エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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6月9日 球技大会

 6月7日月曜日。

 

 球技大会の2日前。

 

 俺は学校に行くと、始業前に松井さんに声をかけた。

 

「ん? 僕になにか用かな? 毛部君」

 

「いや、昨日近くのスーパーで働いてるのを見かけて……夏休み前なのにアルバイトしてるのも珍しいなって思って」

 

「あ、見てたんだ〜、やだ、声かけてくれても良かったのに」

 

「真面目に働いていたから声かけづらくって……最近働き始めたの?」

 

「そうそう、2週間前から働き始めたんだ〜」

 

 彼女に話を聞くと、松井まなこは中学生の妹と現在2人で暮らしていて、親は色々あって蒸発。

 

 現在は親戚の家にお節介になっているらしいが、そこも経済状態が良いわけでもないので、アルバイトを始めたのだと。

 

「パパ活でもよかったんだけどね〜、ただ売りだとお給料が安定しないし、僕みたいな顔だと需要がね……」

 

 松井はそんな事を言うが、俺的には普通に可愛いと思うが……胸は大きくないけど、発育途上の女子高生ならこれくらいじゃないかと思うのだが……。

 

「あんまりパパ活とか言わないほうがいいぞ」

 

「毛部君は真面目だね〜、女の子は皆やってるよ〜」

 

 そう言って松井は後ろで喋っている清楚系の女子達を指差し

 

「あの子達顔も性格も良いからめっちゃ稼いでいるらしいよ……羨ましいよね〜」

 

 んなことを平然と言っていた。

 

 流石エロゲ……というかこのままだとクラスの女子とか妊娠して休学する連中が出てきたりするんじゃ……いや、妊娠しても通ってる先輩方そう言えば居たな。

 

 認識阻害が学校全体に若干入ってるから……そう考えるとやべー学校だな。

 

 ゲームでも女性NPC達が保健室で出産する……なんてヤバいシーンが普通に起こっていたし。

 

「まぁ僕はアルバイト始めるの早かったけど、他の人達も夏休み以降はアルバイトするの増えると思うよ。毛部君はアルバイトとかしないの?」

 

「俺はあれだな、日雇いのバイトやったりしてるな」

 

「日雇い! 凄いね」

 

「そんなにすごくはないぞ……何か困った事があれば相談に乗るからな。同じクラスメイトだし」

 

「うん、ありがとうね」

 

 

 

 

 

 

 

 学校で何となくスマホを覗いていると、裏フリマで球体化された女性や少年が売られていることが増え始めていた。

 

(オナホ職人の次のボスが動き始めたか)

 

 オナホ職人に気に入られたことでボス戦をカットして、次のイベントが始まったらしい。

 

 次のボス……バキューム怪人は悪の組織に改造された悲しき改造人間なのであるが、人を捕食して野球ボールサイズの球体に圧縮してしまう……という恐ろしい性質を持っていた。

 

 復元ペンライトがあれば復元させることもできるが、数日経過で死んでしまう為、オナホ職人以上に気をつけなければならないボスである。

 

(ゲームだと仲間以外の関係がある人物に被害が出るんだよな……今の状態だと男連中が多いけど、女性だとかりんが危険か?)

 

 1周目で転移使いのかりんがやられて復元ペンライトを持ってなくて、復元できなかった時は発狂したが、今は復元ペンライトで元の体に戻すことができる。

 

 あと関係ある人物がこれから増えてもちょっと危険……あ、パーティーから外れたからレオンも危険っちゃ危険なのか……厄介だな。

 

 ボスのレベルとしては40レベルでオナホ職人と同じぐらいだが、体力が多いし、異能も強い……それにオナホ職人とは違い戦いを避けることができないボスなので厄介極まりない。

 

(犠牲者が出始めたってことは既にエンカウントの確率は上がってるはず……遅くても夏休み前にはエンカウントするかな?)

 

 

 

 

 

 

 6月9日……水曜日。

 

 球技大会当日。

 

「なぁかいと」

 

「なんだレオン」

 

「俺達あれに勝てると思うか?」

 

「異能を使えばワンちゃんあるが……無理だろうなぁ」

 

 球技大会……1年生はドッジボールがやる種目で、クラス対抗戦なんだが、1人化け物が暴れていた。

 

 そう、しずかである。

 

「おい、誰か奴を止めろ!」

 

「1対20になっても勝てねぇぞ!」

 

「投げられたボール時速何キロ出てるんだよ!」

 

 各所から悲鳴が上がってる通り、しずかが怪力で裏表問わず生徒達を次々に撃破していく。

 

 しずかだけ無双ゲームをやっている感じで、完全に蹂躙であり、俺も強くなっていたが、しずかほど化け物にはなっていなかったので、しずかのクラスと当たった時に俺がしずかの球をキャッチしただけで歓声が上がるくらいである。

 

 実際にしずかの投球をスピードガンで計測した野球部が

 

「使われてるのバレーボールだよな……なんでバレーボールが時速160キロ出てるんだよ」

 

「野球ボール投げたら180キロでも出るんじゃね?」

 

 なんて呑気な会話が行われていたが、これ、認識阻害が学校にかけられてなかったら大問題である。

 

 裏の人間も1年生だとそこまでレベルが高いのは殆ど居ない……俺達35レベル台でも期待の新人枠……つまり上位層なので、しずかのステータスを止められる奴は結局最後まで出てこず、しずかのクラスが優勝をかっさらっていった。

 

 優勝賞品はシャーペンなんだが、マジックアイテムになっており、使用者の学力が向上しやすくなる……という効果で、俺も欲しかったが、しずかの欠点が更に無くなるってことを考えると良い品かもしれない……。

 

 というかそうなるとしずかのステータスが

 

 筋力 SSS

 防御 SSS

 異能 S

 知力 B→A

 速度 SSS

 

 になるってことだよな……。

 

 マジで手がつけられなくなるじゃんか……。

 

 終盤でもこんなステータスのボスはラスボスクラスしかいねーよと思いながらも、しずかが仲間で良かったと安堵する俺だった。

 

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