エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖) 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
5月30日……日曜日。
俺は早朝のランニングと朝食を食べ終わると、皆が揃うまでの間加藤さんから預かった車の復元作業を行なっていた。
「ふぁ〜……眠……昨日のぞみとかほの2人とイチャラブSEXしまくって眠気が……んん! 目を覚まさないと」
車を1台復元し終わったくらいで、レオンとのあが家に到着し、アパートの部屋に戻って、今日の予定を発表する。
といっても、今日も依頼は車の復元を受けているため、他の依頼も特に無い。
なので路地裏の異界に潜るか、素材採取の為に触手取ってくるかくらいしかやることがないのだが……。
「レオンどうする? 俺久しぶりに触手採取行ってこようかと思うんだけど……多分触手採取のところだとレオンの金をドロップするの見られるとまずいけど行く?」
「じゃあやめておくわ。誰かメンバー貸して、路地裏の異界で稼いでくるから」
「じゃあのぞみ、しずか、のあ行けるか?」
「了解」
「まぁこの3人が一番稼げますわね」
「ちゃちゃっと30階層突破してくるね!」
ふみかとかほの2人は食材を買ってくるため、車で出かけるらしい。
荷物持ちに俺行こうかって聞いたが、かほが力あるから大丈夫と答え、今回は同行しないことに。
残りのあかり、ゆかり、マイ、みちると俺の5人が触手採取に行くことになった。
「そう言えば最近触手の繁殖量が増えているって報告があったから気をつけたほうがいいよ」
「そうなの?」
「ちゃんと装備は着込んでおいたほうがいいよ」
みちるに注意を受けて、俺達は装備をちゃんと身に着けてから挑むのだった。
地下街経由で素材採取して良い異界に入場料を支払って向かう。
ただ受付のお兄さんから
「今触手大量発生しているから、できるなら触手を刈り取ってくれるとありがたい」
と言われてしまった。
もちろん俺達の目的は触手の採取なので問題ない。
というわけで中に入るが、ピンク色のうねうねしている触手が至る所から生えている。
それだけならいいのだが、エロゲらしく、女性や男性問わず触手責めにされているではないか……。
「うわ、こりゃヒデェな」
「どうする? 助けながら採取する?」
「そうだな。全員固まって動くぞ。みちるとマイは風の異能で、ゆかりは鎌で触手を刈り取ってくれ。俺とあかりはカバーに入る」
「「「了解」」」
というわけで触手採取を始めるが、触手責めもされ続けると脱水症状になったり体内に触手の種を植え付けて繁殖しようとするので気をつけなければならない。
体内に植え付けられたら、寄生状態なので、死なない程度に電流を流して、寄生状態を解除してから復元ペンライトか治癒の異能で回復させるしかない。
「大丈夫ですか」
「わ、悪い助けてもらって……ゴホゴホ」
「寄生はされていないけど、水分不足って感じですかね。回復薬です飲んでください」
「良いのか?」
「裏は助け助けられだ。気にしないでくれ」
男女関係なく助けていくが、助けた人達でも動けるメンバーで動けない人達を運んでもらって脱出してもらう。
「いいのかい? 無償で助けて」
「逆に言えば触手採取のライバルが減ることにもなるからな。まぁ助けて恩に感じてもらえば儲けだろうよ」
「カッコつけちゃって……悪に染まりきれない感じがMobらしいな」
みちるに茶々を入れられたけど、まぁこういう善行は催眠で増えたカルマを減らすことにも繋がるし、良い噂というのは後々財産になるからな。
信頼という財産に。
さてさて、触手採取は順調そのもの。
救助作業をしながらではあるが、現在50キロほど収穫。
2時間ちょっとでこれは大量だろう。
ちなみに収穫した触手は収納財布に仕舞っている。
「よいしょ~結構収穫できた?」
「今50キロぐらい。冷蔵庫の容量考えるとそろそろ撤収じゃね」
「確かに……というかこれだけ触手が大繁殖していると2人3人で挑むのは危険かも」
「流石に危ねーな。落ち着くまで稼げなくて良いから路地裏の異界でマジックアイテム拾いしていた方が良いかもね」
「せっかく薬の出荷が調子良かったんだけどね……これじゃあ仕方ないね」
みちるもガックシという感じの表情を浮かべていたが、身の安全には代えられない。
結局20人近く救助して60キロの触手を収穫して、撤収するのであった。
中途半端な時間だったので、お腹も空いていたし、駅前のしゃぶしゃぶ食べ放題の店にやって来た。
昼時だから結構混んでいたが、5人座れる席に店員さんに案内され、俺達は注文をしていく。
ちなみにメニューは少し高めのやつで1人2800円のコース。
ラム肉のしゃぶしゃぶも食べられるコースで、出汁を2種類選んでから肉を大量に注文していく。
「このメンバー僕以外皆食べるメンバーじゃん」
「食べ放題じゃないと破産するからな。80分食い放題満喫するぞ!」
「「「おー!」」」
というわけで各々ドリンクバーも付けたので、飲み物を取りに行ったり、野菜やご飯をよそってきたりする。
「ポテサラうめぇ」
「ポテトサラダで満腹になるんじゃないの? そんなに食べたら」
「全然足りないから安心して」
皆肉を食べ始めるが、俺は最初に肉ではなくサラダをお腹に入れたい派なので、ポテトサラダとドレッシングかけた野菜を食べていく。
「触手の大繁殖ってどれくらいの期間続くの?」
「言うて長くても2週間くらいじゃないか? 流石に今日みたいに被害者が続出していたら採取もできないから、対策チームが動くだろうし」
あかりの質問に業界を知っているみちるが返答する。
確かに長い間、あの状態だと困るだろう。
「レベリング……といっても路地裏の異界だとレベルが全然上がらなくなってきたんだよね」
「そうだねゆかり……Mobなんとかならない?」
「うーん、そうだな」
ゆかりとマイが質問してくるが、俺なりにも考えがある。
なかなか高レベルで管理されてない異界は少ないけど、あるところにはある。
「ここらへんだと郊外の神社……というより小さな社っていったほうが良いか」
川沿いの丘の上にポツンと鎮座する社……鳥居も小さく、大人……180センチ以上の人は屈まないとはいれないくらいの鳥居を一定レベルがある者がくぐると異界に通じるシステムになっていたはず。
ゲームだと裏ダンジョン扱いであったが、拾得物や戦える相手も浅い階層ならちょうどいいだろうし、何より異界内で生活している巫女達を口説ければ結構な戦力になるだろうし……。
「考えはあるんだが、とりあえず6月中旬くらいまでは待ってくれ」
「考えがあるんだったら良いんだ」
「そうそう。刺激が少ないとやる気が湧かないだけだし」
「だったら夜のやる気を刺激してやろうか!」
「いやーん」
俺とマイがイチャイチャし始めると、ゆかりに食事中と手刀を頭に落とされた。
俺達は結局80分で肉をしゃぶしゃぶしまくり、全員で200皿以上食べて店員さんを涙目にさせるのであった。