかない。
「ふみか、悪いけどバイトの無い日にかほと一緒に買い出し頼む。俺平日学校で、その時間から買い出し行くと間に合わないから」
「うん、わかったわ。かほちゃんよろしくね」
「よろしくお願いします」
学校組も帰ってきたので、今日も俺はレオンとふみかとパーティーを組んで路地裏の異界に潜る。
今回は試験的にパーティーを3つに分け、みちるリーダーのあかり、ゆかり、マイの4人のグループとのぞみリーダーのしずか、かほ、のあの4人にそれぞれ分かれて潜ってもらうことにする。
パーティーを3つに分けられるのも収納系アイテムの収納エコバッグが2つと収納鞄が2つ、そして俺の収納財布で5つ保有しているからだ。
これで効率を上げて異界のマジックアイテムを根こそぎ回収していく所存である。
「皆のレベルも高くなっているし、30階層制覇を目指して頑張っていこう!」
「「「おー!」」」
それぞれ入るのに10分ずつずらせば不思議のダンジョン形式の路地裏の異界は別のマップで探索することになる。
それでいて中で交わることがないから不思議だ。
バシュバシュ
「ふみかも銃の扱いに慣れてきたか?」
「本物の銃みたいに反動が大きいとまだ命中率に難があるけど……近距離なら問題なく当てられるようにはなったよ!」
ふみかの銃手としての才能があるのか、轟さんの教え方が素晴らしいのか……それとも両方か。
ふみかの銃手としての腕はメキメキと上達し、まだ2週間程度しか習ってないけど、ちゃんと目標に当てられるようになったのは凄いと思う。
FPSゲームだと簡単に銃は当てられるように思えるかもしれないが、ちゃんと習ってないと的に当たらないものである。
前世で自衛隊に行った友人が下手だったのかもしれないが、成績上位の射撃ができる人は本当に尊敬するって言っていた。
「さて、ふみかが雑魚敵を排除してくれたお陰で16階層まですんなりと来れたな」
「となると、ここからは俺の出番だな」
「頼むぜレオン」
「任せろ!」
バトルドールや他の魔物もハリセンでバシバシ叩いてアイテムをドロップさせると同時にお金も落ちるので拾っていく。
それに今回もマジックアイテムが大量である。
宝石の付いた指輪、最近出てなかった幸運の人形シリーズ、古びたベルトや懐中時計などなど。
魔導書は今回出てなかったけど十分である。
結局25階層まで行ったところで18時を超えてしまったので、撤収。
レオンは今日取得した金だけで50万稼いでいたので、ちょっと羨ましく思ったが、俺も十分に稼げているので良しとしよう。
他のメンバーとも路地裏の異界を出たところで合流し、スーパーで食材を買って帰るのであった。