エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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6月17日・18日 人工知能のカラーズ

 家に帰る前にゆかりと2人で飯を食うことにした。

 

 ちょうど地下街から家に帰る途中に台湾料理屋があるので、食事はそこにすることにする。

 

「イラッシャイマセ」

 

 カタコトの店員に席に案内されてメニューを眺める。

 

「台湾料理屋かぁ……Mobと出会う前はあかりとマイの2人と一緒によく行ってたなぁ」

 

「安いからか?」

 

「うん、それでボリュームも凄かったし」

 

 俺は唐揚げ定食を、ゆかりはチンジャオロース定食を注文すると直ぐにメニューが出てくる。

 

 定食メニューは、メイン料理にラーメン、デザートにご飯おかわり自由が付いてお値段1000円。

 

 ランチタイムだと更に値段が下がり800円になるし、安くて美味い。

 

 前世では俺も金に困った時は台湾料理屋に行って腹を満たしていた記憶があるから、ゲーム世界でも台湾料理屋があると知って行ってみたかったのである。

 

 料理が運ばれてきて、まずはラーメンが伸びないうちに啜る。

 

「うん、安っぽいけどちゃんとラーメンしてるから美味しいよな」

 

「ラーメン屋のラーメンというよりフードコートとかのラーメンに近いけどね」

 

 業務用の麺に市販のスープを辛めに味付けした物。

 

 それに鶏油が入っていて味がより強くなる。

 

 これこれと俺は納得しながらラーメンをある程度食べると、一緒にご飯もかき込んで、ラーメンをおかずにご飯を2杯たいらげる。

 

 そしてメインの大きな唐揚げ。

 

 1個で手のひらくらいの大きさの唐揚げをまずは塩で1口。

 

「ゆかりも1個食べるか?」

 

「本当! じゃあチンジャオロース少し分けるね」

 

 おかずをシェアして食べ進めていき、4つあった唐揚げを食べ終わる時にはご飯を追加で3杯おかわりしていた。

 

 最後に杏仁豆腐を食べて、腹八分目って感じか。

 

「外食かつこの値段でここまで満腹にできる店ってなかなか無いよな」

 

「最近だとお米の値段も上がってご飯おかわり自由の店も少なくなってきたからね〜」

 

 2人で2000円を支払って店を出る。

 

 ちゃっかりゆかりとデートみたいな感じになったな。

 

 ゆかりもそう思ったらしく、

 

「デートみたいだったね!」

 

「そうだな。いや、これはデートじゃないのか?」

 

 なんて雑談しながら家に帰るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 ゆかり達の住む一軒家に帰ると、早速パソコンのパーツを復元ペンライトで全て修復を終える。

 

 それをゆかりがパソコンを組み上げていき、最後に人工知能のカセットを3つパソコン内にインストールを行うのであった。

 

「ふう、出来上がった……」

 

「お疲れー」

 

 手慣れているからか作業は30分程度で終わり、ゆかりもセッティングされたパソコンと周辺環境に満足げ。

 

 そして今はノートパソコンに入っているデータを転送していき、再起動すると、組み上げたパソコンは正常に稼働を開始した。

 

「で、人工知能達ってどこに居るんだ?」

 

「そこに居るよ」

 

 ゆかりが指を指すと3枚あるモニターの右端から人型のデフォルメされたキャラクター達がこっちを見ていた。

 

『お、お買い上げありがとうございます!』

 

『あ、それ僕が言いたかった』

 

『どっちでもいいですけど、これ私達人格のコピーってことですよねぇ……きっとパソコンで壊れるまで働かされるんです!』

 

 真面目そうな子、自信ありげな僕っ娘、そしておどおどして悲観的な子の3人の人工知能がインストールされた。

 

「ふっふっふっ……君達はゆかりさんの下僕としてしっかり働いてもらいますからね……具体的には働く時間は1日6時間、休憩あり、作業が終わったらパソコン内で自由にしてくれて結構、パソコンの容量内でゲームを遊んでくれても良いから」

 

 もっと馬車馬みたいに働かせるのかと思ったが、だいぶゆるゆるだな。

 

 じゃあそれに頑張ってくれたらこうしよう。

 

「頑張ってくれたらお前らに新しい体あげるよ。メカ娘みたいになるけど良い?」

 

 俺がそう言うと人工知能達はめっちゃ喜んだ。

 

『体くれるんですか?』

 

「しっかり働いてくれたらな……あと自己紹介してくれ」

 

『これは失礼しました! ……いえ、私達はあくまで人格のコピー……名前は新しく付けてもらいたいです』

 

「だってよゆかり」

 

「ちなみに全員性別は女性?」

 

『私はそう』

 

『僕もそうさ』

 

『私もそうです〜』

 

 一応性別は確認してから購入したけど、ちゃんと女性の人格だったらしい。

 

「名前かぁ……そうね〜真面目そうなのがイエロー、おどおどしてるのがブルー、僕っ娘がレッドで良い?」

 

『安直〜』

 

『でも色で呼ぶのは良いんじゃないか? コードネームみたいだし』

 

『ブルー! 私の名前はブル〜』

 

 3人も気に入ってくれたらしい。

 

 まぁ3人の扱いに関してはゆかりに任せよう。

 

 ゆかりは直ぐに箱庭のパソコンゲームをインストールすると、アカウントを4つ作ってそれぞれのアバターを作成して、ゲーム内で交流を始めるのであった。

 

 なお翌日から彼女達を使って動画編集を並列で作業していくのだった。

 

 

 

 

 

 6月18日金曜日の放課後。

 

 俺は加藤さんから指定依頼を受けていたので、車の回収に向かい、加藤さんから車を受け取るついでにお金の話を行った。

 

「加藤さんが仕事を回してくれたのと、資産運用して夏前くらいには異界を購入するお金を用意できそうです」

 

「お、それはそれは……異界内の移動で車を買ってくれるとおじさん嬉しいんだけど」

 

「その時はお願いするんですけど、終末後ガソリンとか手にはいらなく成るかもしれないじゃないですか。だから電気自動車かマジックアイテム化したやつだと嬉しいんですけど」

 

「電気自動車なら比較的安く売れるけど、動力をマジックアイテム化するのは結構な金額がかかるから」

 

「中古でも高いですか?」

 

「高いな。需要滅茶苦茶あるから……昨今はガソリン代もバカにならないし……」

 

 加藤さんと島購入するとして数千万円、設備修復費でこれまた数千万円、自給自足をするならその分の農業設備の投資でも数千万かかるぞと忠告された。

 

 設備修復費用は復元ペンライトがあればどうとでもなる。

 

 まぁおおよそ1億あれば何とかなるか? 

 

「しっかし見違えるほど強くなったな。異界に潜っていたのか?」

 

「はい、それで遅れてしまって」

 

「な~るほど。でも無理すんなよ」

 

 加藤さんから忠告されるのであった。

 

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