エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖) 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
「というわけでレオンがパーティーから離脱することになった。まぁ業務提携というか、もっと大きな括り……クランみたいな感じで引き続き協力していくから」
「でも売春を斡旋するって良いの? 私的にはモニョるんだけど」
夕飯を食いながら、あかりがそう答える。
売春の元締めと聞いてかほも嫌な顔をしている。
まぁかほはトラウマというか過去があるから仕方がないけど……。
正直レオンとパーティーを組んでみて、確かに稼げるんだが、独立したいって気持ちと彼自身の欲深さみたいなのが見えてきて、女性陣からは警戒をされ始めていたので、チームを分けるのはちょうどよかっただろう。
それにあっちのチームも軽く話した感じだが、一条ゆずりは……彼女がブレーン役をやってくれるっぽいので、レオン1人に任せるより圧倒的に安心できる。
金稼ぎの効率は落ちるかもしれないが、こっちはこっちで稼げる方法は幾らでもあるので、レオンの離脱は女性陣のモチベーションを考えるとメリットかもしれない。
(友人にこんな考えを持つっていうのは悪いかもしれないけど、エロゲ世界だから生存優先……油断できねぇんだよな)
自分自身がレオンの事を損得で考えている事に少し自己嫌悪に陥りながらも気持ちを切り替える。
学校では来週に球技大会が開催され、それが終われば文化祭が始まる……球技大会はゲームだとクラスで優勝すると賞品として結構良い効果を持つアイテムが貰えたりするし、文化祭では裏に通じるDクラスがマジックアイテムとかを売っていたりするので序盤の装備を整えたりするには有益なイベントである。
というか1周目のゲームだと、この文化祭で装備を整えられるかで以後の難易度が変わってくる結構大切なイベントである。
なので明日は金稼ぎ優先かな。
社の異界は来週の金曜日から2泊3日で行くことにしよう。
加藤さんからまた指名依頼も入っているし、各々金策という感じにするか。
日曜日は改めて計画を立てた通り、俺は加藤さんの車の復元の依頼とおママから除霊の依頼をやって欲しいって言われたので、かりんと一緒に各地に転移しながら除霊の仕事をやっていった。
おママ的には塩漬けになりがちな除霊の依頼を1日で複数件扱ってくれるため、俺の評価は高いらしい。
おママの評価が高いと地雷依頼を弾いてくれたり、周囲の評判が良くなったり、ちょっかいを掛けようとしてくる連中を牽制してくれるので、評価が高いことに越したことはない。
「加藤ちゃんから聞いたわ。個人間で取引してくれても良かったのに、私に噛ませて指定依頼にしてくれるなんて……なんて良い子なんでしょう」
おママに抱きつかれる。
オカマで鍛えているからか、大胸筋の圧が凄い。
「こっちにも結構な金額が入ってくるし、サービスしなきゃね。何か欲しい情報があったら聞いていいからね」
おママが情報を聞いても良いと言われたので、機材を取り揃えてくれる伝手が欲しいと伝える。
研究者のみちる、技術者のゆずりはと色々薬やマジックアイテムを作ることができる人材が揃ってきたので、だったらそれを活かす事ができる装置を揃えられる人との伝手が欲しかったりする。
「あら? そんなことで良いの? だったら紹介するわね」
そう言っておママがスマホで電話をかけると、男性の声が聞こえた。
「山ちゃん、貴方に紹介したい人がいるんだけど?」
『なになに夢ちゃん、俺に紹介したいって随分と信頼してる人物じゃん』
おママの本名が夢霧さだおなので同年代からは夢ちゃんと呼ばれている。
「そうなのよ。期待の若手って奴。前に居酒屋で話したビッグハウスのリーダーが貴方と伝手を持ちたいんですって」
『へぇ……いいよ。今からでも会おうか』
「今から会えるかですって、Mob君どうする?」
「じゃあ今から会います。よろしくお願いします」
「ですって山ちゃん」
『了解。今から行くわ。数分待っててくれ』
数分後、スーツに眼鏡を掛け、髪を七三に分けたできるサラリーマン風の男が現れた。
「紹介するわね。山ちゃんこと山本さんよ」
「山本です。これが名刺になります」
「ご丁寧に……Mob……いやおママからの紹介なんで毛部です。よろしくお願いします」
「毛部さんですね……して俺を夢ちゃんから紹介してもらうってことは機材関係を取り揃えたいということでしょうか」
「はい」
俺は身内に技術者を抱えたこと、肉体のレベルリセットを食らった影響(オナホ化)で低レベルになってしまったが、レベリングすればマジックアイテムも作れるようになると説明する。
それに現段階で薬を調薬できる研究者も抱えているので、薬の効能を上げられる機材も将来的に取り寄せたいと説明した。
「なるほど……今度カタログを転送しますのでそれを見て選んでくれると幸いです。うちは色々扱ってますのでね。以後も活用してくれると幸いです」
「よろしくお願いします!」
こうして機材業者の山本さんと知り合うことができたのだった。